Rj's SkaaRj Page_27


この頁では、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unreal をやってみて思ったことなどを書きます。決して中上級者向けの技術向上参考頁にはなり得ないので、御了承下さい。私はにぶいのです。。。今回は、750の熱問題再浮上、ぢんせいはやり直し不可である、Unrealにゅうもんへん、対戦の話などです。(1999.07.29)

  1. Heat it!
  2. undo不可
  3. Welcome to the unReal World!
  4. 現状・・・

その二十七

1.Heat it!

今日(1999.07.24)は芥川龍之助の命日。忘れもしない1927年、の話です。なんでも、春から夏にかけてはジサツが多いという統計もあるらしいんですけど、私もわからんことないです。だって、

  1. 南関東、既に最高気温が35度くらいに・・・あちすぎで、なきそう。
  2. 自室のエアコンが、前回書いた雷のおかげと思われるが、更に壊れた。今までは暖房と通常の冷房機能が死んでいて、「ソフトドライ」という除湿中心の軽い冷房だけが生きていたのだが、それすらも・・・たまにしか機能しなくなった!
  3. 自室、風通しが、悪い。

暑さにへべれけに弱い私としては、もうしにそうです、マヂで。ははは

ところで、これまた前回「前フリ」?した通り、1999.07.22によこたさんがUnrealの対戦について書いて下さいました。よこたさんありがとう。極秘の裏情報ですが(ウソ。よこたさんが公言してます。)、なんでも某周辺機器大魔王(アレ?チガウ?)ことWAOさんとよこたさんが、果たし合いで雌雄を決するとか何とか。。。雌にされちゃったひとは、罰としてProFormance 3かぶーづ3カードを買わないと不可いとか何とか・・・(またウソ。Rjの妄想です。)

んで、あちい、という話なんですが、最近私の750も大分温度が上がるようになってきました。周囲の温度35度(註:外気より高くなります。特にMac周辺は熱気がこもって・・・)では、TAU温度が(それまでは高負荷時で44度くらいだったのに)48度まで上がるようになってきました。220MHzでの使用では28〜32度、325MHzでも室温が低ければ36〜40度だったんですけど、暖かい季節になってきて44度という表示に達するようになったら不安定になった(但し、BS cache動作比を3:1に落とすと結構安定。)ので、315MHzに落として使っていたのですが・・・

不思議なことに(或いはそれは不思議でも何でもないのかもしれませんが、ムチな私には不思議、ということです。)、325MHzでは44度(といってもまあTAUの誤差や刻みを前提にして下せい。実際に正確な温度計で測った温度と較べては不可い、という意味です。)で不安定になったんですけど、315MHzでは48度になってもへこたれることなく動いてます。短絡的には、CPU安定可動速度上限は温度だけで決まってるのではない、ということになりそうです。その他の構成要素が同じ場合でも。

それでも48度という表示は私にはやや不安。以前から、「しーとひんく(註:ヒートシンク)がぜんぜんあったまらない?」と感じていたこともあって(=CPUからしーとひんくへ、ちゃんと熱が伝わってないんぢゃないの?という疑惑です。)、思い切ってしーとひんくを外して状態を見てみました。

げーん

面積の半分くらいにしか、しるこぐりす(註:シリコン樹脂系の熱伝導グリス)がついてない・・・

げげーん

ばた

(やっぱり・・・)

というわけで、細かい平らな道具で丁寧に全体にしるこぐりすを拡げ、またしーとひんくを装着してみました。で、折角筐体を開けたので、久々にカードのスイッチでCPU駆動速度等をいろいろに変えて試してみました。すると、325MHzにしても、高負荷時に40〜44度までしか上がらなくなりました。室温35度なのに。Unrealのcastle flybyをしばらく回してみても、特に不都合は生じないようです。室温30度くらいなら、RC5クラッカを裏に回せば36度に下がったりもします。しるこぐりすを延ばす前@315MHzの時よりも、明らかにTAU温度は低くなりました。

やった!

因みに「高負荷」を掛ける為に、私はRC5クラッカを前面で動かすとか、上記のようにUnrealのデモを回し続けるというようなことをやっています。MacOS 8.6からはシステムの電力管理機構が知的になったので、通常の使用ではかなりCPUに「楽」な状態になっています。例えば高負荷時に48度まで上がっていた時でも、負荷を減らせば(RC5クラッカを止めれば)40度くらいに落ち着いてました。

因みに2、以前から気になっていたbus速度とRAM読み書き速度の関係ですが、残念ながら私のカードでは45MHzまでしか試せません。ので、60nsのDRAMへのアクセスはbusが47MHz程度までなら3クロックで出来るけど、50MHzなんかにしちゃうと4クロックになって却って遅くなる、というのを実際には確かめられません。しかし、325/43.3と、315/45.0では試せました。どちらもNewerのRAMometerでの計測だけしかやってませんが、43.3MHz(=3クロックで約69.2ns)の時は毎秒約69000KB、45.0MHz(=3クロックで約66.7ns)の時は毎秒約71000KBでした。あとは、50.0MHz(=3クロックで60.0ns→アクセスマージンが無いので4クロック=80.0nsでのアクセスになる?)まで試せるカードを7300に刺してる知人に・・・暇なときやってみてよぅ、と依頼ちう。。。

私のカード、bus=46MHzの7倍でCPU=322MHz、ってのがベストなのかもしれない気がしてきました。。。うーん・・・はんだを使えば改造可能???でもなぁ・・・スイッチ関連とは言えやっぱりはんだは・・・廃人(© Tak.さん)への昇格試験の一つということですから、不器用な私にはキケンすぎかも。。。部品の大きさが全部今の3倍くらいだったら、やってみようかという気にもなるのやもしれませんが。

(以上1999.07.24)


2.undo不可

ぢんせいはundo不可である。

「これくたゆい」のゆいさんに妙なシンパシィのようなものを感じていたのは何故だろうと以前から思っていたのですが、分かりました。彼女は、「ぶんぶんおぢさん」「わんちゃん」「ぷりぷりねえさん」「よこつんつん」などと、敵のひとに勝手なあだ名を付けて呼んでしまう、という特性があるからです。私も、きかんぼうとか総番とか女衒とか、勝手な呼び方をしてしまうのが好きです。

さてその「これくたゆい」ですが、今回(1999.07.23)はやたら説教臭いものでした。ぢんせいはやり直しが効かない、と。まあその通りなのですが、そこから私の妄想は例によって飛躍しました。

私がunrealの世界を旅しているとき、異様にこわかったという話は何度もした通りです。とにかく、神経をぴきんっと張りつめて未知の領域をずんずん進んでいくということは、非常にこわいことでした。いつどこから誰が突然降って湧いたように(ある局面では確かに彼らは降って湧きます。しかも、わらわらと際限もなく。)襲ってくるか分からないし、誰も出てこなくったってどきどきするような雰囲気に満ちたところが沢山ありました。

それでも、「しょせん、ゲームよ、ふっ。」と思ってしまえば、たとえ死んだところで何度でもやり直しが効くわけですから、そんなに恐れることはないのかもしれません。しかし私はとにかく怖かった。何故でしょう。

考えてみるに・・・いや、考えるほどのことでもないような気もしますが、私が本当にゲームの世界に入り込んでいた所為ではないでしょうか。そこがゲームの作り出すニセモノの世界である、という認識は完全に取り払われ、まったくの生身でその世界を旅しているかのような感覚を抱いていたのではないでしょうか。実際には、skaarjさんにコーナーに追い込まれて切り刻まれたりbruteさんに崖から突き落とされたり踏み外して溶岩に落ち蒸発したりtitanさんに一瞬で存在を抹消されたりslithさんに引っ叩かれたりmercenaryさんに蜂の巣にされたりkrallさん共々自爆したりpupaeさんに貪り食われたり落石に粉砕されたりqueenさんに呪殺されたりしつつ何度もやり直してやっとクリヤできたわけですけど、「やり直せるからいいや。」といった気楽な心持ちで未知の領域に踏み込んでいくということはありませんでした。

上に並べたように、実際に旅を進めていく過程で惨殺された/消された時のことは具体的に鮮明な記憶が残っております。その度に「ぁぁ・・・死んでしまった・・・」と小さからぬ衝撃を受け、しばし茫然とする時間を持ったということです。言い方を変えれば、unrealというゲームは私にそうさせるだけの力があった、と。

所謂「コアなゲーマ」といった方ではないのですが、それでも私はいくつかの電算機ゲームをこれまでにやってきました。大昔の8bitゲーム機に始まって、面倒なので中略、MacではMarathonや金魚すくい、その他もろもろ。そんな中で、Unrealほどゲーム中の世界を現実様に感じたものはありません。次ぐものとしては、Marathonでしょうか。また、感受性を刺激されるという意味では、「その四」で触れた「おもひで前奏曲」ってのもいいです。(を?「2」が出るのかな?いいぞぅ!かせいがんばれ!)気分がぎすぎすと廃れてるなぁ、と感じた時なんかにちょっとやると、少し心を取り戻せるような気がします。気がするだけやもしれませんが。。。(ある意味でこれはunrealと正反対のゲームなのかもしれません、私にとって。あくまで、虚構を虚構として楽しむ、といった感じですからね。。。実際のRjはこんなにもたのしげな高校時代を送ってませんでした。)

最後に、ものすごい衝撃の事実。。。私は今まで、得点は殆ど気にせずただただ自分のよくぼうをみたすために遊んでいたんですが・・・ええっ?中級編で850点以上を出すと・・・げーん・・・まだお目にかかってない・・・

ばた

「その四」を書いた頃に私が「おもひで前奏曲」をやってみた時の記録があります。高得点には中級編がいい、というようなまにやるの記述を見て何か思って取ったんだと思いますが、こんな感じでした。

1-1.423
2-2.617
3-3.706
4-1.589
5-2.655
6-3.710
7-2.846
8-3.673
9-2.816

何回目か、何編か(1=初級、2=中級、3=上級)、何点だったか、です。(あ、846点って出してるんだ・・・惜しい・・・)

(またやってみよう。。。)

(30分後。やった!879てん!)

(更に30分後。っははは!面白いぞぅ、特別編!・・・ちょっと得点を意識してやってみたら、941てん・・・けど、得点はもういいや。それより、やっぱり自分の性格を「危険」か「わがまま」か「きまぐれ」にして言いたい放題ざくざくすぱすぱっと・・・普段ストレス溜めてるのかな?→Rj)

(以上1999.07.24)

オマケ:Rjのunreal対戦、初体験告白。

この節は確か「やり直しが効く/効かない」の話題だったと思いますので少し。

Unrealでも、独り旅でなく対戦モードならば、何度でもreincarnation可能なものと受け入れて(気楽に)遊べます。今までBOT(こんぴうたの操る敵役のひと)相手に独りでやったことしかなかったんですが、1999.07.25の20時過ぎのWAOさん@Mac日記の日々の更新でお誘いを受け、(私が見たの23時頃だったんですが)その後そのメッセージが23時過ぎ(MAQさんのLINQ?LINC?LINK!によれば23:22)に微妙に修正されてたのを見て、WAOさんと連絡取ってやってみました。(よこたさんはざむねむながら連絡取れんちんでした。。。また改めてアポを取って・・・)

最初、自分のMacに割り当てられたIPアドレスってどこで見るんだろう、と思ったんですが(FreePPPからOT/PPPに故有って乗り換えた直後の「OT/PPP素人」なもので・・・)、Apple System Profilerでそう言えばそんなのを見るとこがあったような気がして調べたら、わかりました。(PPP接続して、ASPを起動して、もぢらでどっかへ繋いでみた後にASPの情報Updateしたら出ました。)で、WAOさんにこちらのIPアドレスを伝えて、私が死闘面の一つをStartしておいて、WAOさんにJoinしてもらいました。

(追記:「TCP/IP」コンパネの「情報」で見た方が早いっすね、IPアドレス。)

(追記その2:と思ったら、↑これだと桁数の関係か最後まで表示されないことがあると判明・・・やっぱApple System Profilerで見る方がいいみたいです。これって「TCP/IP」−MacOS 8.6Jで入るやつ−のバグぢゃないかと思えるんですが・・・どうなんでしょ。)

やった!

面白いですねぇ。現実世界ではお会いしたこと無いんですが、そこではお互いに自らを操って疑似的に会ってるような感じ。(因みに、WAOさんも女性playerでした。あはは)

面はいくつかある死闘面の中で、比較的「かくれんぼ」になりにくそうなのを選びました。えーと、ドレだっけ・・・「Death Fan」っての、DmDeathFan.unrですね。堕ちると扇風機に刻まれてしまうやつ。見通しはいいです。ファイルサイズは小さいし(ってのが関係あるのかどうだか分からんちんですけど・・・)、拾える武器も限定されていて、私のような素人には混乱が少なくていいみたいでした。

ということで、WAOさんありがとうございました。 m(_   _)m

(以上1999.07.26)


3.Welcome to the unReal World!

果たして誰がMr.Misterなんて昔のバンドのあの唄を連想しうるか、という問題は置いといて、最近「第二次Unrealぶーむ」(Rjが勝手に命名)が到来したようなので、ここで・・・私の失敗を基に、ちょっとしたちうとりやるを書きます。

なんてエラそうなことを言ってますが、言うまでもなくこの記事の著者はRjですので、いつものごとく怪しげでいんちき臭い情報の羅列となります。ごちうい下さい。

  1. インストールと起動

    CD-ROMを入れて、中のインストーラをダブルクリックします。画面に出てくる簡素な指示に従って、好きな所へインストール開始。(必要に応じてGame Sprocket関連も入れて下さい。)終わったら「Unreal」フォルダの中にある「Unreal」アプリをダブルクリック等で起動します。おしまい。

    えっそれだけかって?ハイ。だってこれ、Macintosh版ですもん。ははは。

    と言いつつ、これだけぢゃMacintoshの使い手のかた相手に書く意味ゼロなので追加します。フルインストールした場合(450MB程度食います。)、Unrealの起動時や新たな面を開始する際の待たされ時間が短くなります、貴方のCD-ROM読み速度がHDD読み速度よりも実効的に速くない場合は。ゲームでの描画速度には、基本的にはインストール状態は影響しません。フルインストールした場合のもう一つの利益は、Unrealを起動する際にそのCD-ROM挿入を要求されない、ということです。(但し、version 1.02b以上が必要。)HDDやCD-ROMへのアクセスは、一旦ゲームを開始すれば保存時や次の面への移行時以外フルインストールしてなくても生じません。もしそれがゲーム中に生じたらのろすぎて遊びにならないので、そこでSAVEして一旦Quitしましょう。(古いバージョンではこれがたまにありました。)

    ナマRAMがおよそ650MB以上積んであるある場合は、システム構成にもよりますがRAM上にUnreal関連書類まるごとマウントして起動を無茶苦茶高速化することもできます。この場合、ShrinkWrapやDisk Copyで「Unreal」という名前の500MBくらいのimageファイルを作成し、そこにUnrealをフルインストールして(HDD上に既にしてあればそれでも可)、「Unreal」フォルダの中身をそっくり今作ったヴォリューム「Unreal」直下に入れてやればOKです。但し、その仮想ディスクに空き容量が少ないと、ゲームを保存したりスクリーンショットを撮ったり出来なくなるかもしれません。

    「Unreal」アプリへのメモリの割り当ては、大体102400KB(注意:これ、公開当初、0が1コ足りてませんでした!)以上あれば問題無いようです。それ以上増やしても、速くなったりはしません。Quitせずに連続して複数の面をどんどん遊ぶ場合、割り当てメモリが大きい方がUnrealの確保したメモリの断片化による「メモリ不足で続行不能、一旦Quitしてね。」が生じにくくなりますが、一面ずつ遊ぶならば100MBでOKです。不審なら・・・それでもせいぜい120MB程度でいいかと思われます。勿論余裕があれば200MBでも300MBでもあげてやってOKです。途中でQuitせずにがんがん先の面へ進んでしまう場合にはその利益が出ます。

    ということで、マシンの搭載ナマRAMが128MBに満たない場合、快適に遊ぶ為には増設が必須です。。。

  2. 設定と遊び方

    ひとまずデフォルトでやってみますか。Unreal 2.20b以降では、デフォルト設定はそれなりに無難なものになっています。(それ以前は忘れました。)こまごまとした設定は後でまた。但し、めにう画面→「OPTION」→「CUSTOMIZE CONTROLS」のところは一応確認しておきましょう。基本的にはデフォルトのまま、もしくは、そこらから少しだけ変えた状態に慣れることをお奨めしておきます。ゲーム専用コントローラを使用した場合は分かりませんが、少なくとも鍵盤だけでは私はマトモに遊べませんでした。マウスで照準、鍵盤で移動、という標準スタイルが無難です。

    余談ですが私の場合、標準から変えてるのは「shiftをalternate fireに、controlをwalkに」ってとこだけです。滅多に歩かないのでwalkは殆どどうでもよくて、左手@テンキーで移動しつつ右手マウス(1ボタン)でprimary fire、左手小指でshift=2ndary triggerってやってます。これらユーザ固有の設定は、2.24bあたりから「User.ini」というファイルに保存されるようになりました。再設定が面倒な場合、このファイルをバックアップしておくとらくちんです。

    めにうの移動は↑/↓キー、項目の設定状態変更は←/→キー(解像度の変更等一部は、enterもしくはreturnキーで決定)です。(どす慣れしてない方には珍奇?かもしれませんね、こういった手法。私は戸惑いましたが、そのうち慣れました。)

    ゲームの第一の目的は「この恐ろしい世界から抜け出す方法を見つけること」ですので、出てくる敵の人を打ち負かしつつ先へ先へと進んでいきます。時々escキーでめにうを招喚してSAVEしておくといいと思います。(死んでしまってやり直すだけなら、めにうからLOADします。SAVEしてQuitした後の再開時は、SAVEしたファイルそのものをUnrealアプリ本体にdrag&dropすればOK。「Save」フォルダの表示をリストで日付順にしとくと最後の保存ファイルがすぐ分かって便利です。)

  3. 描画速度について

    豊かな映像表現がその特徴の一つとなっているUnrealですので、ちょっと沢山書きます。

    最初のデモ面(Nali castle fly-by)で、tabキーを押して出てくるコマンド入力行に
    ( >timedemo 1 [return]
    と入力してしばらく放っておくと、一周平均のFrames Per Secondが出ます(但し2.20b以降)。この数字が概ね20以上であれば、ほぼ問題無く遊べるでしょう。(私の感覚では12〜13程度が下限ですが、その場合巨大な敵のひとが出てくると多少辛くなります。辛い場面で「紙芝居」化に翻弄され死んでしまったら、思い切って画質や音質を落として再挑戦するのが吉かと。画質や音質を最低まで落としてもデモ面でのFPSがおおよそ15未満な環境では、何らかの高速化、つまりハードウェアへの投資を考えた方が楽しいかもしれません。。。)
    2.20b以前の場合でも、
    ( >stat fps [return]
    とやると、その場のFPSが出ますが・・・いろんな意味で、2.20b3以降(最新版は1999.07.29時点で2.24b4)に上げておくことをお奨めします。あそうだ、timedemoを消すには、
    ( >timedemo 0 [return]
    でOKです。なお、このtimedemo招喚は、別にデモ面でなくてもどこでも出来ます。

    描画速度を上げる為には、

    大体これでOKです。現在のAppleのマシンで言うと、恐らくこんな感じです。

    旧型マシンでは、恐らくこんな感じかと。

    7300/604e,180MHzでどれくらい行けるか、というのが「その十三」辺りにありますが、それに加えて最近取ったデータ@7300+750@325/130/512KBでのSoftware RenderingとRAGE PROカード(XclaimVR、Gossamer用のVRAMを刺して8MBに運好く増設)の結果を並べておきますのでご参考までに・・・(単位は[FPS]です。)

    Frank's timedemo HQ results
    画面サイズ320x240400x300512x384640x480
    Software14.811.28.15.9
    RAGE PRO15.412.39.77.4

    ということで、ただG3化しただけでは「高品質なUnreal世界の様式美」は堪能出来ない、という結果です。。。(500/250/1MBくらいの750Lならそれなりに行けるかもしれませんが・・・Unrealの為という観点からは、描画度合向上効果と投資額の比を考えると3D描画加速カードの方がよさそうです。)画質や音質を最低まで落とせば、Software Renderingでも20fpsくらい行きますが、Unreal世界の様式美を捨ててしまうのはかなり勿體無いな、と個人的には感じています。

    あ、RAGE PROの効力が小さいように見えるのは、そこで実現されている映像表現がSoftware Renderingと異なるせいです。例えば、Software Renderingでは霧が出てません。

  4. 細かい設定について

    上の描画速度とも深く関係しますが、Unrealでは細かい設定如何で随分いろんな所に変化が出ます。ひとまず、escでめにうを招喚してからcommand+Fを押して、見慣れたMacのめにうバーから「Advanced Options...」を開いてみませう。

    いろいろあるなぁ、と眺めて、意味がわからんちんのところは下手にいぢらない方がいいので「ふうん、こんなにあるんだ。」と思って閉じるだけでもOKです。

    通常の設定変更は、Unrealのめにうから「AUDIO/VIDEO」を選んでそこで出来るものに止めておいて問題無いと思います。但し、ここでの変更はを含めてUnrealの設定変更には即時反映されるものとそうでないものがありますので、「アレ?何も変わらんぞ?」と思ったら、一旦終了して(通常のMacのアプリ同様にcommand+Qで終了可能)また起動してみて下さい。

    デフォルトではそれなりに「軽い」設定になっているかと思いますが、それでも描画速度が充分でない場合は、画質や音質を落としてみるのも選択肢の一つです。ただ、ホントはぶーづ3カードなんかを刺した方がキレイでカッチョイイかも・・・安いPC/AT機用ぶーづ2カードが入手できたら、それでも描画速度的にはかなりいいはずです。(その場合、3Dfxの純正ドライバが必要になります。)

    なお、個人的印象ですが、細かい設定が一番むつかしいのはRAVEモードでした。(このシリーズを全部お読み頂くと苦闘の過程がちらほらと。。。)

  5. 対戦

    この頁のだいぶ上に書いたように、もでむでも通信速度が確保できればちゃんと対戦できるということが分かりました。

    unreal 2.24b4なら、「まんま某OSの標準的ウインドウ」を経由してですが、あっさりとネット対戦の世界へ入れます。まずモデムなり何なりで接続を確保しておきます。んで、Unrealを起動してめにう画面からMULTIPLAYERを選択し、誰かが立てたサーバへ殴り込むなら「JOIN GAME」でサーバのIPアドレスを(例の某OSライクな窓のOpenの欄へ)入力します。或いは、例えばDeath Matchをやってるサーバはどこだろと思ってウインドウのそれらしきボタンを押すと、勝手に探してリストアップしてくれますので、そこで好きなとこを選ぶと入れます。自分でサーバを立てる場合、「START GAME」を選んでから、どの面を使うか等を選択してStartします。後者の場合、Unreal標準のネット対戦面を選べばいいのですが、そうでないと「参加者」が面をまるごとダウンロードすることになります。LAN直結環境ならそれでもよさそうですが(面の典型的サイズは数百KBから数MB)・・・

    ひとりでできるもん、なオフライン疑似対戦モードもあります。Unrealのめにうから「BOTMATCH」を選び、適宜設定して、こんぴうたの操る敵役のひと(BOT)との対戦になります。結構強いです、敵のひとたち。。。

    参考までにDeath Match面を簡単に紹介しておきます。面の名前/ファイル名/作者、です。(作者についてのちょっとしたコメントは、下に紹介するめもに書いてみました。クリヤ後などに見てみると、ちょっと面白いやも。)

    1. Ariza / DmAriza.unr / Myscha

      広大で変化に富んだ面。崖、水場、有毒媒体、高所等、いろんな状況があります。多人数向け。ゲームを買って最初にいきなりこんなものをやると、戸惑います。(私、戸惑いました。)

    2. Curse / DmCurse.unr / Cliff

      ちょっとNali城内部を思わせるような、或いはQ3 testのでものどっちかに似てるような、屋内の複雑な面です。二三人でやると多分かくれんぼになります。

    3. Death Fan / DmDeathFan.unr / Myscha

      見通しが良く簡素、それでいてスリリングで奥の深い面です。使える武器が限定されているのもまた味わいかと。

    4. Deck 16 / DmDeck16.unr / Myscha

      巨大な倉庫のような面。構造は比較的簡素ですがそれなりに隠れ場所等もあり、中人数で最も遊び甲斐のある面かもしれません。緻密な組み立てが可能です。

    5. El Sinore / DmElsinore.unr / Cliff

      やや込み入った面で、溶岩に堕ちたりなんだり、といった悲劇も生じます。ほぼあらゆる武器が手に入り、使いこなしが大事になりそう。

    6. Fire In The Hole / DmFith.unr / Cliff

      四角くて狭い倉庫状の空間に、1,2,3,4という音声案内付きのこの面は、その内装に思わずMarathon(第一作)を連想させられてしまいつつ・・・かなり賑やかになりそうです。多人数でやると修羅場と化します。

    7. Heal Pod / DmHealPod.unr / Cliff

      まるっちい、中央に緑でろでろの柱のある空間が中心の、狭い面です。ここは少〜中人数でやるのがいいかと思われます。にしても、Cliffさんって「肉を斬らせて骨を断つ」ではなくて「生か死か、人間か肉片か」といったものが好きなのかしらむ・・・

    8. Morbias / DmMorbias.unr / Myscha

      中央に中二階付きの円形闘技場、左右に細長い腕のある、簡素な面。武器も限られ見通しもいいので、たいまんはるのには持ってこいでせう。(たいまんって何語?)

    9. Radikus / DmRadikus.unr / Shane

      唯一のShaneさんによる死闘面。Naliの水神様神殿風の内装が、血みどろの対戦とはあまりにも不調和でいい雰囲気です。潜ったり隠れたりなんだり、相当かくれんぼ度の高い面ですので、逆説的ですが少人数でやると却ってスリリングかも?

    10. Tundra / DmTundra.unr / Myscha

      名前の如く凍土帯が舞台。でも、水は凍ってません。狭さでは多分ぴか一なので、かなり熾烈な状況になります。凍える暇も無し。

  6. その他

    まだまだ書くべきことはありそうなのですが、ひとまずおしまいに・・・っとその前に雑多なちび情報を幾つか。


4.現状・・・

(以上1999.07.29)


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