夏休みの一日、私たちは平和教育を受けました。 毎年毎年、 ”戦争はむごいものだよ。してはいけないんだよ。”って。 広島や長崎に原爆が落とされた日に、学校へ行って勉強しました。 それなのになぜこうなるのでしょう。 日本の役目は、戦争を回避しながら平和への道を見つける事ではないのですか? 歴史の過ちを繰り返さないような政府の対応を願います。 ● 主婦 吉田 まさみ |
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メディアではあまり大きくはとりあげられない、難民にさせられた人々の声をもっと重視してください。そしてこれ以上、不幸な人々を生み出さないでください。目の前につきつけられたことだけに意識を向けないでください。きちんと先を見てください。アメリカのためだけに日本という国があるのではないことはっきりさせてください。 ● 学生 荒木真耶子 |
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内閣総理大臣 小泉純一郎様 日々、日本国民のためにご尽力いただいておられると存じます。ありがとうございます。NYテロ惨事で他界された方々へ心からご冥福をお祈り申し上げます。 またこれらの出来事で悲しみや憎しみ、不安を抱えておられる方々へ心より敬愛の言葉をお伝えいたします。 国を代表する皆様のご心労もいかばかりかとお察し申し上げます。 私も国民のひとりとして、今回の出来事で私たちに出来ることは何かと考えずにはいられません。 そして、報復だけが答えなのか?疑問を抱かずにはいられません。もちろん、NYの現場で活動をする方々や命を失った方々の感情を理解したいと思い計ると、報復の疑問も揺らぎます。しかし、人類の歴史において、私たちは多くの戦争で多くの犠牲・代償を払ってきました。そのことをただ、繰り返すことだけが答えではないと感じずにはいられません。 過去、人類の歴史の中でクロマニオン人が死者に花をたむけた行動が人間として認識されたように、私たちの人類の歴史を新たに刻む対応や行動があるのではないかと思います。 21世紀の人類の進化を刻む対応を望まずにはいられません。ここ数年、日本でも注目を浴びてきた、怒りや悲しみ不安を和らげる「癒し」がキーワードになるとも感じています。報復だけが、答えなのでしょか? 日本としてとるべき姿勢はどうか、日本国民の納得する形を願わずにはおられません。 私たち日本の代表である議員の方々の世界を見据えた真摯な対応を心から願っております。 ● 前田京子カウンセリング事務所 前田京子 http://www1.odn.ne.jp/fhc/ |
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湾岸戦争の時「日本は金は出すが汗を流さない」と馬鹿にしたのはごく一部のアメリカ人です。ヨーロッパではそんなこと一般市民も政治家も誰も言っていませんでした。それなのに、なぜ湾岸戦争のトラウマとかいってどうしてもアメリカに認められようとするのですか。 今アメリカの国民はショックから感情的になっているのはわかります。しかし、だからと言って、大規模な軍事行動でアフガニスタンやパキスタンの一般市民を大量に殺戮するようなことは絶対に許せません。 アメリカは過去に軍事目標だけ叩くといって、実際は数限りない一般民衆を殺してきました。湾岸戦争以来もう十年以上にわたって、アメリカがイラクへの攻撃を続けていることをアメリカ国民や日本国民はほとんど知らされていません。ブッシュ大統領も1月に就任した直後、やはりイラク空爆を断行しています。 しかし、サダムフセインの力が弱まることはなく、安定したままです。それというのも、もともとイスラム世界でも嫌われ者だったフセインもこれだけアメリカにいじめられるとかえって、英雄的な扱いを受けるようになるからです。 このようなアメリカに対して無条件の支援を約束することが世界の平和に役立つとは思えないし、真の意味の国際貢献とはなりえません。 世界の安全保障を脅かすようなことはやめてください。日本の特徴を強調したいのなら、国連を尊重する姿勢を前面に出すことを考えたほうが言いと思います。アフガニスタンに報復攻撃をかけることは明らかに国際法違反の蛮行でまさにビンラディンの思う壺です。そうすれば自分が大国と戦う英雄としてイスレム世界から同調者を数多くリクルートできるからです。 世界の子どもたちの将来を真っ暗闇にする行為の片棒は担がないでください。第三次世界大戦を防ぐのに貢献した国家元首として歴史に名前を残してください。 最後に、9月28日にアメリカ政府は、性急で大規模な攻撃はしないと宣言し、戦艦キティホークもインド洋には行かずに戻ってきましたね。憲法を無視し、超法規的な「法律?」を作って、無理して自衛隊を派遣する準備をしても、アメリカから「必要ない」と言われたら、どうするのですか。カッコ悪いですよね。 ● 一橋大学 今村 和宏 |
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総理が諸外国の批判の中靖国神社に参拝されたのは 日本人としての誇りを大事にしたかったからだと 理解しました。 だとすれば、何故軍を持たない、一切戦争には参加しない日本を 誇りに思わないのですか? 今、「報復だけが解決の道ではない」と主張することこそ 日本が世界の中で果たすべき役割だと思います。 先の戦争では被害者でもあり、加害者でもあり、 そして今は軍を持たない日本だからこそ 説得力を持って言えることではないでしょうか? アメリカからは批判を受けるでしょうが、 そのことで日本が世界の中で孤立してしまうとは 思えません。 むしろ多くの人が勇気ある主張だと讃えてくれるはずです。 「アメリカの役に立つこと」だけが日本の役割ではないと 思います。 アメリカの点数を稼ぐために 新しい法律まで作って報復を支持する姿勢は、 とても誇り高き総理の姿には見えません。 小泉首相にしかできない、 勇気ある行動を期待しています。 ● 社会人 山田波留日 |
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複雑な国際情勢の中で憲法第九条を守り続けて来た 日本を私は誇らしく思っています。 きれいごとだけでは難しいってこと十分わかっているけれど 戦争は絶対にいやです。 私は戦争を回避できる道がきっとあると信じています。 世界の平和と小泉総理のご健勝をいつもお祈りしています。 ● 聡子 |
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『戦争』には反対です。 ● かん |
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初めまして。テロ事件について寄せ書きさせていただきます。 今回のテロ事件への報復について戦争をするのは間違っていると思います!報復も。誰が何をやったという真実を突き止めることは重要です。これからどうすればこういったテロ行動がなくなるのか、お互いの考え方が違えば難しい問題かもしれません。 でも、争いを好む人なんていないと思います。これ以上人が傷つくなんて絶対に嫌です。話し合いをするべきです。譲歩するのも正義だと思います。冷静になって考えてください。 仮に戦争になり、アメリカが勝ったとしても、そこから何が生まれるのか。そこから世界平和は生まれないと思います。どちらの味方をするなどで来ません。テロを起こした方にも起こされた方にも原因があるからです。どちらが悪いなんていうよりも、お互いの意見を聞き、どうすることがお互いにとって良いことなのかを、世界にとって良いことなのかを考えていかなければならないと思います。 どうか報復攻撃を戦争を止めてください!!! ● 田崎真理 |
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小泉純一郎様 ひとりの人間として、個人として、少し心を静めてご自分の心の奥の声を聞いてくださいませんか?。 人類の平和(調和)を選びたいか? 人類の分裂を選びたいか? 地球に感謝して愛を送りたいか? 地球の破壊を望むのか? 私は、あなたの真心を信じています。 他の国の顔色をうかがわず、ご自分を信じて行動なさる勇気を信じています。 ● 主婦 ペンネーム 愛 みこ |
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自衛隊派遣に反対です。報復攻撃に参加するのではなく、ニューヨークの町の復興などの面でアメリカを助けて下さい。 ● 信原清美 |
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小泉さん、今こそ、一国の首相としての立場を超えて 同じ地球に生命を受けた一つの魂としての英断を心から 祈ります。 世界の平和と秩序は、時に一人の限りない叡智によって もたらされるということをここで思い出さなくてはなり ません。 第二次世界大戦後、サンフランシスコ平和講和条約において、 スリランカの外相であったジャヤワルダナ元大統領は仏陀 の言葉を用いて対日賠償請求の棄権を各国に呼びかけ ました。 「憎しみは憎しみによって止まず、愛のみによって止む」 Hatred not ceased by hatred, by Love ジャヤワルダナ元大統領は日本をアジアの親しみある友人として 敬う姿勢を戦後処理のときにさえ崩しませんでした。 今、日本は色々な問題を抱えていますが、世界では最も 平和で安全な市民生活を驚異的な経済復興のうえに享受 しています。 これは、広島、長崎を始めとする多くの失われた魂たちの 祈りだったように思われます。 日本人としての誇りをもって、今こそ、自国の平和に対する 飽くなき願望と祈りを 世界に向けてアピールしていくときにきています。 それは、世界唯一の被爆國である日本が持する特権です。 テロリストはテロリストを生み出します。既に完璧に洗脳されて しまったテロリストの逮捕は必要です。 今回のテロリズムの裏には中東問題があるということが言われています。 パレスチナの自爆テロも同じです。子供たちは親に教え込まれ ます。自爆テロで失う命は神のもとに行くと。そして子供 を失う親はそれを誇りとし、政府は多額の見舞金を支払います。 その姿は、神風特攻隊とも重なりませんか?果たして、 信仰のもとに散る人々を日本人は心から責められるのでしょうか? イスラムの神もユダヤ、キリストの神もアブラハムを崇拝しています。 本質的に宗教戦争は起こり得ないものではないでしょうか。 日本は神仏習合している類まれな国家でもあります。他の 存在を受け入れる、八百万の神々が共存している神々の島 です。 日本こそ、宗教間の争いを鎮めるための「和」の精神を 古代より受け継いでいる数少ない国なのです。 日本としての立場を表すために、西欧諸国の考え方や信仰 に惑わされないで下さい。 そして、古代知恵に準拠した「和」の方針を表明して下さい。 それが、私たちが、日本に生まれてきた役割なのだと確信 しています。 ● 佐藤恵里 |
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小泉首相殿、 毎日の激務お疲れ様です。 今回の米国での同時多発テロに関して一言申し上げたく 本メールを書いております. このような前代未聞のテロに関してどのように対応すべきか 大変苦慮されておられると推測しております。最重要同盟 国の米国の大悲劇に関して、同盟国として最大限の協力を 惜しまないのは当然のことと思います。 しかし、米国政府、ブッシュ大統領の発言を落ち着いて聞いて みると、なぜ直ぐ戦争をしないといけないのか分かりません。「これはテロでなく、戦争だ」 のたんなる一言で全世界が戦争に突入するのは理解できません. 米国の最高の同盟国であるわが国が出切るだけの貢献を 米国にしてあげたい、あるいは姿勢を現したいのは分かり ます。簡単に考えると、外務省、防衛庁の考える自衛隊の 派遣は米国にアピールするかもしれません。 ただ、わが国は真珠湾攻撃をした国であります。そして、その報復として,世界で唯一の 被爆を経験した国です。 世界に他に無い体験をした日本がこの世界の危機に単に 自衛隊の派遣の為の法的整備をすることにエネルギーを集中 するだけで良いのでしょうか? 21世紀に入り、今までの力ですべてを解決する手法は 人類が選択する最良の選択ではありません。憎しみは憎しみを呼ぶだけです。報復措置は根本的な解決にはなりません。このようなことを現在世界に対して、そして最重要同盟国である米国に対して言うことは大変難しいことと思います。しかし、今こそ、真の平和を希求する日本としては、唯一の被爆国として全世界に対して報復攻撃が最善の 手段ではないとメッセージを発信すべき時と思います。今までは宗教指導者がこのような役割を担っていましたが,21世紀は政治家がこのようなメッセージを発する時代でしょう。 あくまで米国に追従する姿勢が、長い目で見た際に日本にとって最善の道ではないことは現在の良識在る日本人の多くが感じていることであります。世界的に見て、人類の為に何が一番重要なことであるか、今こそ最重要同盟国である米国と話し合いをすべき時期と思います。 戦争は21世紀には死語にしていものです。それをする 役割をわれわれ日本人は持っているのではないかと思います。今の重要な時期に何をすべきか本当に全人類の幸せ、平和を真剣に討論すべきと提言させていただきます。 日本の将来の為,人類の将来の為に今こそ日本のリーダー シップを発揮するときと感じます。最善のご判断、ご決断を日本国民の一人として強く、強くお願い申し上げます. ありがとうございます。 ● 丸山裕一 |
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小泉首相 あなたが首相になったとき、私はとてもうれしかったです。 しかし、アメリカにいい顔をしようというあなたのパフォーマンスにはがっかりです。 日本には日本にしかできない役割があるはずです。 それを忘れて、報復戦争に荷担するような行為は避けるべきです。自衛隊を出す事だけが貢献ではありません。 日本が調停者としての役割をする時です。 どうかアフガニスタンの難民、子供たちのことを考えてください。 戦争では新たな悲劇が起こるだけです。 アメリカのしている事(報復戦争や核実験など)に、大きくNOと言える日本であって欲しいと強く思います。 ● 主婦 ふくしまさとこ |
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NO MORE WAR! テロリスト制裁は断固必要です。平和と安全のため。 テロリストが潜んでいる地域にたまたま居住する、テロと無関係な人々を巻き込む軍事行動は避けなければいけません。平和と安全のため。 巻き込むことを承知で軍事行動に出たら、それを“テロ”と呼ぶ。つまり、我々が憎むテロリストと同レベル(土俵)。 テロを、報復(テロ)→報復(テロ)→報復(テロ)の輪の因果をこれ以上引っ張らない様、断ち切る為、時間がかかっても、諦めずに多くの国々との対話を。 ● デザイン屋 理恵 |
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小泉さんは、私たちが命の危機にさらされないよう、経済的に困らないよう、他国からバカにされないよう、海外在住の日本人に危害が加えられないよう、企業活動に支障がないよう等など、同盟国アメリカとうまくやっていくために一生懸命、体を張って頑張っておられるのだと思います。でも私たちが求めているのは、戦わないことなんです。状況から見て、言うは易し行うは難しですが。 私たちは大丈夫ですよ、 お金が少なくなったら節約します。 他国から臆病者・意気地なしと言われるかもしれません、でも胸を張って、君たちもきっと仲間になるよ、と聞き流します。 命の危機にさらされるかもしれません、でも最後まで平和の心を世界に伝えたいです。 世界の中で主要な地位を無くしても恥ずかしく思ったりしません。 本当の勇気は戦わないことだと知っています。 きれいごとはもういいよ、と言われるかもしれませんね。 ● 合志 正三 |
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日本が紛争を解決する手段として、平和的な手法を捨てるのなら、わたしは日本国民として許しません。非道な行いに対して平和的手法を維持する勇気と憲法9条に誇りを持って諸外国と協力してテロの撲滅のために行動してほしいと思います。 ● MICHI |
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日本が、独自の意見を持ち得る独立した国であるなら、そしてアメリカ合衆国の真の友人であるならなおさら、「全面的にアメリカのいうとおりにします」というような態度ではなく、日本が最善と思う方法を、そのためにあらゆる協力をするというメッセージを付け加えて、提案すべきではないでしょうか。 日本は、「紛争を解決する手段として武力を行使しない」という在り方の、有効性と可能性を信じ、それを現実のものにしようと努力することを誓った国です。 私たちはその国民ですし、あなたはその首相です。 こんなときこそ、日本の価値を発揮するときではないでしょうか。 武力を行使せずにテロリスト容疑者を捕らえて法廷に引渡し、憎しみが生まれる原因をかえりみて、テロが起きない世界を展望するという、21世紀にふさわしい行ないをどうか提案してください。 私たちが首相に期待しているのは、まさにそのことなのです。 ● 吉田 真紀子 |
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私は今日(9/30)テレビ朝日の2:00からの‘黒柳徹子のアフガニスタン報告‘という番組を見ました。タリバン政権下の中で必死に生きている女性と子供たちの姿がありました。内戦と飢餓で苦しんでいる子供たちを見ていると言葉もでません。本当にかわいそうで かわいそうで。アメリカの報復攻撃が始まれば当然その子供たちも犠牲になります。日本も自衛隊を派遣して支援するそうですが、いくら直接的には攻撃をしなくたって支援をしたら私たちも同じ殺人者達ではないですか?私にはあまり難しい政治的なことはわかりませんが、多くの罪のない人たちがまた犠牲になることは予想できます。テロは卑劣な犯罪で絶対に許してはならないけれど、やられたらまたやりかえすなんてとても利口とはいえないし、新たな憎しみを生んでテロ撲滅には絶対につながりません。日本は唯一原爆を受けた国です。そして平和の憲法がある国です。戦争になりそうな国際状況であるならば日本は率先して、徹底して平和を訴えなければいけない国ではありませんか?最近はよく様々な核兵器や武器の名前をテレビなどで聞きますが、まるで漫画の中の世界みたい、ほんとにこんなバカらしい事をしようとしてるなんて許せないです。漫画のようにはハッピ−エンドにいかないです絶対。 だから戦争は絶対に止めるべきです。政治家の人たちは米に支援することにいろいろと理由をつけますが、平和を望んでる人たちならば何が一番良い道なのかわかるはずです。平和的な解決方法は絶対にあるはずです。昔みたいに戦争して決着をつけるなんてナンセンスです。人間は言葉をもっているのですから。 ● 高3 カトウみさき |
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「アメリカの平和」「アメリカの民主主義」だけを利するような施策はやめてください。 テロは許せませんが、それに対抗するのに武力を用いても、暴力の連鎖を続けるだけではないでしょうか。 “Show The Flag”は、平和的な手段にも使えるのだということを全世界に示してください。 ● 杉田憲夫 |
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///////////////////////////////////////// 人が、歴史の中で培ってきた、 報復は正義、正義のために何をしてもいい、 という「心」の囚われから、 いっせいに、解放されることを願い、集います。 エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ 今回の犠牲者とそのまわりの人の悲しみ、苦しみ、焦燥感、 生命としての危機感、それを深く感じるところから、 改めて哀悼の意を表したいと思います。 それと、同時に、仕組まれたシステムの中で、 このままではその何倍もの、何十倍もの、犠牲者の出現を、 感じることから、・・・ 戦争をとめたいという「思い」と「意志」をもち始めました。 平和のために、テロを撲滅する。 ということと、報復する。ということの間に、 行動としては同じ方向に見えても、心の動きとしては、 大きな隔たりがあることを感じます。 平和への、生命のための、「思い」と、 生命を破壊するための思いと、その違いを感じること。 それは、報復の感情が、平和のためのテロの撲滅という目的から、 はるかに超えてしまっていくこと。 報復は正義の名のもとに、殺戮となっていくことを 見据えたいと思います。 兵器を作り、軍備を配備し、 戦いのシュミレーションを準備している「心」は、 こういう機会に、一気に、 「報復」ということばと、「正義」とを結びつけ、自動的に、 憎しみと殺戮を準備し始める。 その心が、戦争を生み出す。 どうして、報復、仕返し、という感情を、正当なこととして、 正義として人類が培ってきたのか? この心の傾向を、二十一世紀、新たな形で、直視し、 乗り越える、必要があると考えます。 自爆テロは、まさに、正義だからできることです。 正義と正義の闘い。 そのために、何をしてもいいという正義という呪縛からの解放を、 いっせいに、目指したいと思います。 戦争が起こる、それをとめることは、難しいとわかっていても、 間に合う、間に合わないということを越えて、今、思いをもつこと。 思いをもって動くことから、人類が培ってきた、 戦争の、報復の、システムから、解き放たれる可能性に向けて、 そして、この戦争が、奇跡によって、報復ではなく平和を目的として 収束することに向けて、何ができるかを考え、 さらなる平和への共振の波を生み出すことが、この集いの目的です。 そこに、二十一世紀の人類の課題を見い出します。 どう乗り越えていくのか。 それは、理屈ではなく、もっと、生命の本質にたち帰る。 人類が、進化する可能性が、試されているのだと思います。 仲秋の名月に、以上の「思い」をもって、 月見の集いを、池上本門寺の本殿前で、行ないます。 ひとつひとつの「思い」の光をろうそくに灯し、 ひとつの月を通して、アメリカにいる人々まで、 世界中の人々にまで、「思い」を届けるように、 ひとつひとつの平和への「思い」を込めて、太鼓を打ちたいと思います。 コズミック・ダイアリー倶楽部 柳瀬 宏秀 ―――――――――――――――――――――― 仲秋の名月、「平和への思い」を太鼓にのせる集い ―――――――――――――――――――――― 人が、歴史の中で培ってきた、 報復は正義、正義のために何をしてもいい、 という「心」の囚われから、 いっせいに、解放されることを願い、集います。 ――――― 第2回 満月の集い コズミック・ダイアリー倶楽部 協力、場所提供 池上本門寺 日時:10月1日(月) 仲秋の名月 20:45 場所:池上本門寺 大堂前 96段の階段を上がると、大伽藍の大堂が姿を見せます。 ● コズミック・ダイアリー倶楽部 柳瀬 宏秀 http://www.async.ne.jp/cosmic |
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無垢な民間人を巻き添えにするテロ行為も戦争行為も、もういやです。見たくも聞きたくも、ましてや、その行為に荷担するのもイヤです。どこに住んでいようが、人の命の価値は変わらないと思います。テロの国際的ネットワークが生まれてしまった本当の原因を考えたことがありますか。あるなら、私達国民の前にその答えを見せてください。ないなら、今からでも遅くありません。冷静に考えてください。私は、そういう冷静な判断を下せる人を私達の国のリーダーとして選んだつもりだったのに……。 ● 学生 波多江 秀枝 |