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おしらせ

混沌トップのあるjeton.ne.jp、URLの変更をお願いします。

http://www.jeton.or.jp/users/rj-taka/

「ne」→「or」です。お手数おかけします。。。m(_   _)m

(2001.08.16)

2002.05.28追記。新URLは
http://homepage.mac.com/rj_chaos/chaos/
です。


このシリーズ記事は、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unrealUnreal Tournament をやってみて思ったことなどを書いたのが由来です。今回は、東京の夏、大阪探訪記、あにめ日記、京都周辺に伝わるというコドモ垂涎の催し「地蔵盆」、SSRI(セロトニン吸収阻害剤)のことなど。(2001.08.28)

  1. 新世紀?
  2. あにめ〜〜〜
  3. 雑談系
  4. 現状・・・

その百二

1.新世紀?

(東京の一断片 - part 1/part 2/part 3の続き。)

羽根木公園

part 2からほぼ一年振り、また行ってきました。今度は日暮れ前〜日暮れ後、連続して留まりつつ、やはりねことからすを眺めに。

ねこたちは不相変平和でした。去年ちいさかったのがおおきくなっていたり、去年は見なかったひとが増えてたり。全員をチェックしたわけではありませんが、やはりそこには一年の歳月が横たわっているのだな、と感じます。からすにしてもそうなのでしょうけれど、あいにく個体識別はあまりちゃんとやってないのでどれくらい入れ替わったのか/そのままなのかはふめい。でも、明らかに去年はいなかった若いひとなんかもいました。

虫よけをつけなかったので無茶苦茶沢山蚊に刺されました。お馴染のヒトスジシマカ。私は過去の蓄積があるので痒さもほどほどで済みます。あまり刺されることを気にしません。でも、まだ「殆ど無反応だぜ」という領域には達してないので、見た目は結構凄いことになってました。特に左腕の肘周辺、ボゴボゴ。(後で数えたら、全部で28箇所くらい刺されてました。)

台風11号が近寄っていたので(朝の天気予報では夕方から雨の予想)、湿りがちな風がひーふー吹いていました。でも、星の出る時間帯になると、雲の切れ目から先日茨城の海で見た星の一部が見えました。流石に見え具合は大分まけてましたけど。

ここでは時間がゆっくり流れます。或いは、ここにいるとひと(や妖怪)は時空をゆっくり漂うことが出来ます。亞里亞さん要らず。せかせか生きるかのんびり過ごすかは、誰かが東京にいるかそうでないかとは関係ありません。その人がどういう状態を選ぶか、それで決まります。東京の街中でものんびり暮らすひとやねこやからすはゐるし、地の果てに行ってもせかせか暮らしたければせかせか暮らすことが出来るでしょう。

夏の夕暮れが好き、時々そんなことを言う人がいます。確かに、夏の夕暮れは春や秋や冬の夕暮れとはチガウんだと思います。清少納言は「夏はよる」でしたっけ?私は一応夜行性なので、どの季節でも夜は好きですけど、彼女の好む秋の夕暮れってのは私にはちょっと贅沢品なのかもしれません。楽しげな空気の澱む夏の夕暮れを無邪気に味わう方が気楽な気もします。

ぐでー、っとねてるねこがいました。ぐでー。寛いだねこを見るのはよいものです。でも、同じようにニンゲンがぐでーっと寝てると、「浮浪者?」と眉を顰められてしまいがちなのはどうしてでしょう。謎ですね。

「オーサカ」という幻想

台風11号が東海地方に向かいつつある朝、新幹線で大阪に出かけました。途中で止まるかな?という覚悟で乗り込んだその「こだま化したひかり」は、結局足止めされることなく四時間弱で新大阪に着きました。立ちっぱなしだったので少々疲れましたが、普通の「こだま」だと四時間以上掛かる(と後で知った)ので、覚悟してた程にはヒドイことにならなくて済んだと言えます。因みに、一番溢れそうだったのは富士川で、名古屋辺りでは雲の切れ目による晴れ間、京都辺りではもう「台風通過後」といった風情でした。

大阪ではあまり悠長に全体を巡る時間は取れなかったのですが、それでも遊撃的にあちこち歩き回りました。知らない街へ行ったら歩くのがいちばん。それも、観光客が好んで歩くようなところをなるべく外しつつ。「トーキョー」程ではないにせよ、この街もでかい街です。いろんな部分で、「トーキョー」に見られるような二重構造が発生していることでしょう。その「上っ面」だけ見たのでは面白くありません。もちろん、上っ面を見ないわけにもいきませんが、なるべくならそれを「ああこれは上っ面なんだな」と認識しつつ見たいところ。

時間的に裕福だったら、Netで知り合った大阪周辺にお住まいのひとたちにも挨拶回りしてみたかったところですが、時間的にびんぼーだったので今回は割愛。いずれ機会があれば、と思ってます。

少ない時間だけど歩き回って感じたのは、この街はトーキョー程には虚像化してないということ。単純に地理的/量的な規模も見ても少し小振りなので納得able、加えて、異文化圏からの滞在型来訪者の割合が少なめだということもありましょう。言い換えると、外来種が「溶け込む(溶け込めてるような気になる)」のは難しい、のかもしれません。ぢんせいの前半を東京方面で過ごし、後半を大阪方面で暮らしてるひとなんかはどう感じてるのか、興味あるところです。や、別に名指しでみみずくさんを招喚してるわけではありませんよん。

事前に「大阪豆ゴハン」という漫画(こてこての大阪文化を描いたもの)を復習していきましたが、時間びんぼーに加えて夏休みということもあって、その世界を肌で感じるには至りませんでした。地元民というよりは、「周辺地域からオーサカへ遊びに来たひと」の存在感が強かったように感じます。私の歩いた地域が限られてたということもあります。

確かにここは「そこらに沢山ある地方都市」とは異なります。そこらの地方都市だってそれぞれに個性を有しているとはいえ、それでもいくつか見ていると「共通点」も多く見出せます。大阪はそこから外れている、という意味です。名古屋あたりになると、「でかい地方都市」という色合いが増してきます。京都はいろんな意味で個性的ですが、それでも「ただの地方都市」に過ぎない側面も多く持ちます。福岡や札幌は行ったことないので不明。いずれにせよ、大阪ってのは「トーキョー」的特殊さを半分くらい持った街、という印象が残りました。

でも、まだまだ探り足りないな、という気持ちは強いです。たこやきもきつねうどんも食ってませんし、道頓堀に飛び込む阪神ファンの群とカーネルサンダースおぢさんも目撃してません。(それはチガウ。)

あ、「大阪のエッフェル塔」、思ったより高かったっす。私の棲息域近くにある清掃工場の煙突よりは60mくらい低いみたいですが。(それよか、北西の方にあるヘンな光沢たまねぎみたいなやつ の方が目立ってました。)

そういや、くまぜみの大合唱を聞けると思って行ったら、前夜の台風で吹き飛ばされたのか、ほとんど聞けませんでした。代わりに多くの骸を地べたに見ました。

ぼんおどり

これもほぼ一年振り。世紀を隔てて一体何が変わったのか、変わってないのか。単純に考えれば「殆ど一緒だろ」でおしまいです。でも、一応見てみることにしました。今年は2001.08.24と25の両日行きました。と言っても、一日はカイモノのついででしたが。

去年見た白人風の女の子、今年もゐました。但し二日目のみ。両日通じて、多分小学校六年生くらいの浴衣の二人組が目立ってました。あ、もう中学生だったらゴメンなせい。他はやっぱり私の倍前後生きてると思われるご婦人方(商店街のユニフォーム浴衣)とか、ちいさいこどもが多いです。いずれにせよ、見てるだけで毒気を抜かれてしまいそうな平和な光景です。

曲は、ドラえもん音頭とスワローズ応援歌と炭坑節ともう一つわからんちんなやつ。去年より絞ってます。だいたい覚えました。しかしそういった些細な点以外、形式上は大きな違いも無いように思われました。そう、世紀が変わったといってもそれはあくまで西洋人の都合であって、ここの地味な盆踊り大会には直接大きな影響はありません。不相変私はspectatorでしかないし、地面の色が反転したとかいうことにもなってないし、太鼓は致命的に下手くそだし、去年は無かった夜店が大量に発生したということもありません。

でも、見てる私の気分は少し違いました。去年は「滅び行くもの」を見ている気分でしたが、今年はもうちっと前向きな気分でした。「残したいな」と。私の中で何かが少し変わったんですかね。それとも、ただの気まぐれ、詮無き願望。

そういや、何で浴衣を見てると和むのか少しわかりました。西洋の服装ってのは基本的に「防御」「威嚇」の為のものが多く、日本でもそういった意味合いで着ている人が少なくないでしょう。一方で、浴衣というのは外界と自分を区別し外界から自分を護るという意味合いが比較的弱いのではないでしょうか。だから。

(2001.08.25-2001.08.26)

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2.あにめ〜〜〜

(2001.08.15-2001.08.28)

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3.雑談系

excluded あにめにっき。

(2001.08.14-2001.08.28)

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4.現状・・・

(以上2001.08.14-2001.08.28)

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おまけのりんく



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