小泉首相へのよせがき

1.2.3.4.5.6.7.8.9.10

小泉総理大臣さま

ただ、お願い致します。

報復を支援して、アメリカに、これ以上重荷を背負わさないで下さい。

アメリカが報復をすれば、アメリカが苦しみます。

本当にアメリカのことを、日本のことを考えるのならば、

どうぞ報復を支援しないで下さい。

報復をしない、解決をお願い致します。

● 大荒田 路子

      

首相が、自衛隊派遣の憲法上の根拠として、憲法前文の

「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと

努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと

思ふ」および

「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」

という文言を挙げておられると、新聞で読みました。

しかし、首相が根拠とされた文言のうち、「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」というものは、その前に「われらは、平和を維持し」という言葉がついています。

また、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」というのは、実は「われわれは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」という文の一部です。

前文の冒頭に「日本国民は、・・・政府の行為によって

再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、・・・この憲法を確定する」

と合わせてよめば、アメリカの武力行為を支持し、自衛隊派遣を行う根拠に前文を持ってくるのは、まったく筋違いであることがあきらかだと思います。

国際社会における「名誉ある地位」とは、「日本の旗を見せること」ではありません。

ほんとうに名誉ある地位をうるために、どうぞ、もういちど考えなおしてください。

● 伊藤美好

      

「子供たちに直接会って説明してください」

9月21日、小学校6年生の娘の授業参観がありました。

夏休みの歴史自由研究の全員発表会です。

半分以上は太平洋戦争に関する発表で、

自分のおじいさんおばあさん、ひいおばあさんから聞いた

生の戦争体験、各地での被害について、

当時の食糧事情などの身近なテーマが多く、

戦地になることの恐ろしさがリアルに伝わってくる内容でした。

ひとりひとり、自分の発表後に感想を言いました。

「戦争は二度度あってはならないことだと思いました。」

「何があっても、戦争は避けるべきだと思います。」

「命令する人は痛くないけど、そのせいで、怪我したり死んだりする人が大勢出るの

で、戦争はやらないでほしい。」

「戦争をしても、人が死ぬだけで、何のいいことも無いから、

無駄だと思う。」

最後の子は、今回のテロ事件にも触れ、

「絶対に戦争にならないようにして欲しいと思います。」

と発表し、大きな拍手が起こりました。

でも、原爆投下を受け、一番慎重に関わらなければならないはずの日本の態度はどう

でしょう。

事件後すぐの、小泉首相の発言には、

非常に吃驚しました。

国の代表として、あまりにも国民の総意を無視していました。

子供たち(私も)の考えは、浅く拙いかもしれないけれど、

首相に聞いて欲しい、せめて日本政府の行動の意味を、

子供たちにも納得できるように説明して欲しい、と強く思いました。

事件以来、世界のすすんでいる方向に、

違うんじゃないか、と、ずっと思っていたけれど、

戦争が始まってしまうのは止められない、

自分には何もできないと諦めかけていたところでした。

でも、授業を見て、これをやりっぱなしで終わってしまい、

私たちが何もしないでいるうちに戦争が始まってしまったとしたら、

子供たちはいったいどう感じるのだろう?と思ったらいたたまれない気持ちになりました。

自分たちは何のために勉強するのか、

学校でやることは学校の中だけの話で、何の役にも立たないのか。

「立派な発表でした、感動しました。」と感想を言った親は、

それだけで戦争を止めようとしないのか。

「戦争はいけません」と教えた教師たちは、

戦争になるのを黙ってみているのか。

何もしないことは、子供たちに対する裏切りのような気がして・・・

私自身、小学生の頃、「戦争は絶対にいけない」

と勉強してきたし、感想文だって夏ごとに書いた。

事件直後の首相のアメリカへのメッセージに、

裏切られたような感じを抱いたのは、私の中のその子供だったのでしょうか・・・

是非、軍事行動への協力は止め、法に基づく解決を図るよう、アメリカを説得してください。

そうでなければ、今すぐに、私たちの子供たちが納得できるような説明をしてください。

どうか!

● 代 裕子

     

アメリカとタリバン、両者の橋渡しをするような形での平和的解決への支援をお願いします。

● 田崎香織

     

今日(9/30)黒柳徹子さんのアフガニスタン報告が放映されました。

地雷で片足をなくした少年

地雷で失明した少女

長期にわたる難民生活で困窮している人達の姿がありました。

戦争が起こればさらにまた弱き人達が苦しめられるのでしょうか。

取材が行われた夏期は45度、冬期には氷点下25度にもなる厳しい土地のようです。

私はもっとアフガニスタンの難民の現実を知るために

国境なき医師団のHPを覗きました。

そこにはタリバン・反タリバンのひどい迫害によって被害を受けている

難民の様子が書かれていました。

http://www.japan.msf.org/special/afgan03.html

混乱のしわ寄せがすべて国民に向かうのですね。

その結果何百万人という難民が生じているのですね。

このレポートを読むまでは私は単純に

あくまで報復攻撃ではなく国際法にそった平和的解決の方法を

探ってくださいと思っていましたが

報復戦争になるにせよ、ならないにせよ

タリバンによる混乱と悪循環と憎悪の連鎖(アメリカ⇔テロ)の負のベクトルがアフガニスタンの弱き人達に向かうことはまちがいないのがわかりました。

まず弱き難民を助けてください。これから厳しい冬がきます。

希望を失った難民と平和の心を知らない戦士がいる現実があります。

人道的支援をよろしくお願いします。

平和を望む私たち一人一人の在り方が世論をつくり

地域や国や世界をつくっていけると信じています。

今回の悲しいテロ事件が真の平和の礎になりますように。

● 馬目佐登美

  http://www.japan.msf.org/ (《国境なき医師団》にアフガニスタンレポートがあります。)

     

報復は侵略です。テロルに対抗するには相手の言い分をまず知ることです。 あなたはアメリカの犬として世界を破滅に導く手伝いをしようとしている。 今、すべきことは、ブッシュのお尻を舐めることではない。 絶対に、軍隊など派遣すべきではないし、後方支援、経済的協力も同

● 市民 松尾 研

     

戦争反対です。日本はそういう国です。

人々に平和と慈悲と分かり合いの心を。

● 大森 則子

    

小泉純一郎さま

どうすれば目に見える国際貢献ができるかではなく、どうすることが世界の平和のために良いのかを考え、そして、それがどうすれアピール力をともなう方法で展開できるのかを考えて実行してください。

なんでもいいからアメリカのおっしゃる通りしますでは、国民は納得できません。私たちはそんなことをいう小泉さんを応援しているのではないのです。

● HOP K.S

       
小泉さま。

報復の援助をするよりも、アラブの貧困の根を
解消する援助をする方向へ、日本を向けてください。
誰も、人であれば誰も本当は殺傷を望んでいません。
命を損なう行為の加担を選択しないでください。
この大規模なピンチをチャンスに変えることが
日本なら可能です。旧来の方法を使わない勇気を
日本が示し、次の世代が誇りに思うような選択を
取れるよう、どうかお願いします。

● HeartLand 主宰 おおくぼゆうこ

  http://www.f4.dion.ne.jp/~to-heart/

   ( こころを見つめ 自分を知って 可能性にわくわくしよう)

      

現在オーストラリア在住のものです。

今リベラル党がこちらでは65%ほどの支持を集め、ハワード総理の難民受け入れ拒否、そして参戦賛同が、人道を無視しているにもかかわらず、なぜか当たり前のように支持され、持ち上げられています。

ハワード氏はもちろん参戦に賛成しているわけですが、アメリカテロ事件があった直後に、オーストラリア国内での航空会社アンセットの崩壊によって、まず16000人が解雇されました。(現在四苦八苦して、何とか会社をもど通りにさせようとしています。)

これはテロ事件とはまったく関係ないところで起きていたところで、なんとハワード氏は、国内に付いたときにも、アンセットが崩壊したことを知らなかったか、どうでもいいと思っていたような、ひどい対応を放送関係者に漏らしていたのを私は見ました。

16000人の解雇があっても、一国の総理であっても、メディアの前で「なにそれ、そんなの知らないよ」という態度をとってしまう、こんな人に「テロはいけない」と言われても、余り真実味がありません。

同時に、オーストラリアではやはりオサマ・ビンラディンが実際にテロを動かしたのかどうかがはっきりしていないというのをきちんと放送しています。にもかかわらずハワード氏はアメリカの方向に賛同しているのです。

小泉さんも、実際にはあのテロ事件がオサマ・ビンラディンが計画し、実行したことであるのかどうか、謎だと思われたのではないでしょうか。

それが起きたという事実はもちろん事実です。

でも、アメリカサイドは、真珠湾攻撃の時にも「知っていたにもかかわらず、むこうがはじめればやっつける正当な理由ができる」といわんばかりに、攻撃があるのを待ったそうではありませんか。

ならばこのテロ事件にせよ、もしかすると以前からラディんが動くと知りつつも、ブッシュ大統領は、自分がしたいことを強行するいいきっかけになるから、とそのまま見過ごして、6500人見殺しにしたのかもしれません。

このテロがあったおかげで、ブッシュ大統領がしたかった軍備の拡大からアラスカの石油採掘等、したい放題で切るバックがついたようになったわけです。

こんなふうに彼にとって都合のいいことがおきまくるのは、あまりにも変です。

いまだに確証はなく、あとからCIAやFBIによって見つけられてきたテロ事件の「確証」は、ラディンを故意に標的にするために仕込まれた、でっち上げのものかもしれないのです。

CIAによって訓練されたラディンに噛み付かれるのは、まさにアメリカにとっては飼い犬に手を噛まれるのと同じことなわけなので、やはりきれいさっぱりいなくなってくれることを望んでいるのだと思います。

テロ事件でなくなられた方々にはもちろんご冥福を祈りますが、進化すべき人類の方向性としては、ラディンが確実に事を起こしたというのが分かっていない点も理解しつつ、報復行為を行うのではなく、国際社会全体での裁判を執り行うように向かうべきなのではないでしょうか。

報復行為などしたら、いつまでたってもどっちの国もが報復行為をしようとして、暴力と悲しみがめぐるのみです。

私たち日本人は、原爆を落とされたという、平和に向かって歩を進めて当然だと、全世界から言われるぐらいなベースが存在します。

今ならまだ影響力をたくさん持っている日本なのです。

ですから、今ならヨーロッパとつるんでアメリカの報復行為はまずいことなんだ、と伝えることができる、日本人の真に崇高な精神性をしっかりと役立てることができると思います。

小泉さんだからこそできそうなことなので、一筆書きました。

これからもどうぞがんばってください!海外からも応援してます!

● 教師 脇坂りん

             

小泉総理 殿

本当の平和とは何か?

もう一度よく考えて頂きたい。

どんな形であれ戦争に加担する事は、罪のない大勢の人たちを直接殺すことと同義なのです。

私たちの平和を望む声をあなたは真剣に聞かなくてはなりません。

勇気ある行動をとれば、日本は世界中から称賛されることとなりましょう。アメリカに対して報復攻撃を思いとどまるように意見するべきです。

ご存知でしょう?アメリカにもヨーロッパにも中東にも、そして日本にも戦争を望まない沢山の声がある事を。悪循環を断ち切ることこそいま世界に求められている平和の本当の姿だと思います。

● 会社員 ひでき

     
 世界平和という名の世界征服を企んでいるなかむらゆかりです。

我々は今すぐ報復攻撃をやめさせる方向で何かをすべきだと想います。

特に日本政府は平和主義のリーダーとなるべきときだと想います。

人の生命は生命であることに何の変わりもありません。

我々は愛を選択し、愛のnetworkを創るべきだと想います。

憎しみや武力や報復ではなく。

理想の世界は我々の心の中にあります。

そして我々の意志がそれを現実のものになるのです。

報復戦争は答えにはなりえません。

暴力は暴力を、不条理は不条理を生み出すでしょう。

我々は我々の意志で答えを見つけなければ なりません。

我々は愛と平和のための運動を起こすべきでしょう。

無血革命。愛と平和に基づく進化を。

私の立場からでは僭越とは存じますが、

我々は暴力的な行為が正しいことを導くかどうか、

長いスパンで見たとき、それが国家と人々のためになるのかどうかを

慎重に考察すべきだと想います。

私は暴力は暴力の連鎖を増長させるだけだと確信しています。

しかし、このような無分別な暴力行為、

テロの原因、争いの源となっている、 憎しみや怒りというものに

我々はどのように対処すればいいのでしょうか。

それはとても難しい問題ですが、愛と平和と想像力のもとに、

人類が正しい決断をすることを私は信じています。

歴史を見つめ直し、こういった無差別な暴力(報復は無差別な暴力、

テロと意識の上では変わらないもののように感じます)を

やめさせるべきではないでしょうか。

無駄ではないはずです。諦めなければ。

ブッダ、アッラー、キリスト...神の姿をめぐる戦いを

神は望んではいないでしょう。

神は理想の至高の存在として、ideaとして

我々の心に投影された存在です。

私は心から望むことだけを望みたいと想います。

世界平和。理想世界。

愛と平和に満ちたひとつの世界を創造する道を、

人類が選択することを祈ります。


This is Yukari Nakamura dreaming of a Peaceful World.

I think we have to do something for stopping the War

right now.

I would like to create the message of love & peace.

It's the confliction between 2 civilization, 2 Gods.

It's not the confliction between Good & Evil.

Life is Life.

I think we have to choose Love and make a network of

Love & Peace.

Ideal world is in our heart and mind.

And it's our will that can make it come true.

The War is not the Answer.

We have to quest the Answer with our will.

Violence will create Violence.

We have to make a Love & Peace movement.

Revolution without blood.

Evolution with Peace & Love.

It may seem presumptuous on my part,

but I personally believe we need to think

whether a violent action is the right thing to do

and in the greater interest of the nation and people

in the long spun.

I believe violence will only increase

the chain-reaction of violence.

But how do we deal with hatred and anger, which are often

the root causes of such a senseless violence, terrorism.

This is a very difficult question.

But I am sure that human beings will make the right decision

with Love, Peace & good Imagination.

Buddha, Allah, Jesus Christ...Gods never wish the War.

Gods are the reflecion of an ideal existence

as the most blessed life in our heart.

I would like to wish what I really wish.

Ideal World. Peaceful World.

Let's think, achieve, and create

what we can do for making the Earth confortable now,

the World full of Love & Peace.

The united World full of Love & Peace.

With my prayers and good wishes,

Yukari Nakamura

● なかむらゆかり

      

日本は世界に誇る「平和憲法」を有する国です。

その理念である人類の恒久平和のため、日本ができることはたくさんあります。

それは決して武力行使への協力・支援ではなく、平和の仲介者としての働き、21世紀を平和の世紀へとしていくための重要な役割であるはずです。

報復は憎悪によるものであり、憎悪は憎悪しか生み出しません。

いまこそ平和憲法を、政治・外交に活かすときです。

真に勇気ある決断を、ぜひくだしてください。

● 大阪YMCA/関西NGO大学 浜本裕子

      

戦後生まれで50歳以上の方々は、ほとんどが盲目的にアメリカ大好き人間だと思いますが、世界にはアメリカしか国が存在してないわけではありません。アメリカのためになにかしてあげても、せいぜいサンキューとひとことお礼を言ってもらえる程度ではないでしょうか?そのあとで顔は見えたけどお金が少なかったじゃないかなんて言われなきゃいいですね。アメリカはそのうち孤立すると思います。道連れにならないように、アメリカがぐちゃぐちゃになってもやっていける日本になって下さい。

後方支援であろうと、武力による報復(いやな言葉)に参加することには違いありません。アメリカは正義ではない。今の政府には将来の日本のことを考えて行動してもらいたいです。さんざん喰べちらかして自分たちが死んだ後はもう知らないでは困るんです。

● 印刷会社勤務 鈴木佐知子

1.2.3.4.5.6.7.8.9.10

つなぶちようじの生息域