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2009/7/13(月)
出かけたついでに交通博物館の定点観測、さらについでに秋葉原の街で模型店覗いたりしつつ、ああそうだと久々に食玩が一杯吊るさってる店を覗き。
出たばっかな二式大艇などは流石に無理っぽかったが、おっ、PS−1、おっ、海保のYS、おっ、こっちはFC、うーむむ触雷・・・・・ってちょっと待て、
たーしか「名機の翼コレクション」ての、箱買いしておらなんだか。あぶないあぶない・・・・・てか、しっかりせえ(汗)。
エプロンの中にぽつん、と取り残された格好だった佐賀空港のJA8733、場所を移し化粧直しもして、来春より再公開の由。今日の読売新聞サイト「九州発」
・・・・・って昨日は佐賀版、一昨日は社会面に同じモンが出てたみたいなのだが・・・・・「近くの公園」とは空港横のアレに違いなく、
あそこなら転がして行けそうな・・・・・やっぱ吊らないと駄目? 九州で2機だけ残る、ともあったが、その名は出さずとも九州じゃ崇城大学は基本なのか・・・?
◆
これまで2度、貨物ターミナルが出来る前で傍で見られた頃・・・・・
丁度6年前
・・・・・と、虜の状態になってから
昨年の9月
に訪ねたが、もう傍で見ることは無いだろうと思っていた。最後に訪れた際の去り際に、エプロン傍からコンテナ越しに撮って、
現役時代の駐機風景のように見えたのが、JA8733の、今のところの最後のカットだが、逆に言えばあの構図もまた、別の見納めになったわけで。
◆
記事では保存から現状までの経緯が綴られていたが、県がANKに持ちかけた際の動機が「空港に駐機する航空機が少なくて寂しい」だとわ(笑)。
今度の事業には約¥40Mかかるといい、このご時勢の中で意味するところは、大きそうで。
地元の人のコメント「プロペラの音が優しくて乗り心地がよく・・・」って、前の方、とりわけ3列目に乗ったら出てこない言葉だと思う(笑)。
いずれは3度目の訪問も・・・・・ギンギラの物語にもまた、後日談が加わりますかな。
◆
関連記事一覧を見ると、先週には千歳の「おじろ」の引退の記事が出てたようで。今週の金曜で、1機が引退する由。2機配備とあるから、
「ブルーイレブン2」の里帰りがここでも裏付けられる。第1管区のホームページを覗くと、トップに「お疲れ様でしたLA782」と。
LA782(JA8782)というと、例の樺太侵攻作戦(をゐ)でコンスタンチン君を搬送した機そのもの。
当時はまだ「おじろ」の名は授かっていなかったように思うが、で、春まで残るのは東京帰りのLA702(JA8702)、いずれにせよ、もうすぐ・・・・・
「北海道の空からYS11Aは姿を消します」と結ばれていたが、自衛隊機も関東以南しか配置が無いようで、それが飛来することもないのだろうか。
YSな自転車の「バイク技術研究所」、新型が出るのだそうでその名も「YS−33」。そう来たかあ。もしや密かにYSXとかYXとかYXXとか・・・。
タイムシフトで見る秘密結社〜、今週もまた、ダートっぽい怪しい音。どっから拾ってきたんだろ・・・・・もう良っか。
秘密結社鷹の爪カウントダウン、なんぞをタイムシフトで見たりして、登場したジェット機の音がどうも、ダートっぽく・・・・・寝覚めに海保機の音を聞くことはあったが、
とうとう起きまくりで幻聴が出るようになったかと自分で自分を訝りつつも聞き返すと、ドップラー効果で下がる(=通り過ぎる)あたりからの音、
びゅるるるるるーって変わるこの感じ・・・・・どー考えてもターボプロップで、しかもこの音、怪しい。やはり怪しい。
頭上をアプローチしていく姿が目に浮かぶようでわないか・・・・・しかしこれ、どっから拾ってきたんだろ。
2ヶ月ぶりにまたまた全日空商事シリーズ。1/200の厚木の海自機、カーゴドアが開いた状態らしいが・・・・・スポット付、
とあるのは、以前出てた1/500シリーズのような、ジオラマっぽい板が付く感じか。そして1/400の、ANA初期塗装とモヒカンのセット。
ん、1/400というのは初めてでわ・・・・・いずれも半年以上先のハナシのようだけれど、これでこの間のと併せて待ちが5ケ、
ココの1/200的にはそろそろシリーズ完結なんだろか、まだ何か出し忘れてるのがあるような気もするが・・・・・
あー、金型変える前の初期製品の焼き直しだとか?(汗)
「世界のエアライナー ワザあり!にっぽん 空飛ぶ離島のパイロット YS−11」到着。早速観賞・・・・・1995年7月23日に放送されたものです、
という断り書きのがしょっちゅう出るので、ナレーターの前田吟ってまだ元気じゃなかったっけかと訝りつつ(ぉ、出だしからいきなし、
鹿児島へ着陸するYSをチェイサー(?)から俯瞰に鳥肌。アテレコの音声ではダートサウンドと、タイヤから煙が上がると同時にスキッド音まで聞こえ、
けたたましい乗り物で飛んでいるのではなく、鳥にでもなったかのような錯覚を醸す。空撮のアテレコの妙と言えば個人的にはNHK特集「よみがえれ貴婦人」だが、
遡れば「ニセコ」の重連をぐるんぐるん追いかけ回した作品では連続するトンネルの出入りの表現がまた・・・・・おっと鉄話じゃなかった。
◆
放送当時はパッケージ販売など考えてもいなかったろうが、その為か或いは昨今の諸事情によってか、今回了解を得ていないであろう人々、
例えば海辺の観光客から乗客からボカシ入れまくりで、やや興醒め。ギリギリモザイクのこのご時勢に(ぉ あまりにも、
それこそ画面の半分以上ざっくりなボカシの入りまくりに、殆ど刑務所のドキュメンタリー状態(苦笑)。ボカシと言えば、
エンディングのクレジットにも一部ボカシがあって、うっすら「テーマ音楽 小鯨圭」と読めたような・・・・・権利関係大変ですなあ。
◆
それはさておき、主人公の機長氏はYS誕生の頃から2万時間以上飛び続けてきたというベテラン、あの「いつもの」本村キャプテンの先輩・・・・・
と思ったが同年代くらいかもしれない。YSはまだレインボーカラーの機が残っている頃で、さらにはトリトンブルーのYSが手前を過ぎり・・・・・
ややっ、と戻してみれば、ANKのJA8736。14年前の鹿児島の風景。
◆
正味25分程の内容はあっさりしたものではあったが、ニュース原稿のように聞こえたアチラとは別に、俳優のナレーションは違いますなあ・・・・・
さて実は、オマケの方がグッと来るのですなコレ。鹿児島でのエンジン始動から離陸、与論でのアプローチからエンジン停止、ジャンプシートから撮っているだけの、
素材映像・・・・・なのだが、ナレーションもBGMも無く、ただ淡々と、チェックリストの読み上げ、スイッチやレバーの操作、交信、速度のコール、
アイハブ、ユーハブの掛け声・・・・・それらが、まさに目の前で進行している。
◆
実際は、本編も短いし、手をかけないでオマケといったトコロなのだろうが・・・・・そういえば本当に没カットを掻き集めたようなオマケのDVDもあったナ
・・・・・ここでは素材の力がそのまま、活きている。時折現れる、カラフル過ぎてそのくせ読み辛い字幕がナニだが、
まさに「現場」という空気を追体験するようなこの力の前には、瑣末なことに過ぎぬか。以前求めたDVD「日本の名機 YS−11 Vol.1 コクピット・全記録」
はフェリーフライトのコクピット内に何台もカメラを据え付けて、パイロットの表情から「仕事場」の空気から伝わってくる逸品だったが、
最早そこに演出の入り込む余地など無い。加工することが仕事とばかりに手を入れて、作り手の乖離ばかりが際立つに終始するシロモノは数知れづ。
「世界のエアライナー ワザあり!にっぽん 空飛ぶ離島のパイロット YS−11」ってDVD ・・・・・ノーマークだったわ。発売元の紹介文を読むと、
なんでも中京テレビ制作のドキュメンタリー番組らしく、放映は1995年夏・・・・・あー、ざんげ岩デビューしたりシロクニ撮ったりな頃だ(遠い目)。おっ、
ジャケット写真には青木勝氏のクレジットが。内容的にはJAC機と、周囲の人々を追ったもので、「台風飛行」程ではないが(?)低気圧に挑むところもあるらしい。
無論、速攻で自動購入・・・・・ところで南日本放送さんも、まだなんかあるんじゃなあい?
しらせ見に行きがてら羽田チェック。おっと海保のハンガーの中にブルーイレブン、入れっ放しだったJCAB機はブルーイレブンのいつもの指定席、
なんとなく「転校生」っぽい状態な・・・・・まあ、ブルーイレブンを整備しようとしたら、入れ換えるしかないわな。
入間航空祭。久しぶりに晴れの特異日らしく朝からピーカンで迎えられたが、小春日和を通り越して夏日を喰らった一昨日から一転、冬の寒さ。
これで吹き晒されてるのはたまらんと、着込んでハクキンカイロまで引っ張り出し・・・・・でま、いつものように現着して、まずはエプロンでYS−11FCや、
C−1あたりでウハウハ・・・・・ところで白地に青ラインのPを久しく見ていない気がするのだが、ありゃ美保あたりから呼ばない限り、無理なんだっけか。
◆
そうこうすうるうちFCが上がり、これをぱちり。フライトチェックのデモがあり、今年は8の字旋回のオマケ付。YSのパイロット氏は近く定年を迎える由・・・。
飛んでる姿だけではつまらないので、地上展示のFCとどうにか絡めようと試みるも読みが難しく、とにかく詰め込んでみました止まり。んー・・・。
◆
今年はバートルの引退セレモニーがあるためか、スケジュールが若干違う。例年であれば、C−1でウハウハした後、
救難ヘリタイムでは誠に失礼ながら一足先にお昼モードに入るのが常なのだったが、今年はヘリが先でC−1が午前のトリになってしまい、動くに動けづ。
でもバートルはやはり、見送ってあげたいか・・・・・白と黄色の、個人的にはトミカでお馴染みの、あの姿。後輩のCH−47Jと、CH−60Jと共に編隊飛行、
2機は脇に控えるようにして、今日はバートルに花を持たせる。ロープで降下、吊り上げ、と一通り見せてくれて、最後にこちらに向かってお辞儀をするバートル
・・・・・なんとなくこれまで「いつもいるアイツ」くらいの認識しかなかったので申し訳なかったが、今日ばかりはと、パチリパチリ。
◆
いよいよC−1「入間インパルス」アワー・・・・・って3機だけかい。シカーモ風のためか空挺がキャンセル・・・・・有事でそんなコトはあるまいな・・・・・
「お客さん」を乗せたままブルーよろしくすれ違うわぐるぐる回るわ・・・・・本来もうちょっと派手だった気がするが・・・・・最後の締めはお馴染みの短距離着陸、
端っこでやられても見えませーん(苦笑)。
◆
昼食の後ハンガーを覗くと、ダートエンジンの隣に3翅プロペラが立ててあって。何も説明が無いのだがどうもなんか、スーパーYSのソレっぽく。ををを、
こんな間近で見るのは初めてであるかも知れづ。その主はというと今年も遠くに、1機だけ見えて。「162」と読めたグレーの機体、レドームのポコポコが無しの方。
たーしかに、プロペラはアレと同じっぽいな。
◆
午後はブルーを堪能、帰投機を見送り、西日の色味濃くなる中でバートルをぱちり、YS−11FCをぱちり。秋の空の色とのコントラストに映える機体
・・・・・イベント的に今年はこれで終わりの感だが、一方ファイナル・カウントダウン中の海保機は、そろそろ見納めの朝日ギラリの季節。
天空橋に通う気力はもう保てそうもないが、行けるのは今のうちでもあり、聊か悩ましく。
下総航空基地開設50周年記念行事。曇りっぽかった予報は日に日に変わり、つひにお日様マーク全開、晴れ男のお通りである。基地のホームページを見ると、
行事そのものは0900〜1600、飛行の予告は0720〜1640、これは飛来機の分だろか・・・・・先週よりちょっと早めに出発、例の如く羽田でチラ見すると、
わお、ブルーイレブンが朝日に赤く染まっていて。金網越しを無理矢理、ぱちり・・・・・あーでもないこーでもない、とやってるうちに、早く出た分がチャラ。
◆
現着、まずはエプロン逆サイから様子を窺う・・・・・んっ? やややっ、US−2! うう、つひに現物とご対面・・・・・青い方の2号機。
まずはともあれと超望遠でパチリパチリ。他には軽飛行機らしきものがチラホラ、後はP−3CとYSばっかかな・・・・・と、きゅぉぉぉぉぉぉ・・・・・
ありゃりゃりゃもうお出かけですかい。
◆
RW01、あららこないだと逆。ならばと急いで北端へ回り込んでみたが、次々と上がって行く中、YSの1機だけシルエットに留めるのがやっと。暫く待ってみたが、
続いて飛び上がる気配も無く、今度は南端へ移動。さっきのはいずれ降りて来るだろうが、RW01のままとすると、ピーカン順光でもって今日はまず、
着陸の後追いを狙ってみようか、車輪が煙上げたりなヤツ・・・・・そういや旅客機以外ではそういうの、撮ったことが無い。
◆
陽炎の先のエプロンにはいつしかわらわらと人集りが見え、パンフをまだ貰っていないが目立った動きが無いところを見ると、式典か何かの最中であろうか。
何やってんだろなー、何やってんだろなー、と状況が見えぬままジリジリ照りつけられて、頭がボーっとしてきた頃・・・・・ぶぅぅぅぅぅぅぅんん・・・・・
へっ? ああっ! 基地上空を航過するYS! 丁度1000回ったところだったか・・・・・進入に備えて南側ばかり気にしてて、北側から来たそれに気付くのが遅れた。
もう飛び過ぎるところを切るので一杯々々。P−3Cの編隊が続く。あああ・・・。
◆
軽飛行機やウルトラライトプレーンが長閑に飛び、P−3Cがソロで上がってぐーるぐる・・・・・救助や消防訓練のデモがまた、派手に火が上がってこれを化学消防車やらで消すのだが、
モウモウと物凄い煙で通行人に「墜ちたんですか?」と訊かれる始末(爆)。毎度お馴染み第一くるっ空挺団の降下はまだか・・・・・
昨年は滑走路上を真っすぐアプローチしてたから、そのつもりで待っていたのだが、先程から基地上空をパタパタ飛んでたヘリから唐突に、5つくらい(?)パッパッと開いた。
ありゃりゃ? とりあえずそれを収めながら、風見にしては多いような、でも次に本格的(?)に降りるのだろうと尚も待っていると、C−1が南からアプローチしてきた。
よーしこれだあ、と構えていると、降下するにはヤケに低い。低過ぎる。っかしーなー、っかしーなー、と見てる前で、頭上をかすめて着陸。ありゃ。
で・・・・・来ない。まだ来ない。結局来ない。先日の六本木のカツアゲの件で欠員出過ぎとか、そういうんじゃないよね?(ぉ(ぉ
◆
昼近くになってようやくP−3CとYSが返ってきて、これを後追いでぱちり。午後はいよいよ、体験搭乗のフライトが続くのであろう。その前に一旦基地内へ突入。
まずは売店でグッズのチェック。トムボーイのパッチは間に合ってたが、むむ、このカエルのパッチは、前からあったっけか?・・・・・第203整備補給隊、
のパッチらしく、面倒を看ているP−3CとYSと、ナントカっていう救難ヘリのイラスト。これを所望。
◆
そしていよいよエプロンへ進む・・・・・いたぁ、US−2! ウハウハ! 丁度機の傍までスペースを解放したところで、我先にと急ぐ人々をどうにか避けつつ、
前進しながらパチリパチリ。隣にはC−1、ツーショットも忘れない。今年もミニP−3Cのショーがあって、結構な人集り。聞こえる感じではシナリオは昨年と変わらぬようだったが、
まーだ潜水艦が「大陸間弾道ミサイル」撃つって言ってる・・・。ハンガーの中ではそのミニPの限定パッチが売ってて。そういやTシャツも作ってたりで、ブルーJr.的なグッズ展開を模索中か?
◆
いつしか体験搭乗は始まっていて、片肺のP−3CやYSがタキシングして来、搭乗者の入れ替えてはまた、再始動して出ていく・・・・・今日はエプロンでのそれには構わず、
また南端へ戻る。降りてはまた上がって行く、P−3CとYS。先に降りた機がまだ滑走路上で進んでいる後を、構わずどんどん降りてしまう・・・・・
こうして滑走路を見通す場所で眺めていると、ロケット鉛筆を込めてるようで、旅客機の感覚からするとなかなか、スリリングな。
◆
それにしてもいつの間にやら、吊られてといった向きも含めてギャラリーが増えてきて、往来に支障があってかお巡りさんまで登場。ふーむ・・・・・それはさておき、
区切りではあったので北端へ回って正面から・・・・・中央付近は下がってて滑走路が見えないので少し斜から・・・・・と、ん?、US−2が動いてる?? あららデモなのか、
それとももう帰っちゃうのか・・・・・南端即ち向こうへ向かって行く、US−2。蜃気楼に浮かぶそれは洋上にある姿のようだったが、やがて滑走路へ入り、
そして駆け出す・・・・・独特のギアの収納を目の当たりにウハウハしつつ、カシャカシャカシャ!・・・・・シャッター落とし過ぎたか(汗)。去ったと思ったらまた1航過、
もう終わったろうと撤収して戻りかけると、また1航過(汗)。あー。
◆
またまた南端。頭上を滑り込んでくる様を、往来と鉄条網とからめて、報道系にありがちなスレスレ感を出してみたり。西日の色を帯びてきた陽光と、秋だなあ、
と呟きたくなる高い空と、ここは是非ともベルビアで押さえておきたいところだったが如何せん、デジしか持ってきてない寂しさよ。何度目かの着陸を振り抜いて、
エプロンへ向かうYSを追うと、もう今日は店じまいのようだった。ではP−3Cも、と思えばまた飛び上がって行く・・・・・これの戻るのを今度はシルエットで収め、
本日終了。出かける前には色々練っていたのだが、いざ撮り始めると思い付くままになって、どうしたかったのか忘れてしまった。とりあえずは今日の出来を見て、
次も考えるとしようか・・・・・しかしその出来はさておいて、鹿児島でJAC機を撮って以来の「フィールド」って実感がなんとも、満たされた感じで。
下総基地へは来週は必須ながら、来週末の天気はまだどうだか判らないし、予行演習方々・・・・・幸い今日の天気は良さげ、トロトロ走って撮りに行ってみることにする。
予告によれば朝と午後、それぞれ0815〜0845、1435〜1510の設定。それぞれでちょいと一回りなのか、数回タッチ&ゴーでもやるのか、
それとも日中どこかへ出かけるのか、そのあたり知る術もないが、とりあえずは離陸をまず、押さえられれば。
◆
0745頃に現着、まずはとエプロン逆サイの金網から様子を窺うと、ハンガーの中にエンジンを降ろされている1機を認ム。エンジンナセルはブルーシートで塞がれて、
そういや昨年の催しではエプロンの端に出されているのを見たが、この機も来週は、追い出されてしまうのか・・・・・カメラを取り出し、明り取りから差す光線がなかなか
・・・・・と、きゅぉぉぉぉぉぉ・・・・・おおっとエンジン始動? もう?? まだ早いし暖気だろうかと撮っていると、あららくるりと回ってタキシング開始。
◆
やられたー、しかし慌てず滑走路北端へ向かうのを認め、超望遠付のままカメラを袈裟掛けに、こちらも急いで南端へ移動。ギャラリーは他に誰ぁーれもいないところで、
正面あたりを陣取り、タキシングしていくトムボーイを追う。すっかり秋の陽気で肌寒かったのに、陽炎ユラユラでグズグズなファインダー像に苦笑しつつ、
ともあれ・・・・・カシャ、カシャ、カシャカシャカシャカシャ!・・・・・びぃぃぃぃぃぃぃぃぃぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅぅぅぅぅぅぅんんんんぉぇぇぇぇ・・・・・
くぅぅぅぅぅ、久しぶりに接する、生のYS(潤)。思えば殆ど今年初めてでは、なかったか。薄日をテラリと返し、少し東へ進路を取って、消えていく。
◆
すぐ戻ってくるのかどうか判らぬままに余韻に浸っていると、ひょぉぉぉぉぉぉ・・・・・続けてダートの目覚め。これをまたカシャカシャと切り取り、見送る
・・・・・結構遠いまま上がっちゃうんだなあ。頭だけ上がってる状態だけ見ると、大きさ的には、昨年撮った着陸のそれと変わらん感じ・・・・・これを見送るとさらに、
ひょぉぉぉぉぉぉ・・・・・3機続けての出発。あーこんなのって・・・・・丘珠や鹿児島の「あの頃」の記憶に浸る。
◆
となると、午後の部はあの3機が帰って来るわけか・・・・・間合いに成田まで足を延ばしてみる。北総線延伸の工事などを横目に走り、航空科学博物館。
「歴史を彩った航空機展」なるパネル展が始まったばかりのようだったが、サンフランシスコへ向かう吉田茂や、富士山頂でレドームの骨組を降ろさんとするヘリや、
開港目前の成田の管制塔から管制官救出、ニッポン号に函館のミグ25・・・・・懐かしいのやら結構ずっしり重いのやら、あの日あの時な写真。東京オリンピックではやはり、聖火を運ぶYS登場。
◆
お土産の絵葉書で昨年の皮剥ぎYSの写真が出てて、家にもありそうな気がしたが所望。A380見えるかなーと展望台へ上がると、果たして何機もの機体越しにその巨体が見え。
白装束の747はJA813J、この間退役したアレであろうか。そういえば羽田で見たのは、JA812Jであったか・・・・・お、ワンワールド塗装機も撮っといた方が(ぉ、
などとやってるうち、A380が動き出し、ウハウハとこれを撮りながら、滑走路端へ向かう間に下へ降りてYS試作機の鼻先で待つ。光線的には難しいところだが、
どうにか絡められないものか・・・・・キィィィィィィィィィン・・・・・おーしおーし来たぞ・・・・・う、陰っちった(沈)。
◆
そこそこのんびりしたところで、再び下総基地へ戻る。朝と同じ方向だろう、とべつに根拠も無いまま、今度は着陸を後から狙ってみようかと、滑走路北端に陣取る。
念の為早めに現着だが、エプロンの方を見るとまだその姿無く・・・・・1435を過ぎても気配無く、受信機も持たずに来たから、ただ堪えて待つしかないわけだが、
ビビビー、という音に振り替えれば、滑走路上でクルマが何かを追い払ってる。そろそろ近い、か?・・・・・もう1500になろうかという頃、ぶぅぅぅぅぅぅぅんん
・・・・・ややっ、とキョロキョロ見回すと、南北どちらの進入経路でもないアサッテの方・・・・・南南東?・・・・・からやってきて、左旋回しながら基地上空を航過
・・・・・とするとだよ・・・・・あーやっぱ、南へ回り込んで行く。今更逆サイへ走る時間も無く、仕方が無いので、一応、て感じで撮るだけ撮る。
びぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・ひゅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・余韻。
◆
あと2機・・・・・移動はやめてそのまま待っていると、敷地の内側を走るジョガーから、今日はもう飛ばないよ、と言われ。時刻は既に1510を過ぎ、
予定としては終わってるハズではあったが、じゃああとの2機は・・・・・一応、しばし粘ってはみるも、遠くハンガーを見ると店仕舞いな感濃厚、
こちらのモチベーションもそろそろ萎えてきて、今日のところはこれにて終了。きっとあの2機は外泊なのに、違いない・・・・・しかしこの、フツーの週末の、
世間的には完全ノーマークな中で独りというのも、スローライフ的な充実感というか、なんとも言えぬ趣があり・・・・・来週は来週として近くまた、再訪したいところ。
◆
ときに朝の通りがかりに羽田チラ見も含めると、現役退役合せて海保が3機、JCAB1機、試作機1機に、そして海自の4機・・・・・なんだかんだで今日は9機見た勘定。
意外にというか、なんというか、ひょっとして1日で見た最多、なのか? どうにも今更ながら。
そろそろ下総基地の一般公開。原油高騰のため云々と昨年は体験搭乗も取り止めになっていたのだが、目出度く今年は実施・・・・・で、その抽選漏れのハガキが届き(哀)。
それよか小月基地の稲刈りの一件の影響が気になってたが・・・・・と念の為下総基地のホームページをカチカチするも、特に残念な話は無い様子で・・・・・
と、ふと目に止まった「土、日、祝日、夜間の飛行について」のページを久々にカチッ・・・・・おっ、この週末飛ぶんじゃん。んー。
あっちゃー、海自機がオーバーランと。ながらで点けてたTVに見入ると、小月基地の滑走路の先の、田圃の中でへろへろになってるのは、ラクダマークに、9044・・・・・
どこかで会ってるような気がするが・・・・・あ、これって最終号機では、なかったか。模型は持ってたハズ。
◆
持ち前の頑丈さで、果たして復帰出来るのか・・・・・海保みたく先が見えてると、それっきりともなりかねづだが、海自ならどうだろか・・・・・ダブついてなきゃ。
そういえばJCABの最後の2機は当初JAXAと自衛隊へ譲渡と聞いた気がするが、もしやドナーとなって最後のご奉公、だなんて。
◆
他に情報は、とカチカチやってると、おっ、ギンギラの「翼をくださいっ!」の全国ツアーがいよいよ始まるんだったか。
美保のゲゲゲの鬼太郎1/200確保。これも箱がでかい・・・。
来たねえ、久々全日空商事シリーズ。出た出たつひに出たの、試作1号機。先々週羽田で見たアレだな・・・・・やはり、初飛行の時の姿らしい。するってーと、主翼の上反角だとか、
エンジンの後んとこだとか・・・・・あああと、主脚のキャスター角(?)だとか? 他には就航当時の渋いANA塗装、お馴染みモヒカンと、あんましレドームボコボコではない、
スーパーYS・・・・・なんだか、一部流石に過去のとダブってきてそーな気がしないでもないが、まずは試作機、うんうん・・・・・で、発売予定が半年近く先と・・・・・
んー、このところの実績からすれば、来年中に出れば御の字か(苦笑)。
ついでで覗いた羽田、久々にブルーイレブン捕捉。やれやれ達者だったかと。「しゅれい」の2機は変わらづ。
書店をうろついてて「ヴィンテージ飛行機の世界」なる本を見かけ。羽田を中心に、戦前から始まって、「あの頃」「あの時」的な諸々を振り返る。
戦後初の「もく星号」などはギンギラの「翼をください!」でもクライマックスであったし、板付もとい福岡空港の「ロイヤル」の壁にもその頃と思しき絵が描かれてて、
天井からもぶら下がったりしてたか。JAL法被着たビートルズはお約束として、ご丁寧にその羽田からの脱出ルートまで記されているのに笑いつつ、
でま、YSはやはり、外せないわけですな。しかしコンコルドも「ヴィンテージ」か・・・・・YS造ってる横であんなモンが飛んでたんだわな。
今年もやって来た「空の日」イベント。いつもの場所でいつものアレでいつもの・・・・・てな具合で日時だけ確認して天空橋へ。さてさてまずは、いつもの門扉から「しゅれい」を
・・・・・ん? 海保のロゴやマークが白く塗り潰されてる。買い手が決まったんだろか? 先週通り掛かりに覗いた時には変わり無かったように思うが、うーむ、
動く時は急に動くのだな・・・・・それより門扉の傍で重機が、少なくとも先週から何やら作業しているのだが、YS見るのに邪魔というのは手前勝手過ぎるとしても、何がどうなるんだか気になる。
◆
今年から会場が変わった。新聞社や海保の一角で変わらずと思っていたから、今年はこんな風に撮ろうとかいう密かな目論みは、あっさり崩壊。今年はずーっと手前の、
普段JCAB機が憩っているエプロンあたりなのだ。テントの受付で下田信夫氏のYSのイラストで変わらぬ入門カードを受け取り、「航空技術」なる業界誌やら団扇やら頂き。
「航空技術」はクラシックジャンボ退役特集らしく。あとで読もう。
◆
JALのハンガーを通り、いざ、エプロンへ。まずはどどーんとJCAB軍団。しかし今年は、YSは無し。とうとう途絶えたか・・・・・海保の方のハンガーの中に、
長いこといると思うのだが、ありゃどうなってんだろな。そういやもう1機はいずこ・・・・・天空橋の方には先程見えた「たまたまそこにいる」だけの「しゅれい」の2機。
逆光だがまずは、ぱちり。北側の端っこに海保のヘリとQ400がいて、民間機はというと、読売だったかのちっこいのがいるのみ。
今年は「ニッポン号」から丸70周年なので毎日新聞が何か、と思ってたがここではやらないか。
◆
海保のQ400に入れるようなので列に並ぶ。待ってる間に聞いた話では、「しゅれい」はやはり、海外の身売り先が決まったらしい。用途は聞きそびれたが、
旅客機として渡って行った仲間は殆どもう飛んでいないと聞くので、やはり特殊用途か・・・・・海保装備のまま輸出出来るものなのかは知らないけれど。
ついでにブルーイレブンの行方を尋ねてみたりして、話の加減では数的にどうも、1機千歳に転属になったと解されたのだが。まあいずれにせよ、もう近い・・・。
貰った海保のパンフにはYSが載っていて、これが最後になるんだろか・・・・・そういえばLA701しか書いておらず、さっきの話を裏付ける。
LA702は元々千歳にいたから、里帰りしたということか。
◆
Q400の内装は意外や旅客機の面影が濃く、ほお、と思いつつ海保のヘリ見たり今年の新機軸なのか灯火類のシブーい展示や、「働くクルマ」などを見たり。
ササラにラッセルに、完全に雪対策以外には使わない風な仕様にその稼働率を思いつつ、テントの下で冷たい麦茶を頂く。そのドリンクサーバの後を覗き込めば果たして、
「JA8720」と「JA8712」のダイモがペタリ。ん、JA8712・・・って見間違いじゃないよな? ソレってたーしか、崇城大学にいるアレ・・・。
◆
大方見て回って、野晒し状態の作業用の櫓を見ると、どの機種用なのかが書いてあり、もしやと探せば果たして、「CAB No.2 YS−11 ONLY」。
あー、そういやJCAB機はJALに委託してたように聞いた気がするが、するともう、これは使わないわけだな・・・・・クレクレッ。(ぉ
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会場を後に、国際線ターミナルの工事現場など見ながらテクテクと歩いて、まずは1タミの催し。今年はJALの新ネタで、キャビンの荷棚の蓋を開け閉めするのに使う道具。
木製で、先が孫の手と金槌の混ざったような形をしてて、実際良い塩梅に背中も掻ける(笑)。ボール箱にガサゴソ放り込んである様は体育倉庫で見付けた謎の道具といった風情だが、
実際に使われているところを、見た記憶が無い・・・・・最近の機種では使わないんだろか?、とそれを裏付けるように「B−747/DC−10」とある焼印が。焼印というのがもう、
グラグラ。旧「JΛL」ロゴがテープで隠してあったりするのが生々しい。これを握ってうーんと伸びるCAのおねいさんの姿を浮かべささやかな幸福感を覚えつつ(馬鹿)、
廃棄価格¥500に釣られて以下略。
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屋上から、先程の会場を遠くに見て、その会場からではチラッとしか見えなかったクラシックジャンボ、JA812J・・・・・すっかり真っ白・・・・・も見て、
今年のHASMはジェットエンジン特集。フルスクラッチと思われたHe178は、チェコだったかの素組み不可能な出来のプラモデルの修正だらけで間に合わなかったものと聞き(笑)、
降りてANAの店を覗くと、1/200試作機が。そーだよやっぱ予定にあったんだよ! 例のデルプラド系で出てたものとは違って、鼻先は黒くなく、
窓回りのライトブルーに赤い線があしらわれても無い。ふむ。で、いつ出るのさ??
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あとはダラダラ。で、さぁーて今週の「官僚たちの夏」わぁ? 「須藤総理」訪米シーンでチラッと、成田の試作機から降りるカット。「YF−11」としての登場なのかは不明。
まとめて撮ったのかな。
近場をトロトロ走るついでに羽田を覗くのだが、このところ海保の「ブルーイレブン」を、とんと見かけづ。「しゅれい」は相変わらず天空橋のところにいて、
今日は垂直尾翼が真っ白な747クラシックと思しきモンが遠くに見えたりしたのだが、ブルーイレブンは居ずや?
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はさておき、「官僚たちの夏」である。先日の「国産コンピューター ゼロからの大逆転」編(笑)の時にほんの一瞬だけ登場した「日本航空機設計」。
ドラマの流れ的にこれは伏線かと思えば予告に出て来ちゃったし、それに前に書店でパラパラ見ただけというのもナンだなと思い、今更に原作を買って読んだ。ナルホド・・・・・
エピソードの振り分けを見るのも「原作モノ」の楽しみのひとつであったりするものだが、主人公が進めた仕事が、劇中では部下のアイデアでしかもそれを却下してたり(笑)、
まあ色々ある中、さて要するにあのドラマ、プロX的なディテールは殆ど後付けなのだな。偉大なる官僚サマ的官尊民卑ノリも、こんなの書く人だっけか?、と思ってたが、
そういうコトなのだ。かのプロX以来、似たような方向性の番組が色々と出てきたけれど、TBSもプロX、やりたかったんかなー。
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はさておき、いよいよ登場、「YF−11」。試作の戦闘機みたいだが、FAAに宿題出されて、三舵問題で大変なのである。解決のために呼び戻されたのであろう「北条」技術部長が
・・・・・なんつーか捻りの無い変名だよな・・・・・成田の試作機の前で素人でも解るような説明をしてくれる。背景の建物はCG合成のタマモノだが、
あれどこなんだろな。しかし何故にその中へ入れずにわざわざ屋外で足場組んで、南の島の前線基地みたいなコトやってんだい・・・・・熊本の崇城大学とか能登の日本航空大学校とか、
ハンガー内でロケ出来そうな所は色々と・・・・・羽田のANAの方じゃなくて海保の方にずーっと入ってるJCAB機なんてのも・・・・・大きなお世話ですか。
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はさておき、スプリングタブである。空気抵抗を弱めて云々というのはまた随分な端折り方だなーと思ったが、そもそものバランスタブの原理からすれば、
まあ合ってるっちゃ合ってるか・・・・・ってソコを指しているようにも聞こえぬが。スプリングタブが最後の突破口てなくだりはプロXのトレース・・・・・いや前間本の孫引き?(ぉ
・・・・・のようだったが、いやあ、しかし無理矢理捻じ込んで来たな、国産コンピュータ(笑)。プロX的ステレオタイプの「総力戦」モードが聊か鼻につくのもさることながら、
いくらフィクションといえど、ここまで来るとリサーチもヘッタクレもないのか、難しいコトと易しいコトの見境も無く抽象化されたハナシに、もうワケわからづ。
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はさておき、チラッと聞こえた「トウニチコウクウ」・・・・・日東航空、ってあったよなそういえば。後に合併して日本国内航空になり、さらに東亜航空と合併することになるわけだが、
最初期に前後して就航したのが日本国内航空と東亜航空だったから、まあ、そっちで「毎朝新聞」的合成ですかな。そしてラストに、ぶーん、と空を駆けて行く「YF−11」・・・・・
ときに赤澤課長的役ドコロは・・・・・唐突感大ながら、強いて言えば池内総理なのか?・・・・・少なくとも、誰かにちょっとは代弁させたかったところか・・・・・
YSが飛行機雲引くなんて見たことも無かったが、ぶーん・・・・・ああ、この音だけは、本物だ(潤)。
ピードモントの1/200のYS確保。箱がでかいな・・・。
ふむ、TBSのサイトで「官僚たちの夏」の次回のあらすじが出てるのだな。どうやら三舵問題を抱えた頃らしい。そこでHAL・・・
じゃなかった(しつこい)「IDN」のコンピュータがどうのこうの・・・・・ナルホド、先々週のはやはり、伏線だったか。史実ではたしか、
FACOM128を使ってたという話を聞く。あのチャカチャカと賑やかな、延命プロジェクトで話題の・・・・・他にも使ってなかったかは判らないが。
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そういえば型式名が見えてこないのだが、YS−11、のまんまではないんだろなやはり・・・・・「あひる飛びなさい」では「輸送機開発委員会」が「YK20」を開発した。
エンジンだけしっかりRRのダートだったりしつつ、三舵問題に苦しむこともなく、華々しくお披露目飛行に漕ぎ着けるのだったが、
今度の「日本航空機設計」のパラレルワールドでは、果たしてどのような運命が。
有明方面。乗り物系をふらりと見て回ってすぐ退散のつもりが、意外と話し込んだりと・・・・・さて、YSの冊子を出している人あり。静態保存機を巡ったもの。
佐賀のは遠くから見るしかなくてぇ、オレ傍で見られた頃行きましたよぉ、それよか青森のアレが傍に寄れなくなってぇ、自分が行った時は中まで入れましたけどねぇ、
成田の皮剥いだの見ましたぁ?、石川のアレがまだ見てなくてぇ、天空橋に那覇の海保機がいますよぉ・・・・・暫し歓談。帰ったら落丁というか乱丁というか、なんか派手な間違いが。おーい。
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そろそろカナ、と構えながら視てる「官僚たちの夏」、自動車業界再編論の頃については本田宗一郎の自伝で読んだかNHK特集「自動車」で視たか、さて次回予告・・・・・
おーし来た! 成田の試作機に足場組んで、整備してる的なカットがチラリ。初飛行へ向けての輝かしいハナシとしてか、産みの苦しみの三舵問題か、
それとも特殊会社の体質と生産中止の顛末まで踏み込むのか・・・・・赤澤課長はいずこ・・・・・剋目して次週を待て! って、録画予約しようと思ったら、
来週は世界陸上で再来週は選挙特番。やれやれ。
TV点けたら、夏休みの安近短スポット紹介的なハナシやってて・・・・・スマステだったかな。東京近郊の観光牧場やら博物館やら、といった中に電車とバスの博物館が登場。
ををを来たかーと見ていると、8090系やバスのシミュレータに続いて、出ましたグラスコクピット化(!)された「なると」・・・・・ん?・・・・・
「ワイエスイチイチ」と小林克也のナレーション。ほお、イチイチと聞くのは珍しいね・・・・・ウィキペディアでも見たんでしょか(笑)。
ふと、昔ニューステでTGVを「テージェーヴェー」とICEを「イーツェーエー」と読んでたのと同じ匂い・・・・・ボクちゃん通だもんね的な・・・・・を感じたが、
ICEって英語で命名されてなかったかね・・・・・まあ、これまたどうでもよろしい。
今TVで「官僚たちの夏」のドラマやってる。モデルとなった会社を詮索するのもひとつの楽しみだが(笑)、このプロXと重なりまくりな・・・・・
てかこっちこそプロXの参考文献ぽい感があるが、その時代を知らないせいなのか、演出の「熱さ」加減というかプロX以上に鼻につくような気がするあたりはさておき、
舞台は昭和30年代、この年代を密かにモノ造りの「傑作の森」と呼ぶ・・・。
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前間本に触れて以来、ノンフィクション、フィクションを問わずYSの登場しそうな本をちびちび漁っていて、例えば「あひる飛びなさい」であったり、
「台風飛行」であったり、或いは退役ブームに乗る形の諸々やらと、どれがどこかは判らずとも(汗)家の中のどこかには確かにある「YS文庫」収蔵書。
伝記的なアプローチの読み物としては城山三郎・・・・・昔ぁし「臨3311に乗れ」をジャケ買い(笑)して・・・・・だろかな、
沢山書いてるしひとつくらいあるだろう、と書店の棚をサーチしたことがあって、その中に「官僚たちの夏」もあった。通産省主導で生まれたYSである、
通産省が舞台の物語とあらば、と期待しつつパラパラ覗いてみたのだが、かの赤澤課長と思しき人物は見付けられず、ヒコーキばかりが産業じゃないわな、
という至極当たり前な事実の前に本を閉じた記憶がある。
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で、今日のお題はコンピュータ。ながらで見ていると、HAL・・・じゃなかった「IDN」がブイブイ言ってる前で国産機がまさにプロX的総力戦なさ中、
「日本航空機設計」・・・・・だっけか?・・・・・がそのIDNを導入を決めちゃいました、みたいな話。をををこんなところで、と食い入るも一瞬で終了(笑)。
ドラマの中の年代的には、もう輸研から日航製に移行していたろうか。史実での初号機のロールアウトは昭和37年、計算したい盛りのハズで、
伏線、になってんのかなこれ。余談だが赤澤課長が杉本哲太の同期とは後で知った。
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一応、と「日本航空機設計」で検索してみると、意外とヒットするので驚いた。有川浩著「空の中」という小説、作家共々知りませなんだ。
ん、図書館戦争てのは夜中アニメやってるのを見かけた記憶が・・・・・で、日本初の超音速旅客ジェット機「スワローテイル」てのを、
開発したらしいのであるなこの日本航空機設計、てとこは。「スワローテイル」は型式に付いた名であるのか、機体個別のものかは定かでないが、
「あひる」と喩えられていたYS−11・・・・・個人的にはあの特徴的なお尻を勝手に「ダックテール」と呼んでるが・・・・・からすると、
そこはちょぉーおんそく・・・・・そういや、国鉄の「つばめ」の名が永久欠番扱いのように見えた頃の、あれはリニア用にリザーブしてあるんだ、
なんてマコトシヤカな噂を唐突に思い出したがこれはどうでもよろしい。
む、お次はピードモント、か。前にも無かったかな・・・・・ってありゃ1/400だったっけか。今度のは1/200、ふむ。
む、美保の鬼太郎のがまた出るのか。1/200・・・・・1/100、1/400とまあ、これが揃い踏みで。はあ。
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振り返るに模型ばっかでホンモノに接していないこの頃。せいぜい海保の、それも通り掛かりに留置中の「しゅれい」をチラ見程度・・・・・んー。