この頁では、私Rjがあのおもしろい2Dゲーム 同級生(win版) をやってみて思ったことなどを書きます。「同級生」自体は所謂「十八禁」遊戯ですが、この頁の閲覧は十八歳未満でも問題皆無・・・と思います。内容は私の印象/好み暴露が中心で、「Macでウインドウヅのゲームをしよう!」的手引き書としては殆ど無能です。(2001.03.06)
SkaaRj_89で仄めかした通り、(D-DOGさんの掲示板で以前からオススメされてたこともあって)「同級生」(windows版)をやってみました。(有名なゲームなので、入手は比較的容易かと思われます。)これはウインドウヅ(95/98 etc.)上で動くウインドウヅ用のゲームです。従って、Macintoshしか使ってない人は何らかの方法でウインドウヅ環境をでっち上げないといけません。(以下、「Rj's CoMiPa Page」等に準ずる部分は省略します。)
#動作は、PPC750/320MHz, VPC3.0.3Jという環境でさほど問題ありません。が、一部で音が途切れたりします。VPC4.0.1やBlue Label Power Emulatorではやってみてません。
これに関しては・・・いろんなところにあるみたいですゆえ、必要に応じてweb上で検索してみて下さい。検索語は「elf」「同級生」「攻略」等でいいと思います。例えばこのへん↓など。
#検索にはODINが便利です。
そんなこんなで、PCえっちぃゲームの海へずんずんと潜っていってるような気分です。最初、この「同級生」はどんなゲームか見てやれってんで適当にやってたのですが・・・このゲームでは「添い遂げます。」という覚悟で女のコに挑むと無駄が多いということが分かりました。攻略情報に頼っても全CGを集めるのに少々根性が要るみたいです。(私まだ全部集めてません。)
ゲームの形式としては、このゲームはONEやWhite Albumのような「読みゲー」ではなく、Phantom of Infernoのような「脇ゲー」でもなく、「鼻ゲー」のアレ好きシリーズみたいな感じです。「お話」として読んでいく要素は少なくないし、個性豊かな脇役もたくさん出てきて楽しめます。いずれにせよゲームシステムはそれほど複雑ではないので、初めてでもやり方が難しくて困るといったことはないでしょう。
#尚、この記事でのゲーム内容暴露度合はこれまでの記事群とほぼ同様です。
では、いつもの如く主な登場人物の印象列記。女のコはクリヤ順です。
俗称、先負学園のゾンビちゃん。「ゾンビちゃん」って時点で既にRjの敗北が決定してます。言葉遣いだけでなく、私服時と制服時に顔がチガウという特技の持ち主なところも魅力です。個人的には制服時の方が好み。ひとことで言うと、「かわいい」です。性格的にも、「かわいい」です。
学校で、街中で、出会う度に「わっ♪」と思ってしまいます。私はこういう控え目なコと憎まれ口を叩き合うのが好きなのかもしれません。友達思いなとこや運動のできるとこも好感度大です。いつも裸で寝てるのがいいとかポニーテールが好きなだけということではないと思います。ある意味で一番「ニンゲンらしい」ひとと感じました。「more human than human」ってやつでしょうか。
後日談は・・・ちょっぴり切ないものでした。
タヌキ顔とか幼児体型とか言われたい放題言われてたようですけど、私はかなり気に入り。別に幼児体型希望とかいうんではなくて(むしろ逆だと思ってます)、なんだかほっとする感じがしたからです。ふにゃけ度はNo.1でしょう。
ゲームの中ではちょいと扱いが軽いようなのでふまん。彼女の心情を追うのもややむつかしくなっています。しかし、えっちぃシーンでの主人公(俺)の独白が最も印象に残ったのはこのひととの時でした。
後日談は楽しげでよいものでした。ひざまくら希望。チガウ髪型も似合います。
ちょっとえっちぃなひとですが、その点除いてもだいぶくらくらきました。もしかしたら私が一番「近づける」のはこういうひとかもしれません。でも、私には勿體無いオバケ招喚級の心のきれいなひとでした。酔うとかわいいです。見掛けによらず(失礼)純情です。酔い潰れた後、歌舞伎町某所みたいな場面では泣かせてくれます。
その後街で出会った時にも、よしこ先生になっちゃったりしてくれてよいです。会話の端々に一途さをのぞかせますが、自分という存在の相対化が上手なのは経験の為せるわざでしょうか。なかなか深みのある人格描写と思いました。
後日談はややふまん。少々半端な気がします。
「ふりょう」っぽい感じのひとです。好み。いろいろ企んでるわりに素朴でかわいいです。おさるさんになっちゃうあたりも素敵でした。うまく言葉に出来ないのですが、ヤローの考えがちな「ある種の理想」を比較的「現実的」な方向から具現してるひとなのかもしれません。はまると抜けられなくなりそうです。
このひとに限らず全体に言えることですが・・・所謂「イベント」がもう少し多くてもいい気が。人数絞ってその分一人一人との過程を厚くする方がいいのにな、と感じました。主人公がデフォルトでモテモテ君、という強引な設定を緩和することも出来ましょうし。
後日談は憧れを刺激するものでした。ああいう空間を持てたらいいなぁ。。。
見かけは相当気に入り。喋り方や照れ方も魅惑的です。しかし、そこに大きな落とし穴・・・或いは墓穴が。一途すぎて怖いです。うーん、自分(Rj)が浮気性だということをバレバレにさせられてしまったような気分。どうしよう。。。
無人島に連れてくなら問題なさそうですが、どうして私が引いてしまったのかを少し考えてみました。実際浮気するしないは別として、相手の中での自己の存在を絶対化しようとする傾向が感じられるゆえ「怖い」と思うに至ったような気がします。二次元フェチぢゃないんだし、ポスターくらい見たっていいぢゃないですか。それをも拒絶されると、相手と自分の世界はどんどん狭まるばかりです。
後日談はあまり印象に残ってません。
私には縁のない「おさなななじみ」のひと。しかも、理想的に「化け」てます、オンナとして。嗚呼。案外平凡な仕立てぢゃないかよぅ、と思いつつも惹かれてしまったのはどうしてだろうと考えてみました。すると、「いっつも傍にいてくれそうだから」という単純な結論に達しました。ホントかな?実際のところはよくわかりません。。。
美沙とはチガウ系統のひとですが、何故か並べて較べたくなってしまいます。どちらも「身近で、憎まれ口を叩き合う仲」という点で共通だからでしょうか。どっちか選べと言われたらかなり困ります。傍にゐてやりたい度では美沙の勝ち、傍にゐて欲しい度ではこのひとの勝ちかもしれません。
後日談はちと淡泊。。。コドモの顔を見てみたかったです。
「設定上の主人公」のようですけど、私が「お嬢」に憧れる傾向をあまり持たぬせいかそんなに魅力的とは感じませんでした。とは言え、口がヘの字の場面では「そんな女いねーよ!」とか思いつつもくすすとなってしまったのも事実。あっさり遊園地に行きたくなりました。弱いっすね。。。
後日談は結構気に入り。特におでん屋のおやじ。
最初は「へへん」と思ってなめてました。しかし、話が進むにつれてずぶりずぶずぶと・・・特に、小悪魔になっちゃわれた日にゃあ。にゃあ。にゃ。。。間近で見るとすげえ可愛い顔してるってのは勿論のこと、ああ見えて実は相当色っぽい身体をしているというのも反則です。勝てなくなっちゃった。
人間関係としては、結果的に「友達の彼女を奪ってしまう」というありがちな荒んだ型となるのですが、それでも荒んだ感じがしないのはひとえにその友達のお陰でしょう。持つ可きは善き朋哉。
後日談はうらめやましい限りです。自分にもまだ抱くべき夢というようなものがありうるのかな、と思わせてくれました。
びじんです。お堅い先生です。アマガエル色のスーツがよく似合ってます。が、どちらかというと小学校の先生みたいです。それはいいとして、やっぱり眼鏡を外して髪も下ろしてぶかぶかのシャツを羽織ってる姿にやられました。もうダメだ・・・
「先生」という幻想社会でのラベルを引き剥がされた時、そこに残るのはただ「オンナ」という現実のみ。多くのひとはこの社会で生きるとき常に何らかの役割/仮面を纏っています。ねこやからすにも彼らの集団の中でそういったものがあるやもしれませんが、ニンゲンの場合は「幻想」(或いは「仮想」とでも)と「現実」との差が大きいのではないでしょうか。その仮想の枠組みが乱れた時或いは壊れた時、剥き出しにされる現実と纏っていた仮面との距離が露呈します。
・・・その落差に私は魅力を感じたのでしょうか?否、仮面を取った時そこで目の前の現実に向き合う強さと弱さにやられたのかもしれません。憑かれ度(瞬間最大値)はとっぷです。
後日談は大したことありませんでした。
看護婦さんです。でも、普段の格好は派手です。チューリップの場面ではほろりとさせられました。
後日談はどうでもいい感じです。
実質的には殆ど未亡人さんです。んで、普段の格好は和服です。
後日談はなかなか感動的なものでした。特に、酔っ払いのおやじ。
保健室の先生です。いつも白衣を着ています。屋上のシーンは結構気に入り。
後日談はよくおぼいてません。
美しいひと、ということなのですが・・・黒髪のロバートプラント。にはは。このひとを攻略すると美沙の水着姿を拝めます。
後日談はよくわかりません。太すぎるような・・・
登場する主な人物には夫々のテーマ曲が用意されています。その中で、「美穂のテーマ」ってのは印象深いものでした。ものすごくいい曲というわけではないのですが、印象に残ります。このゲームをやっている期間中、目が覚めるとアタマの中を「美穂のテーマ」が流れていたなんてこともありました。sweet versionもいい感じです。
このひとに特徴的なのは、やはりその特異な髪型と性格でしょう。因みに、タラバガニというのは実はヤドカリの仲間なんだそうです。(ハサミを除いた脚が六本しかない。)美沙や真子に走ると最終日を待たずして嫌われてしまうのですが、その結末(?)もまた味わいのあるものです。
後日談は結構楽しめました。髪、あっちの方が好みです。。。
いいやつです。でも、なんか可哀想になってくる瞬間も・・・
顔面信号機です。でも、なんか可哀想になってくる瞬間ばかり・・・
やなやつです。でも、なんかちっちゃい子供みたいで可愛い・・・
・・・ぶへは
基本的には違和感なくのめりこめる「playerの代役」です。遊び心もあって気に入りです。一人称視点と三人称視点の交錯が時折面白い効果を発揮します。
五勝九敗・・・簡単に言うと、負け越し。
時間やお金の概念、地図上の移動といった要素があります。それほど複雑でもないので、一人ずつ攻略していく分には大きな困難は無さそうなのですが、一人ずつってのはものすごい手間暇が掛かりそうです。ので、幾人かまとめて攻略していく方が結果的には労力の節減に繋がるかと思われます。ただ、どうあがいても「両立不可」なひとたちがゐますので、攻略情報に頼るのもよいでしょう。ゲーム中で脇役のひとが教えてくれる情報は、やや暗示的で誤解招きな場合もありますゆえ。
それぞれのひととの関係を「お話」として捉えた場合、その読み応えはイマイチです。あくまで個人的な好みですが、ちょいと人数が多すぎると思います。人数を減らして一人一人の分量を増やした方がよいのにな、と感じました。
直接ゲームの進行には関わらないことですが、あちこちを観察出来るのは気に入りです。「こんなところにまで・・・」と思わせるようなところへも独自のコメントが埋め込まれていたりして気が利いてます。同じ場面でも、時間帯やゲームの進行状況によってコメントが変わったりもしますゆえ、一度見たところでも忘れた頃にまた見てみるとよいやも。こういった「蛇足」的部分の面白さ、私にとっては非常に重要です。ONEやKanonより面白かったかもしれません。すごい。
どうでもいいけど、「先負町」って「友引町」の隣ですかね。あと、「矢吹町」って「歌舞伎町」と「矢吹丈」に似てます。駅前の光景はややしぶやに似てたりしますが。
あっそうそう、お話の気に入り順上位三つをここで。まず、夏休み分。
次に、後日談。
各人との細かい会話等を含めつつ、お話に於ける印象への評価を中心に。
名まえ | 比りつ | 一いん | 見かけ | 浮かれ | 打たれ | 憑かれ | 抜かれ | やられ | 泣かせ | ふにゃけ | ☆合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
かおり | - | B | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | 19 |
くるみ | 0.532 | B | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | 21 |
さとみ | 0.509 | A | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | 19 |
ちはる | - | B | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | 18 |
ひろみ | - | A | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | 21 |
やよい | - | C | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | 8 |
よしこ先生 | 0.543 | S | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | 21 |
亜子 | 0.515 | S | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | 17 |
夏子 | - | B | ☆☆ | ☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ | ☆☆ | 15 |
真子 | 0.551 | C | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | 8 |
美沙 | 0.519 | A | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | 22 |
美穂 | 0.513 | B | ☆ | ☆ | ☆☆ | ☆ | ☆ | ☆☆ | ☆ | ☆ | 10 |
舞 | 0.525 | B | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆☆ | 15 |
麗子 | - | C | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆☆☆ | ☆ | 10 |
「一いん」はSからCまでの評価を適当に割り振ってみてます。「見かけ」から「ふにゃけ」までは、項目ごとに相対評価をしてます。
単純に☆の数では表現できなかったことや、各々に関連して出てきた気に入り文句などを少々追加します。
さて順位決定。Rjの脳内で行うのが大変だったので、総当たり戦の結果を公開します。
なまえ | か | く | さ | ち | ひ | や | よ | 亜 | 夏 | 真 | 沙 | 穂 | 舞 | 麗 | 勝敗 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
かおり | − | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 7勝6敗 | 6 |
くるみ | ○ | − | ● | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 10-3 | 4 |
さとみ | ○ | ○ | − | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 12-1 | 2 |
ちはる | ○ | ● | ● | − | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 9-4 | 5 |
ひろみ | ○ | ○ | ● | ○ | − | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 11-2 | 3 |
やよい | ● | ● | ● | ● | ● | − | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | ● | ○ | 2-11 | 12 |
よしこ先生 | ○ | ● | ● | ● | ● | ○ | − | ● | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 7-6 | 6 |
亜子 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ○ | − | ○ | ○ | ● | ● | ● | ○ | 5-8 | 9 |
夏子 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | − | ○ | ● | ○ | ● | ○ | 4-9 | 10 |
真子 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | − | ● | ● | ● | ○ | 1-12 | 13 |
美沙 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | − | ○ | ○ | ○ | 13-0 | 1 |
美穂 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ● | − | ● | ○ | 4-9 | 10 |
舞 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | − | ○ | 6-7 | 8 |
麗子 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | − | 0-13 | 14 |
(Rj) | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ● | ● | ○ | ○ | ● | ○ | ● | ○ | 5勝9敗 | − |
ということで、The Winners' Podium。
美 さ 沙 と ┌───┐ ひ み │ 1 │ ろ ┌───┘ │ み │ 2 └───┐ │ 3 │ └───────────┘
おめでとう!
#げっ、D-DOGさんとコンフリクト発生・・・亜子さんはあげるから美沙ちうだい。。。
二三曲非凡なものが混じってるようです。それ以外も、耳障りではないし耳を退屈させないという意味で悪くありません。が、別のソフトをインストールしないと再生出来ない形式というのはちょっと不満です。VPC3.0.3@PPC750 320MHz/win95B/DirectX 5.1では時折再生不良が起きるようでした。
ごむっ!
このゲームに与えたい超個人的(© Makotoさん)鍵言葉は
I'll always be in love with you.
です。
遊ぶ前には「なんぱ」なものだと聞いていたのですが、実際やってみての印象はそうでもありませんでした。全体としての雰囲気はかなりなんぱな感じですけど、妙に文学的になるえっちぃシーンのみならず他の場面でもいろいろと感じる機会がありました。それぞれのお話の密度はそんなに高くないような気もしますが、様様な相手との間の恋愛的な要素はその題材の多様性と共に奇妙な現実的刺激をもたらしつついろんなことを考えさせるものでした。
かなり膨大で苦労も多いけど、それに見合う楽しみのある作品でした。
あっそうだ、最後に一つ。エンディングのところで一つの風景が出てくるのですが、これにはしんみりとさせられます。木製の机の上に載った様様な「前千年紀」的な物品、そして、布製のカーテンが掛けられた木枠の窓を開いて見える海と空と緑、吹き込む風に回るかざぐるま。これらの遺物のうち、果たしてどれだけのものが今世紀のおしまい頃博物館以外の場所に実在しうるでしょうか。
私たち次第、ですかね。。。
そもそものきっかけは、こういったゲームについて事前に(随分前から)いろいろ教えて下さったD-DOGさん及びそのご友人諸氏(お名前、考えた上で割愛させて頂いてます。m(_ _)m)のオススメとして某掲示板で名が挙がったことでした。割と早い段階で入手してたんですけど、Airの発売やら何やらで延び延びに延びて結局前世紀中には出来ずじまい。んでも、忘れ去らずにきっちりやってみてよかったと思ってます。
ありがとう☆
#余談。えっちぃゲーム印象記はこれが今世紀最初です。果たしてRjの命尽きるまでにあといくつの印象記を綴ることが出来るやら。やらやら。(死ぬまでやるんかい・・・)
(以上2001.03.05-2001.03.06)
(2007.08.30現在)
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