2003/12/14(日)
今日こそはと起き出して、外を窺えば晴れてる様子。よし。本日は日の出より営業。(ぉ チェックアウトを済ませてフル装備でてくてくと空港へ。
霧島連山がシルエットに浮かび上がる。赤く染まる東の空は、益々そのグラデーションに輝きを増して行き、いよいよ夜が明ける。
目の前にいるのは、昨夜バルブをしたJA8717。そういえば唯一
・・・・・全文
2003/12/13(土)
寝坊した。目覚ましのブザーを止めたのは覚えているのだが、ぬくぬくとした中に留まる誘惑に負けた。今日は屋久島へ飛ぶ。急がねばならないのだが、
屋久島まで行っておきながら、何をするでもなく空港周辺をウロウロするだけという、いつものアレ(とほほ)。3ヶ月前に指宿枕崎線で西大山まで行って、
15年ぶりだかで到達点の南限を更新
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2003/12/12(金)
佐賀である。アリがでかい佐賀である。松雪泰子の佐賀である。今回は佐賀から九州へ入る。実のところ佐賀とはタダナラヌ間柄にあったりする身なのだが、
しかし佐賀空港、どうすんだろなー・・・・・今回のような超割でもなければ、まずここへ飛ぼうとは考えぬ。やっぱ福岡から電車・・・・。
そこへ今回、ナニユエに佐賀なのかというと
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2003/12/9(火)
2003/12/7(日)
2003/11/16(日)
2003/11/10(月)
2003/11/9(日)
2003/11/6(木)
2003/11/5(水)
2003/11/3(月)
2003/10/30(木)
2003/10/13(月)
2003/10/11(土)
2003/10/4(土)
2003/10/3(金)
2003/9/30(火)
2003/9/27(土)
2003/9/26(金)
2003/9/23(火)
2003/9/20(土)
2003/9/18(木)
2003/9/16(火)
2003/9/15(月)
2003/9/14(日)
2003/9/13(土)
2003/9/12(金)
2003/9/9(火)
2003/9/7(日)
2003/9/1(月)
2003/8/31(日)
2003/8/30(土)
2003/8/29(金)
2003/8/28(木)
2003/8/25(月)
2003/8/24(日)
2003/8/22(金)
2003/8/16(土)
2003/8/3(日)
2003/8/1(金)
2003/7/30(水)
2003/7/11(金)
2003/7/4(金)
2003/7/3(木)
2003/7/2(水)
点けっ放しのTVで「金持ちA様×貧乏B様」やってた。今年の総集編らしかったが、ふと目をやると、何の話の時なのか判らぬが、
北陽の2人がクルーだかの格好して、いつものようにバタバタと狭い機内で何かやってる。・・・と。そのまま2人が機外へ出てくると、
なんと成田のYS試作機であった。背後にばっちり「YS−11 PROP JET」の文字が輝く。くぅぅ。プロX、サッポロ冬物語、
GLAYときて、お次は金持ちA様〜、か・・・・・まだまだ続きそうな。
杉並方面で、1/500のTDA赤緑と、JACルリー付のを所望。ふう。しかしなんでまたJA8776ばかりこう、エコヒイキするかね・・・・・
三沢へ見に行くしかなくなるでわないか。(ぉ あそこのミュージアムショップで、これだけはずっと買えるのカモ。さて、そういや1/400はどうしてる・・・。
秋葉原を通りがかりに、あまり縁が無いスジの店にふらりと入る。食玩やらの一言が目に止まったからなのだが、鉄方面を目当てに中を進むと、
タイムスリップグリコやらがわんさかと。あー、と思い見やるとモヒカンYSの山。ある所にはあるわけだな・・・・・とりあえず、予備(笑)に2、3。
オヤジのミーハー誌大人の少年誌「ラピタ」の今月は航空百年、ヒコーキ特集ときたもんだ。目当ての「”あじあ”を走らせた男たち」の前にパラパラと。
青森と三沢の博物館は来年の三沢基地祭の折にでもと考えているのだがまだ1年近く先・・・。ぬお、小松に本物の訓練用フライト・シミュレータがあるとは知らなんだ。
電バスのはグラスコクピットだったしな・・・・・むぅぅ、これは。そして既にお馴染みな(笑)カウントダウン&ノスタルジーな紹介と、与論へのフライト記事。
与論・・・・・あの海へ突っ込むような滑走路、行ってみたいのだが便数的に撮ろうとすれば一泊必至だしなかなか難しい。あー、南の島が呼んでいる・・・。
度重なるうちに、段々個々のモノに愛情が無くなるのか・・・・・放置していた1/100ルリーを箱から出してみる。むむ、鼻の上が黒い。まてよ茶色ではなかったか。
ルリーが付く前のロットもたしかに茶色。1/200を見ても茶色。この間撮った写真を引っ張り出すと、やっぱり茶色。・・・やっちまったか?
そういえば1/400の予告編も、なんだか黒に見える気が・・・。
◆
ときに。1/200のはこれで24機種? いつぞや買ったMOOKからすると、これで一応、コンプリートとなりそうだが、まだまだ延長戦もありそうな気も・・・・・
金型も変えてたことだし。
杉並方面で、1/200のJAC三色・・・レインボー、赤緑、現行色。それといつの間にかTDAの赤白、ぢつわコレを待っていたのだが、
さーらーに1/100のルリー付のを結局ケリをつけ。うー、ちとずっしり来たな今回は・・・。
散在というか吸い上げられているというか、ダイキャストのアレでヒイコラ言っている昨今なのだが、さーらーに1/400とゆうのも出るらしい。お願い、勘弁して。
入間航空祭。空模様は思わしくないどころか今にも降り出しそうで、3年前の記憶が過ぎりつつそれでも出かける物好き。ちうか、昨年は寝坊して思いっきり外しちまったので、
意地もある。昨年のC−1が結構スゴかったので、その楽しみもある。ブルーインパルスが飛ぶ前に密かにメインイベントが終わってしまうという、この臍曲がり。
◆
さてさて、エプロンまで辿り着くと、昨年のようなYSの地上展示は無く。まあ空が空なので、昨年のように演技するブルーと絡めてという構図はあまり期待していなかったのだけれど、
ブルーの隊列の正面を避けて滑走路の見通せる場所に落ち着く。リフトアップあたりを狙えるつもりだったのだが、しったら天候調査で飛んでたらしきT4が、逆サイからアプローチ
・・・・・ううう、裏目か。展示機越しに遠く南端の方を望めば、3枚ペラのYSが! うをを。展示というわけではなさげだったが、あとで見に行かねば。
◆
きゅるるるるる・・・と聞き覚えのある音。遠くの赤白YSに目を凝らすと、プロペラがくるくる回るのが、見えた。いよいよ出番か。RWが裏目だったのは残念だが、
その代わり、タキシングしてくる様をゆっくり見られた。ぶーん・・・・・それっきり随分と音沙汰無く、現れたかと思えば滑走路上を平行にローパス。
いつもの、あさっての方から飛んできてゆーらゆーらというのはこの次だろか、と思い待つこと暫し、今度は着陸してしまう。・・・あ゛ー。終了。お次のC−1、
6、7機程の隊列を成して、ずらずらとタキシングして行く様は良かったが、今度はRWが逆になって大いに期待させたところで、またぞろぞろと帰って来た・・・・
はん?? こちらも終了・・・。ライト点けてぞろぞろとやって来る様を正面から撮ったのはカッコ良かったケド、あと帰り道に簾のようなフラップを下げまくってるのが見られたケド、
そりゃ無かんべえ・・・。
◆
終わってしまった・・・。こうなってくるとブルーも飛べたもんだかどうだか判らづ、もう、さっさと撤収である。し氏と合流。空挺くらいは難無く出来たろうに、
こんなコトで国を守れるのか、アラート待機室に「只今天候調査中」とか表示が出たりするんかい、と言いたい放題(笑)。さて問題の、端っこの3枚ペラのYS。
どうも絶妙に邪魔が入って、すっきり見えづ。朝見えた時より、なんか位置関係が厳しい感じ。そもそも目の前にどーんといる赤白YS、最初はここにいなかった。
◆
結局ブルーも中止。結局何が飛んだんだろね・・・・・3年前は昼で終わってたが、まだ見る物があった気が・・・・・帰りに所沢でちょいと逸れて、航空公園に立ち寄る。
半年ぶりに見るJA8732は雨に濡れ、雨水弾きまくりでやたらと綺麗な機体は、ごく最近に手入れがなされたと聞く。磨き込まれたエンジンナセル。映り込みが艶かしい。
こうして手の入っている様というのは、体温が宿っているように思えてくるもので・・・。
「エアライン」誌所望。JA8761とJA8772の、日本を発つフェリーのレポート。少しなりにも馴染みのあった個体だけに、見送る気分でぱらぱら眺め。
交通科学博物館を訪ねる。20世紀最後の開館日以来、今世紀初めてか。航空コーナーにプロペラがあるのを認ム。うっすらと防氷ブーツの跡。
モヒカンの模型は覚えていたんだが、こっちはあまり印象になかったのか・・・・・しかしこれ、見るからにどうも寸詰まりなのである。
先がスパッと直線で終わっている。うーむむ、なんでこんなコトになったのかな。何かの試験で造ったものなんだろか。
つい数日前、他の脈絡の中でたまたま、例えば「週刊ワールドエアクラフト」誌でYSなんぞ載るものなのかな、といった話をしていたらつい3、4週前の号に載ってた奇遇。
あれま。でしょうがないのでその202号を買い求め。
◆
ニッポン人のココロとしては、名機だ傑作だと持ち上げたい気持ちは解らんでもないが、しかしその実際、ちょっと引いたところでごく普通に輸送機として、
ニュートラルな評価としてはどうなんだろねという疑問に近い興味が、以前よりちょっとある。「週刊ワールドエアクラフト」云々は「外国の視点」を言いたかったワケだけれども、
まあ日本向けとあれば、そのへんアレンジもあるだろうし・・・・・そういやこれと似たような雑誌でたしか創刊号が零戦ってのがあったナ・・・・・そこまで考えたら結局よく分からん、
というトコロで袋小路なんだが、そこにある記事、扱いが小さいのはともかく、まあ、このシリーズ全般に言える「広く浅く」的には、こんなもんか。
◆
時折見かける、信仰にも似た持ち上げぶりには虫唾が走る(すまぬ)のだが、専門家でもない身故、冷静な評価もこれまた難しい。生まれながらの傑作というよりも、
周りに育てられながら、コツコツと頑張って来たあたり、まあ日本人好みではあろうか(笑)。けれども、最初の躓きも素性だったろうが、その後の洗練と活躍に、
もっと奥深くにある素性を、見るようでもある。広い展開の芽を摘まれたのは残念ながら、「YSが飛んでいるようなローカル線」などという表現が生まれるまでに、
なんだかんだで親しまれてきたまさに「国民機」(他意は無い)、ナショナリズムや身贔屓でそこまでになるものでは、あるまい。
全日空商事より例のブツ、ついに発送されたようでようやく受け取る。文鎮、値段の割には(ぉ質素な趣。微かにラバーブーツの痕のような染みが認められ。
一方キーホルダーは、予想通りそれがプロペラの一部であった面影を見出すのは不可能な代物なのだが、まあ縁起物なので。マッチ箱様の金属製の化粧箱とやらに入っていたが、
内側の引き出し部分が段ボールって、よもや内側が足りなくなったんじゃあるまいな。この取り合わせはどうも怪しい。怪しいのが単にそのセンスであることを祈る。
シリアルは分母の500に対し、分子がそこへかーなーり肉迫。惜しい(笑)。どんな順番で出荷してるのか知らないが、そろそろ打ち止めなんだろか。
通販ページでは続行中のようだけれど。
超割ですか。バーゲンフェアですか。
◆
遅々としながら「あひる飛びなさい」読了。どこかの紹介で「プロジェクトX」で描かれたようなイメージを植え付けられてしまったようなのだが、
読み進むとどうやら様子が違った。終戦直後から、やがてその「戦後」を抜け出そうとする頃の世相を、阿川弘之的ユーモアでそこに封じ込んだような、ほのぼのとした小説。
そしてその「あひる」とは、その旅客機ではなく日本人のことなのかも、などと深読みしてみたりもする。登場する人々や団体は、それぞれどこかにモデルがあるのだろうけれど、
その詮索が酷くくだらなく思えて来る一方、妙なリアリティを覚えるのは、きっと著者の幅広くそして深い造詣と、創造性による・・・・・ナマ言ってやがる(汗)。
◆
勿論話は戦後初の国産旅客機へと向かうのだが、「輸送機開発委員会」の「YK」が出てくるのは、後半のようやくにして。
その後YSと同じような経緯で「YK20」なる名を授かる。そしてエンジンが思いっきりRR・ダートだったりするあたり、急にすっと「こっち」へ寄って来られるようで、
妙にドキっとする・・・。やがて完成した初号機が飛び立つ。機体番号JA8691。書かれた当時はまだ使われていない番号だったのだろうが、
野暮を承知でちょいと攻略本を紐解くと、実際にはピードモント向けの200型の個体に、納品までの間振られたようである。まあ、そんな巡り合わせなのだが、
待ち切れずにキャンセルされることも無く(ぉ「新日本空輸」へ納品された「YK20」2号機は、JA8692。ついでにこいつも見てみると実際にはこれもYS、
けれどもブラジルで墜ちてしまったようであった・・・。
◆
そんな下らぬ調べゴトなどさておき、物語は「新日本空輸」のお披露目飛行でハッピーエンド。そこには三舵問題などの苦労話も無いし、
「YK20」の行く先は希望に満ちている。きっと当時のYSも、「そうに違いなかった」のではないか。物語と「史実」とを比べることなど野暮の一言だが、
この小説の書かれた時代の「気分」を、そこに見るように思うのである。
杉並方面で1/200のトリトンNKAを求める。ふう。乗ったばかりでやや感化されているところで、1/100のルリー入りJAC色も探すも、これは見当たらづ。
書店で「エアライン」。ANKのYS特集。ペーパークラフトが付いてたので一応2冊(苦笑)。作ることも無さそうだが・・・。
最終日の記事など遠くの出来事のように・・・・・実際遠くにいたのだが・・・・・眺める。この微妙な温度差はなんだろな。
とっととANKのことなど忘れてしまったわけではないのだが、依然と居座る「日常性」への拘りか。それともやっぱり、どこかで嫉妬しているのだろか。
続く時は続くもので、航空ジャーナル別冊「YS−11物語」を入手。パラパラ捲ると、試作1号機の誕生から成田への最後のフライトへ至る生涯と、
一人のテストパイロットを軸にする物語・・・・・のようである。また新しい話に会いそうで、「あひる飛びなさい」の次はこちらかと、少々楽しみ。
掲載写真も結構濃いぃカモ。3年前に求めた、エアワールド別冊「戦後国産機総覧 NAMC YS−11編」に、試作機の形態変化が妙に詳しく載っていたけれど、
あのあたりと照合しながら読み進むのもまた、いとをかし・・・・・通勤で読むんじゃキツイか。
「あひる飛びなさい」到着。丁寧な梱包を解き、微かに黴の風味のするやや黄ばんだページをパラパラと。昭和53年の初版である。「加茂井秀俊」という博士の名が目に止まる。
語感的に「木村秀政」を思わせ・・・などというのは野暮な詮索というものか。阿川弘之色の「もうひとつのYSの物語」、書かれたのは実際のYSが開発中の年代のようなので、
そのあたり当時の臭いが嗅ぎ取れるかもしれない。楽しみである。丁度読みかけの本が、もうすぐ終わる。・・・ときに。この物語を書いた頃に前後して阿川氏、
建設中の東海道新幹線を万里の長城や戦艦大和と並べて「四バカ」と揶揄していたそうな。先のことは分からないものである。
ネットをウロウロしてて、ひょんなところで普段見ていない方面で「あひる飛びなさい」の古本を見付け。半ば諦めていて、不本意ながら電子本買うしかないか、
と思っていた本。あっても結構値が張る風だったのも、文庫で¥200位というフツーの相場からある。高いのもあるにはあったけれど、そう美品に拘るでもなし、
まず中身が読みたいのでカチカチ・・・。復刻したらしたで以下略。
◆
うーむと唸っているところへさーらーに、NHKでドラマ化されたタイトルが「あひるの学校」であったことを知る。タイトル変えてたのか。捉まらないわけである。
で結構、載るところには載ってるようで・・・・・まさにYSが製造されていた年代の、‘68〜69年の放映。物心もついてない。60分で4クール・・・
DVD化でもされたら大変である(馬鹿)。・・・もしや「NHKアーカイブス」あたりでもう流れちゃったり?? そもそも映像が残ってるだろか・・・。
空の日。羽田は旧整備場地区でイベントがあるというので、や氏と連れ立って出かけた。思うところあり待ち合わせ場所にした天空橋駅前より金網越しに敷地の中を窺うと、
トリトンブルーのYSが見える! それも2機! うう・・・・・先日JA8772のテスト飛行を見た時が最後かと思いきや
・・・・・全文
朝家を出て最寄の駅へ向かって歩いていると頭上より、ぶーん、と。その音色はどうもYSのそれっぽい。羽田から西へ向かっている。はて海保か、
JACのが整備にでも来てたか、はたまたANKの機の旅立ちなのか・・・・・音はすれども、姿は雲の中。まさか幻聴じゃあるまい。
ふと我に返り、それまでキョロキョロと空を見回していた己に照れつつ、駅へと急ぐ。
そろそろ締めくくりかと思われるANKの「さよならYS−11」ページ、更新されており。新千歳での最後の集合写真他。
どんな立場の人による写真なのかは知らないけれど、それは紛れも無く「その日」の「現場」の記録。ほんの少しだけ、かすかに匂った気がした。
今度の雑誌にも詳しそうなので、とりあえず詳報を待つ。ときに、掲載された6葉の写真、それぞれに「あ」「り」「が」「と」「う」「YS-11」と alt が入ってる。
他愛の無い仕掛けである。ダサいと言えばそれまでである。んがしかし、それに気付いた瞬間、ふ、と湧き上がるこの気分はまた、作者と対話するようでもあり。
やれば出来るもので、4時頃起床。欲張って今日は午前中鉄。こういうパターンがお馴染みになりそうな予感を伴いつつ、0507発の指宿枕崎線に乗り、
「日本最南端」西大山へ・・・・・でもゆいレールが出来た今、断り書きが要るんじゃなかろか・・・・・などと余計な心配をしたところで、ともかくまた引き返し、
帰りに錦江湾公園
・・・・・全文
ベッドに倒れ込んだまま、落ちた。用心の為にまず目覚ましだけは設定しておいたのだが、これがクセモノ、蚊の鳴くような(誇張ではない)音で呟くばかりで、
どー見ても課せられた役目を全く果たしていない。それでもハッと目覚めたのは本能、或いは執念というものか。我ながら少々驚きもしたが、
そういう姿勢を少しは責任あるコトへ
・・・・・・全文
台風14号。出発5日くらい前にその誕生が報じられ、コースを見るとこれが結構際どい。そんなこともあろうかと、今回離島便の搭乗は見送っていたとはいえ、
最悪丁度そこへ行く頃に現地が暴風域という、嫌がらせのような狙い撃ちである。尤も、そこへ辿り着ければ、の話だが・・・・・欠航、行先地変更、
肝心のYSの疎開
・・・・・全文
ステッカー他到着。ふむふむ・・・・・おっと、支度をせねば。
今度はステッカーである。ふざけんなこのやろである。なんでも来やがれである。JA8761の黒ステッカー、個人的にはこっちが最後の機体、
身贔屓もするというもの。他に丘珠〜新千歳のパッチ。カチカチしてたらブルーのある意味お約束7番機(笑)のパッチ。激しい生活・・・。
◆
なんとなしに全日空商事のページを覗く。部品グッズ、まだまだまだまだある様子。ちと温度差が・・・?
◆
というか、台風14号の動向が非情ぉ〜に気になるのだが。思いっきしぶつけて来やがる・・・。
羽田にいるJA8772が、テスト飛行するらしい。地元で行かずしてどうする。というわけで、天候は思わしくなかったがビッグバード屋上に立つ。
新旧整備場に1つずつ、それぞれ文字の消されたトリトンブルーの尻尾が見え。どちらも非常に遠いので判別は出来かねるが、多分新整備場のそれが、
JA8772なのではなかろうか。やたらギャラリーが多く不安に駆られやがてポケモンジェットが現れそれだったかとほっとしたりしつつ、
忌々しい金網に開く数少ないカメラ用の穴を確保していると、YS飛ぶんですかねぇ、と声をかけてくる人あり。結構知れ渡っているようだなー、
と思いつつ、こっちとあっちで2機見えるでしょ、などとやりながら、視線だけはその2機から離さず・・・・・と、新整備場のそれが動いた!
こりゃ大変と超望遠のカメラを構えるも、くるりと向きを変えて、また止まってしまった。今度は垂直尾翼が見えなくなってしまい、手前のB−767か何かに隠れて、
その後頭部の辺りが見えるだけ。遠目にはB−747でも止まっているように見え、その2階席がYSの後頭部といった具合。間違いなくこちらが、
JA8772なのであろう。しかしこれでは動きを捉え難く、ますます睨み続けるしかなくなった。
◆
見回すと、家族連れやらに混じって、心なしか怪しい人達が増えたような(笑)。RWは34、あの場所からだと、こちらへタキシングして来ずに、
ひょい、と34Lに入ってしまう可能性がある。それならそれで良いのだけれど、34Rへ行ってしまうとなると、遠くでくいっと曲がってしまい、
それっきり小っこいのを追うしかなくなる。第2ターミナルの工事も進んで、離陸を追うのも辛そう・・・・・しかも北へ向かうならば、こちらの可能性が高い・・・。
◆
で、いつ動くんだ・・・・・逃すかと危ぶまれたや氏到着。挨拶もそこそこに・・・・・おっ、動いた! 先週も11時頃だったのだが、今回も大体そんな。
やがてその姿を現した、YS。くるりと、向こうへ曲がってしまう。さては34Lかと待っていると、そのまま新整備場の向こうへ隠れてしまった。「!?」
・・・まさか、あっちから34Rへ回れたのか?? 急いで34Rの見える方へ飛んで行く。やややっ、出てきたよ。なんだか人目を避けるようにして、
イケズぅ〜、でわないか。しばらく順番待ちをして、34R進入、そして空へと駆け上る・・・・・鼻先にあの寄せ書きは、もう無い。
◆
今日は帰って来るまで待ってやろうと思うも、ちと時間を持て余す。湾岸道路を跨ぐ南側のタキシーウェイなんぞ見に行ったりして。
RWは相変わらず34、朝と同じ場所に立つ。34Rで降りて来る可能性も無くは無いのだが、とりあえず34L狙い。最悪外してもタキシングは狙える
・・・・・それとて、今朝のアレ見てしまうと心許ないが。どんよりとした空は夕闇へと向かっている。着陸灯が点く度に、あれはっ?、
とカメラを構え、いいやエンジンが下にある、あれは4発だ、どうせなら高翼4発来ないかな(やや不謹慎)・・・などと言いながら何機も見送り、
そして、ピピッと来る機影が見えた。どうか・・・うーん、間違いない! 海保ではない。テストを終えてご帰還である。JA8772はゆっくりと、
浮島をかすめて34Lへアプローチしてくる。なんだか懐かしい気分がこみ上げたのは、かつての大島便最終がこんな時分だったからに違いない。
そしてふわりと舞い降りる。ぶぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・待ち構えてた同士諸君(笑)が一斉に動き、金網のカメラ穴を奪い合う。
◆
やがてJA8772はUターン、ターミナルビルの正面を過ぎ、新整備場への花道を進んで行く・・・・・最後の、カーテンコール。
日本を発つのがいつなのかは分からないけれど、トリトンブルーのYSが舞う姿を、もう見ることは無いだろう。けれど、こうして地元で見納められたことが、
少し嬉しかったり。北海道に嫉妬してたのかもしれない。
その後JA8772はシレっと丘珠に舞い降りて、そのまま保存展示されるに違いない・・・・・そんな妄想シナリオをよそに、昨日の今日で、
新天地へ発つ支度をするため羽田へやって来るらしかった。昨日機首に寄せ書きがされたそうだけれど、その寄せ書きと空を共にしてきたのであろうか。
◆
今日こそはと北海道のマスコミページ巡回。TVニュース映像を見るにつけ、その賑わいぶりも、つい2ヶ月前独り佇んだ場所のそれだけに、
あああの場所かとリアルな感触を伴う半面、そのギャップに少々引いてしまうものもあり。あとは来月の雑誌でも・・・・・この模様もきっと、
いずれDVD化されるに違いない、と勝手に期待することにする。出せば売れるって。出されれば買うって(苦笑)。
◆
さて、部品グッズである。全日空商事のページになかなか出て来ないようだったが、夜になってようやく登場の様子。なんだかんだ言いながらも、
ANKのページにあった写真が小さく不鮮明だったのでもう少しよく見える画像が欲しかったのだが、大体様子は伺えた。ふむ。ふーむ。
ふぅぅぅぅぅぅぅむ・・・・・カチカチカチ。(ぉ プロペラの切り身と最早原形を留めぬキーホルダー・・・・・駄目人間である。
主はJA8735という。最後まで残っていた6機のうち、ぢつわ唯一乗ったことが無い。これも何かの巡り合わせであろうか。
2年前に求めた切り身は防氷ブーツ付のにんまりな代物だったのだが、今度はそれよか幾分か値も張る。まあ、縁起モノと。近頃カード切り過ぎ(汗)。
遠い空の下で彼の地の賑わいを想う。北海道のマスコミのページなどを覗きまくるもこれがなかなか載せてくれず、情報の飢えを堪えつつ、
きっと無事に勤め上げたであろうその機体の、せめて1/200に独り乾杯。
今頃北海道は大変そうだが、JA8761の様子を見ようかと、羽田。屋上に出て見回すも、新整備場の方も旧整備場の方も、ソレと思しき影見えづ。
はて試験飛行へ出かけてしまったか、いつ帰るか分からんなー、としばらくヒコーキを眺めて、とりあえずもういいか、と超望遠レンズを外しているところだった
・・・・・びぃぃぃぃぃぃぃぃんんん・・・・・ををっ!? 「ANK」ロゴの消されたトリトンブルーの垂直尾翼が、ターミナルの前を通過して行くのが、見えた。
「!!!」慌ててレンズを付け直す。さっき見た時には、新整備場のハンガーの中に隠れていたらしい。ああ、引き出す所から見ておきたかった!
しかし今立ち去ろうとしていたのだったから、危うい所であった。
◆
機体はトリトンブルーを保ちつつ、垂直尾翼の「ANK」と胴体の「AIR NIPPON」のロゴは消され、「JA8761」のレジも、
仮ナンバーのように黄ばんだような色のステッカーか何かを貼っているように見える。旅支度は済んだのか。かつてのように大型機の居並ぶ前を通り過ぎ、16Rへと向かう。
前の機が飛び立つのを待って、滑走路へ進入。心なしか一連の動きがいつもよりゆっくりしているように見える。やがて加速開始。ぶぅぅぅぅぅぅぅんんんんん
・・・・・真っ直ぐ、真っ直ぐに駆け上がって行き、曇り空の中へと消えて行った。
◆
階下へ降り、また土産物店巡回。そうそう新しいものがあることも無かろうが、ふと手にした「ぷるぷる」の見本、紐を引っ張ってみて、
「あ、3列目の乗り心地」と思い当たる。ナルホド。書店で「惜別! YS−11」が出ていたのを見つけ、所望。パラパラと中を開くと、
さり気ない写真で「さよなら」ロゴ入りのソレだったり。タイトルに合わせた格好かな。
◆
その後なつかし塗装のモノレールを見たりしつつ都内の他をウロウロ、阿佐ヶ谷でJA8744の方の1/200「さよなら」が出ていたので以下略。
書店でヒコーキのダイキャストモデルのMOOKを見かけ。竢o版・・・流行りモノに竢o版。(ぉ ふむふむ、出るわ出るわのYSのシリーズが載ってたりで、
そこにある「絶版」の文字の応酬に、手元のYS達の「交換価値」などというモノがふと頭を過ぎったりする下世話に苦笑しつつ、
しかしこの記事もまた将来、「今」のこの「現象」を振り返る時に、それなりの記録となっているかもしれづ。
◆
ANKのページを覗くと、部品グッズ発売の由。プロペラの輪切り文鎮・・・うーむ。これはまだ原形を留めている方で、殆どただの「原料」と化しているのも、
あるようで・・・・・どうなんだろな。画像が小さくてよく判らないけれど、かーなーりイマジネーションを要する品物のような気も。何を隠そう2年前、
他人のコト言えない買い物をしていたりするのだが、その時も何やらウダウダ書いた気がする・・・。やっぱ理想は、ミント状態(??)の「ガラクタ」(笑)だよなー。無理だろなー。
1/200の「さよなら」JA8761と、1/100の航空局確保。はあぁ。最後の搭乗となったJA8761、ここの6D席だったんだよな、と覗き込む・・・。
そういえばJA8761は以前ANAのトリトン「オリンピア」で出ていて、ちょっとした物語になる・・・・・いやいや、「さよなら」のまだ出ていない方、
JA8744はモヒカンもあったりするのだが。それまで飾っていたJA8772と、交代。この機との最後のフライトで眼下に見た、大雪山系の風景に想う。
羽田にいるであろう本物のJA8761、今宵も何想う。
時間が空いたところで、羽田。ANK的にはあと1週間といったところで、2機のうちの1機が千歳を後に飛んで来るなる噂を耳にしていたのだが、
折角なのでソレに乗ってみる(搭乗ではない)ことにした。風向きは南、アプローチは16Lかと思いきや22。うーん良いカンジ。
換気施設の陰で今日もまた暴力的な日差しから逃れつつアイスクリームなんぞ食べていると、遠く小さい白い機体がタキシングしているのが目に止まった。
むむむ、国交省航空局のYSでわないか。16Lへ向かっている。動いているのを初めて撮るチャーンス! 東ターミナルの工事が進んでいて既に結構厳しいながらも、
隙間からぱちぱち。ぶーん・・・・・どこへ出かけたのだろう。
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22アプローチに目を凝らす。小さな白い影。あれか? 都合800mm相当の望遠で覗く。違う。小さな白い影。あれか? 都合800mm相当の望遠で覗く。違う。
小さな白い影。あれか? 都合800mm相当の望遠で覗く。違う。小さな・・・・・と。おおっ。大きな尾翼、黒い鼻先、間違いない。小さい機体が、
少ぉーしずつ大きくなる。やがて遠くフジテレビ社屋の手前を横切り、真っ直ぐ22へと舞い降り・・・・・というより、ねじ伏せるように機種を下げているように見え。
この暑さで上昇気流にでも煽られているんだろか。海上だけど。
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ともあれ、着地。お帰りなさい! 羽田では大島線以来だから、そんな気分。ご苦労様! くるりと向きを変え、A滑走路を横切り、こちらへ向かってくる。
大型機の垂直尾翼の間をすり抜けるようにして、ターミナルの正面へ。「おっ、YS−11?」なんて具合に注目する人々、ちょっとしたお披露目かも知れない。
ドアに「さよなら」のロゴをそのまま残す機体は、JA8761、先月最後の搭乗をして別れた、それであった。ターミナルの南端へ移動し、後姿を追う。
キラキラ輝く海に向かって進み、最南端の、新整備場のハンガーに収まった。彼女にとっては次の旅立ちへの、束の間の安らぎだろうか・・・。
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やれやれ、と冷気の待つ階下へ逃げ込み、土産物店など物色。するとANAの店でYSの「ぷるぷる」が(笑)。電車系ではただの枕みたいなモンが多い中、
結構雰囲気出てる。プロペラが小さいので幻のジェット仕様のように見え、これはこれでソソるものあり。レジはJA8772、うーむここでもか。
きっとJACや他のも出るのであろう。そしてチョロQ、ぷるぷると来たら、お次は「くるっぴー」なのであろう。出るのは分かってるよ、もう(苦笑)。
個人的には、天井に吊るしてぐるぐる旋回する、アレを希望。
但馬空港である。青春18きっぷシーズン、とりあえず「ムーンライトながら91号」なんぞの指定を押さえ、さてどこ行こうかと思案しつつ時刻表を繰ってて、
ふと但馬空港のことを思い出したのである。・・・ところが昨日、琵琶湖の北を巡るカツカツな乗り換え旅程は、小浜線の信号機故障だかであえなく崩壊。
そこは「鉄」の端くれ、予定を色々入れ替えて、今日の仕切り直し。豊岡駅からは丁度良いバスの便が無く、えらく久しぶりに自腹で(笑)タクシー。
しばらく走っていると、遠くに小型機が見えた。おー。発着が1日2便ずつしか無い暇そうな空港に思えたが、飛行場、と呼んでしまえばしっくりか。
そのうちタクシーは山間を上って行く。やがて真っ平らな場所にぽんと出た。山々をスパッと切ったような、判り易い空港である・・・。
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ターミナル前の信号で止まる頃、ターミナルビルの傍らにトリトンブルーが見えた。おお、あれだ。ターミナルビルの車寄せでタクシーを降りる。
涼しそうなビルに引き込まれそうになるのを振り切り、暴力的な日差しの下へ出る。JA8734。佐賀にいるチョロQ化第1号の機体と、
結局乗れずじまいだった今どこにいるか分からない8735と連番だよなー、オタク的には連番は看過出来ないってトコロかなー、などとしょうもないコト考えたりしつつ、
少し引いて、しばしその佇まいを眺める。んー。時折家族連れが訪れ、YSの前で記撮なんぞしてる。長閑な風情である。
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状態はというと、各務原のそれの方が手をかけられているかなー、と少し思うくらいで、水垢ダラダラということもなく結構綺麗。最近手入れをしたばかりかもしれない。
トリトンの明るい方のブルーが、心なしか褪せているようにも見えたけれど、焼けは洗って落ちるものじゃなし、別の手入れが必要になる・・・。
塗り直した拍子に微妙に変わった、ということもあるかな。JACの縄張りにANKの機体というのもアレかもしれないが、丁度出物があった、ということなんだろか。
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鼻先すぐ傍に柵があったりしてちょっと難儀しつつも、ぱちぱちと。まあ、ワイワイワイドで自分撮りくらいか、今日は。少し先に公園があって、
SAAB340Bの風見鶏が立ってる(笑)。いいなあれ。過日見たモグラ除けに似たような感じながら、造りは公共物らしいしっかりしたもの。
融けて来そうなのでそろそろ、ターミナルビルに非難(苦笑)。まだ午前中だったが、夕方まで便が無いので暇もいいところ・・・・・や、
ホールや会議室もあるこの建物、たまたまその利用者がいたようで、喫茶コーナーで談話タイム。ナルホド公民館のような機能も?
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と。その傍らに、1枚のプロペラが。見るとYSの。金属色と思われるそれは、ANKの色ではなかったが、かといってJACのような先っぽの黄色も無い。
はてはてどういった由来のものなのか・・・・・。防氷ブーツをどうやって膨らませるんだろ、と根元の方を覗き込んだり。
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売店には何か無いか・・・・・コウノトリのグッズがあったりする横で、ココのキャラクターらしき「たじまる」グッズ。むう、なんかユルぅ〜いカンジ。
どーっかで見たなーんかのような気もしつつ、恐らくもう二度と来ない気がするので(ぉ、キーホルダーと小さなぬいぐるみを所望。
トイレのそばには着ぐるみが立ってる。立たせ方が巧過ぎるのか中に入ってそうで妙に生々しいんだが、何かのイベントの折に、誰か着るのであろう。
そういや来週に来れば、航空イベントらしかった。エアロックのピッツの絵柄のポスターが貼り出されている。基地祭ともちょっと違う、ほのぼのムードの予感。
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そろそろバスの時間、バス停へ出る。すぐそこに待機しているのに発車時刻過ぎるまでこっちへ来ず、ようやく向かって来たバスの運転士の眉間へ、
怨みの視線を撃ち込んでやる。ついでに途中ノンストップで道も空いてたにも関わらず、豊岡駅前に定時で着けないってどういうことよ・・・・・
なことはさておき、一番後ろに陣取る。この時間到着便なんぞ無いから、乗客は他にいない。やがて発車、ターミナル前を出る際に、
丁度YSを背に去る格好になる。窓越しに、小さくなって行くYSをぱちり。新千歳での別れの記憶が、ふと過ぎった。
阿佐ヶ谷で1/500確保。ふう。1/100の航空局のが目に止まる。あれれー前からあったっけかな。ダブるといけないので(苦笑)、
まあ家で確かめてからでも大丈夫だろうと見送り。1/200の「さよなら」マーク入りのことを訊ねると、少々遅れている由。ふぅーむ。
とにかく、JA8761だけでも欲しトコロ。
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家に帰るとワッペンが届いており。ふう。近頃すっかり買い漁りに走ってるわけだが・・・なーんか卑しいような自己嫌悪。
ワッペンが、また出る・・・。今度は色違いで来やがった。あからさまな展開である。函館〜丘珠最終便と、千歳〜女満別のソレ。他にウィングマークっての。
あー、う−、カチカチ・・・・・。ときにこれ、いずれもJA8772と入っているのだが、女満別線の最終便も、既にJA8772の予定なんだろか。
この調子だときっと丘珠に保存されるであろう(ぉ 機体も、いよいよこれっぽい。
阿佐ヶ谷でまたまたダイキャスト1/200確保。TDAオレンジと、空自の青ストライプ。JDA塗装の青をオレンジにしたような前者・・・・・
これがでんでん記憶に無く。マリーゴールドと言われてもピンと来ないあたり、世代の限界なのか・・・・・せいぜい田中麗奈くらいだな(をゐ)。
それでもこればかりは片っ端から(苦笑)。空自のは具体的な機番まではともかく、割と見慣れた塗装。40周年記念なんかも折込済みなんだろか・・・。
飛行点検隊も期待したいんだが・・・・・いやいやEだかECだか、エンジン換装3枚プロペラなんてのもあるんだがぁ。
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銀座で1/200の試作品を眺め。旧運輸省やら何やらに、「さよなら」ステッカー付トリトン。これを待っているのである。JA8761と8744と、
2つ出るらしいんだがちと嫌らしくないかい。さらにもう1機の8772なんぞは、搭乗ツアーの限定記念品。それはそれとして、個人的にはやはり、
8761か。ANK的に最後に乗った機体なのである。その6Dなのである。
近所の店でふと、オマケの中古コーナーに目が行き。あー、あるあるタイムスリップグリコが。YSのもいくつも吊るさっててこれが¥300。
ふーむ、これで済んだのかといえばそうながら、しかしグリコの箱から出て来た時の「運命の巡り合わせ」みたいなときめきとも、無縁・・・。
コレクションも端から全部というより「縁」を軸にという考え方なんだが・・・・・とか言いつつ、これはこれとして予備に確保しとこかな。(ぉぃ
書店で雑誌などパラパラと。「惜別! YS−11」だっけか、元機長の本の予告広告を見る。うーむむ。また新しい話に期待しつつ、まだまだ、大展開はこれからか。
ANK退役のビデオなんか出そうな気がするし、例の1/200、1/500のシリーズのヤケに細かいバリエーションを繰り出してくるのも困りモノである。
まだまだ、こんなものまでというグッズ展開もありそうな・・・・・あっぷあっぷである。にしてもしかし、「あひる飛びなさい」はどうだろね・・・。
パームパイロット(我ながら物持ちが良い)に予定を入れようとして、今日がYSの日であることを思い出し。そういや、そろそろバースデー割引の予定を立てねば。
そう簡単に腫れが引くワケも無く、文字通り腫れ物に触るようにシャワーを浴び、服を着、さてリュックを・・・・・あ゛ぁぁ。
シーブリーズを吹きまくるも、気休めにすらならない。チェックアウトを済ませ、駅までの僅か数分の道程が長いこと。柔肌に陽射しが刺さる。
今日は女満別を発つ。搭乗する452便まではまだまだ時間があるので
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今日は天気が良さそうである。出発前の予報では、雨さえ降りそうな気配だったが、晴れ男の面目躍如というものか。荷物を出来るだけ残しておきたかったのだが、
昼間使いたい機材、使うかもしれない機材が大半、着替えと昨日貰った団扇などなど、軽いものしか残せづ。今日もまた、えっちらおっちらと
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大昔に梅雨時に修学旅行で行った時の心地好さが余程染み付いているらしく、この時期北海道の気候が恋しくなるのである。そんなことはさておきいよいよ、
ANKのYSとも、別れが近い。羽田での初撮りから、早3年。えっちらおっちら、あーでもないこーでもないと記録をしてきたが、
いつものことながら何故にもっとマシなものを残せなかったのかと
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