この頁では、私Rjがあのおもしろい2Dゲーム Atlach=Nacha をやってみて思ったことなどを書きます。「アトラク=ナクア」自体は所謂「十八禁」遊戯ですが、この頁の閲覧は十八歳未満でも問題皆無・・・と思います。内容は私の印象/好み暴露が中心で、「Macでウインドウヅのゲームをしよう!」的手引き書としては殆ど無能です。(2000.12.07)
SkaaRj_83等で触れた通り、D-DOGさんに唆されて「Atlach=Nacha」をやってみました。(最近再発になったゲームなので、入手は容易かと思われます。)これはウインドウヅ(95/98/NT/2000)上で動くウインドウヅ用のゲームです。従って、Macintoshしか使ってない人は何らかの方法でウインドウヅ環境をでっち上げないといけません。(以下、「Rj's CoMiPa Page」や「Rj's Kanonical Page」や「Rj's ONE Page」や「Rj's ToH Page」や「Rj's DropScar Page」や「Rj's Aero Page」に準ずる部分は省略します。)
#動作は比較的軽快です@PPC750/320MHz, VPC3.0.3J。PPC603e級でも遊べると思います。
これに関しては・・・いろんなところにあるみたいですゆえ、必要に応じてweb上で検索してみて下さい。検索語は「アトラク」「ナクア」「攻略」等でいいと思います。が、これまでの「まるちえんぢんぐ」モノと違い、物語をそれらしく楽しむ為にはそれほどの苦労は要りません。CGを全て集め、全部のエピソードを見る為には攻略情報が有用、という感じです。例えばこのへん↓など。
そんなこんなで、PCえっちぃゲームの海にまた舞い戻って来てる気がしてきましたが・・・まあいいや。基本的にはこれまでの「一人称視点選択肢付き読み物ゲーム」と違って、三人称視点です。言うなれば'Third Person Etchie'ゲーム。勿論、登場する女のコや蜘蛛に憑かれる云々もあるけどそれだけぢゃなくて、お話そのものに奥行きがあって楽しめます。やや瑣末的な部分でお話の不整合が見られたりもしたのですが、それは殆ど気になりません。物語の分岐は「経由する逸話の相違」を生みますが、ちょっとした差異でしかない場合も多いようです。ただ、全CGを集めるには少々根性が要るみたいですゆえ、一通り遊んだら攻略情報に流れてしまうのもよいかと思われます。
そうそう、このゲームは、これまで印象記を連ねてきたものと違って「えっちぃな」えっちぃゲームと言えるやもしれません。ぃゃーん。。。
#尚、この記事でのゲーム内容暴露度合はこれまでの記事群とほぼ同様です。
では、いつもの如く主な登場人物の印象列記です。
扱い軽すぎ。出番少なすぎ。ひどすぎ!
贄にしないと存在感が希薄だし、贄にしちゃうと・・・ねぇ。
えっちぃな状態はかなり純粋にえっちぃで却って好ましいのですが、如何せん本来の人格が失われてる度合いが高そうなのでどう評価してのいいやら。。。
このひとは贄にしなくても比較的存在感あります。けど、贄化後の方が人間味溢れててていいやもしれんちん。ちっと鬼畜道に踏み込んでますが泣かせます。
最初はあれまと思って油断してたのですが、憑かれた後、あの目/あの服装で弓を持った姿は凛々しいと言わざるを得ません。
ある意味でこのお話の主人公です。みゃーみゃー言われてる辺りは非常に可愛らしいのですが、一方で偏執狂的な部分をも見せつけます。
口から血を滴らせた様子なんかは無茶苦茶色っぽいです。奏子との深夜のお茶会の様子なんかはものすごく心温まります。しかし、あまりに哀しい。
くそう、つぐみは渡さんぞ・・・ぢゃなくて、折れた方の手をも剣に括りつけて挑むくらいの機転が欲しかったっす。あっさりやられすぎ。
名古屋の人でもないのにみゃーみゃー言ってて気に入りだったのですが、所詮ニンゲンって無力なのね・・・ぅぅぅ。
つ、つぐみは渡さんぞ・・・(もういいってば。)
おっさんおっさん、怪しいよ。
結局のところ、蜘蛛の風上にも置けぬ悪ぅいヤツでした。天誅!
二勝四敗
(初音と奏子の間には誰も入り込めません。)
ゲーム性を評価するものでもなさそうだしシナリオも基本的には単一(章ごとに較べるのもやや不公平)なので、困ってしまってわんわんわわん・・・(この項目、そろそろobsolete?)
各人の各状態全て含めたお話に於ける印象への評価を中心に。
名まえ | 一いん | 見かけ | 浮かれ | 打たれ | 憑かれ | 抜かれ | やられ | 泣かせ | ふにゃけ | ☆合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
美由紀 | SS | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆ | ☆ | 15 |
沙千保 | S | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆ | 16 |
つぐみ | A | ☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | 15 |
燐 | C | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆☆ | 16 |
奏子 | B | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | 19 |
初音 | B | ☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | 15 |
「一いん」はSSからCまでの評価を適当に割り振ってみてます。「見かけ」から「ふにゃけ」までは、項目ごとに相対評価をしてます。
「単純に☆の数では表現できなかったこと」を少々追加します。特にこのゲームの場合、お話の中での「役割」がはっきりしている為、上の表はあまり参考にならんちんなところも多いゆえ。。。
ということで、The Winners' Podiumでも描いておきます。(ここでの順位決定は、Rjの脳内でこっそり行われています。)
美 由 紀 ┌───┐ つ 燐 │ 1 │ ぐ ┌───┘ │ み │ 2 └───┐ │ 3 │ └───────────┘
おめでとう!
独特の風味があって、なかなかよいです。ナマ楽器をナマ人間が演奏する音だったらいいのにな、と思ったくらい。こういったゲームで使われる上での宿命なのかもしれませんが、fade outが多すぎるのも残念です。
初めてゲーム中でごむに言及があったんぢゃないでしょうか。
このゲームに与えたい超個人的(© Makotoさん)鍵言葉は
Should I forget the way I feel?
です。
遊ぶ前は'ONE'など同じ型のものだと聞いていたのですが、実際やってみての印象は「あっちょっとチガウ・・・」でした。結末が多岐に亙らないというだけでなく、全体としての雰囲気に独特のものがあります。お話全体の密度は高く、恋愛的な要素よりもむしろ・・・いや、うまく形容できませんが、題材の非現実性とは裏腹に奇妙な現実感をもたらすものでした。
いい作品と思います。
朝(あした)に死に、夕(ゆうべ)に生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
このゲームは、D-DOGさんが「再発になったので買うべし」ってなことをおっしゃってたので買ってみた次第。脳内優先順位に割り込み掛けて今世紀中にやった甲斐はあったと言えましょう。また、こういったゲームについて事前に(随分前から)いろいろ教えて下さったD-DOGさんのご友人諸氏(お名前、考えた上で割愛させて頂いてます。m(_ _)m)にも、ここで改めて御礼もうしあげたく。
ありがとう☆
(以上2000.12.05-2000.12.07)
(2007.08.30現在)
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