YSな日々 〜奇行ログ


一番下へ



2012/12/20(木)
国立科学博物館で、紙飛行機を飛ばそうという催しがあるそうで・・・・・来年2月、対象年齢的に思いっきり圏外とあって、殆どどうでもいい話なのではあるが、 その課題というのがYS−11を模したものであるらしく。するとアレか、空の日イベントで配っていた、アレか。さらにそれでは終わらず、 羽田の格納庫で飛行コンテストまであるらしい。つまりはJA8610の前で、さらにさらにそのJA8610の見学までとかもう・・・・・ああ子供に生まれたかった。

2012/12/7(金)
やっっっっっっと出た1/200の試作機初飛行バージョン確保。他の予定品の見通しなど訊いてみれば、全日空商事ですからねえ・・・・・って、 まあ、なんというか、ですよね〜(苦笑)。今日のも予約から3年であるし・・・・・残りのANA/ANKのラストフライト2種やフラップ下げシリーズあたりは、 それぞれ纏めて造りそうな気も、するのだけど。それと1/72か・・・。

2012/12/2(日)
栄21の音を聴きに所沢。生録キメてやろうと意気込みつつも、屋外みたいだから整理券無くても音だけは聴けるだろうとタカ括ってたりなアレで、 それでも3回目の整理券には間に合って、前の2回で進行や音量のリハーサルなどして万全を期す。いよいよその番になって、火が入り、 アイドリングとはいえ咆哮を続ける様に重なるは、暁の旗艦赤城はたまた・・・・・色違うけど。 ◆そんな合間に「日本の航空技術100年展」を覘き。零戦からYS−11、B−787、そしてMRJという流れで展示がされていて、 YS的には三面図の青焼きだとか「新しい日本の翼」の映像だとか、別の機会にここで見たものではあったが、しかしイベントとはいえ、 初めて見たなここがこんなにごった返してるのは。


2012/11/28(水)
やっっっっっっと出たか、1/200の試作機初飛行バージョン。「2010年2月発以降売予定」・・・・・嘘ではない、嘘ではないんだケド。

2012/11/14(水)
東條輝雄氏が11/9に亡くなった由。98歳といえば一般には大往生であろうけれども、「五人のサムライ」に託された世代も、 「歴史上の人物」になりつつあり・・・・・初飛行から半世紀。前間本での東條部長は、YS開発については「日本の空を日本の翼で」的な熱さというより、 大いに政治的なプロジェクトの本質を看破した技術者の、クールな割り切りが綴られていたように思うが、ともあれ結果的に「戦後初の国産輸送機」は誕生し、 量産され、そして今も僅かながら飛んでいる。しかしその次、を見届けるには、98歳という生涯すら短過ぎた、のだろか・・・。

2012/11/7(水)
全日空商事め、またわさわさと予定品が・・・・・しかも来年とか、予約状況見て生産数決めるのかは知らないが、 てかお待たせしまくりな試作1号機やANAとANKのラストフライトモノ、1/72のモヒカン、このへんまずどうなるのサ・・・。 ◆で、1/72のは最初に予告されていたモヒカンが、品番的にシリーズ2番目のようで、人知れず非売品か超限定で先に出ていたのかと思っていたら、 ANKのラストフライトが今回その品番に収まった。3番目にはANAのラストフライト。うーむ、寸法もでかけりゃ値段もでかい・・・。 ◆一方、今度のは1/200でANKのトリトンでレジ違い3種、ANAの歴代塗装3種で計6種、「フラップダウン」云々とあり、滑走路端と思しき台座に、 フラップ降ろした状態で進入中、というモノであるらしく・・・・・今度のは¥15K台とまた、大きく出てて。フラップの表現で嵩むのは分かるが、 直近の海自の2種類で地面の板切れが付いて、箱も値段もでかくなってたが・・・・・このシリーズも初登場から11年、デフレのさ中4、5倍になってるよなたしか。 ◆国内の諸々の歴代バリエーションが一通り出て、レジ違いも出て、引退塗装も出て、外国機は他メーカーに任せたまま、お次はドアを開けてみたりエアステア出したり、 あれこれ捻って、そして今度はフラップ出して・・・・・その先、がまだ続くのはどうだか知らないが、こう値嵩になってくるとさすがに、潮時か、とも思われて。

2012/11/3(土)
入間航空祭。晴れの特異日は半分くらい的中らしい感じな空の下、毎度々々のことで新らに書くべきこともなく、開場を前倒しにしたのか待たされることもなく中へ入り、 まずは地上展示の諸々にご挨拶な流れで。 ◆T−4の後、いよいよ飛行点検隊のデモ。空はまだ晴れきってはいなかったが、雲の表情活かしてシルエットで抜くかと、 などとプランB的な狙いへシフトで考えていると、何故か今年はルートが違う「ミス航空祭」の車列が、正面を通った。低空で航過するYSとからめられまいか、 とポジションを確保するも、YSが低過ぎてどうにもならづ。あー。 ◆C1のデモ撮って、昼食にして、F−2やF−15デモ方々な帰投を見送って、いよいよブルーの番というところで、 エプロンの開放区域内で展示してたもう1機のF−15を外へ出すとかで道を開けさせられ、アッチじゃウォークスルーが始まっているというに、 F−15のお通りでございと足止め食う人々・・・・・何もこのタイミングでやらんでもああったく役所だなー、などと言ってたり言ってなかったり。 ◆いよいよブルーが動き出すまでにはF−15の件は済んでいたが、さてどうしたものか・・・・・とりあえず、その離陸を地上のFCとからめてみたり。 YS的には今日はもうこんなもので、あとはブルーを追いかけてみたが、演技の途中で2番機がバードストライク食らってそのまま終了というイレギュラー。 早々に帰る観客をよそに、さっきのF−15の帰投見送って、もう暫くうろついて、なんというか、総じて今年はいつになく、ユル〜く終わった心地。


2012/10/14(日)
久しぶりの新幹線でウハウハしながら、名古屋にやって来た。まずはきしめんを胃袋に収め、あおなみ線に乗って。 ◆国際航空宇宙展。B−787やYS−11の実機展示云々と
日刊工業新聞サイトのニュースにあったハズ なのだが、公式サイトを通じて徐々に詳細が見えて来ると、そのどちらも消えており(苦笑)。 ◆それでも結局来てしま・・・・・いやホレ、会場が「リニア・鉄道館」の斜向かい、ソッチとからめれば空振りリスクは減らせるし入場券付の割引切符もある・・・・・ったわけだが、 前日は拠所無き野暮用が、月曜に持ち込んだところであちこち休みでつまらんし、というわけで日帰り・・・・・しかも鉄道の日に「リニア・鉄道館」・・・・・んなタイトに詰め込んで、 虻蜂取らずにならんかね。 ◆午前中は鉄モードに充て、昼ちょい前にポートメッセ会場突入。特に目当てがあるでもなかったが、閑散という程ではないが混んでる感じでもない会場を一通り泳いで回る。 お、IHIにネ20が・・・・・日本の航空史の展示のところでは1/100くらいのYSの模型・・・・・まではよく見るお約束なのだが、その試作1号機のそれは、 どこかで埃を被ってたのか、黄ばみを通り越して全体的に茶色っぽい。プロペラは粉吹いてるようだし・・・・・模型自体は三菱重工の提供とあったが、 よくよく見れば台座に「NIHON AEROPLANE MANUFACTURING CO., LTD. TOKYO JAPAN」・・・・・ぬをを。 ◆名駅戻ってお次はセントリャー会場だもんでミャースカイ飛び乗ったら全車特別車両でミャーチケット買わねゃーでかんわとか言ってるうちにセントリャー着。 20分くらいかかってエプロンの会場まで辿り着くと、あー、やっぱYSいねえ、787もいねえ、てか最後の望みのドリームリフターまでいねえじゃんか・・・・・一昨日、 積み込みデモまでやって行ってしまったらしい。あーもうあと何見りゃいいんだよ、ととりあえずC−1あたりをパチパチ・・・・・お、ウサギさんと大国主命・・・・・そういやこのところ、 入間のしか見てなかったカモ。 ◆もういいかと屋内の会場へ移動、こちらはフツーに空の日イベントみたいな様相で、物販ありパンフあり・・・・・一通り回って、フライトシミュレータ体験コーナーをあらためて見てみれば、 あれれ「YS−11 COCKPIT TRAINER」の銘板が入っており。なんと。何度も剥がれたり塗り直したりされている気配のメラメラ加減がなんとも・・・・・ 他に「日東航空整備株式会社」「S.62.5.15」「YS−11 CPT改修」などと入ったメーカーズ・プレートも見える。 ◆日本航空専門学校のコーナーだったが、能登から持ち込まれたのだろかこれわ・・・・・どこかで紹介されてたコクピットトレーナーは、窓の塞がってる計器着陸訓練モードな風情だったが、 これはその改造版であるのか、オープンカー然とした上で前方のスクリーンにCG画像が見えていて。無論操作に連動するから、これは立派なシミュレータ。 とするとこれ、まだまだ教材で現役なんだろか・・・・・いやしかし、最後の最後で、カマしてくれましたわ。


2012/9/29(土)
下総航空基地開設記念行事。最早「YSのいない基地」を見届けに行くようなものと化していたが、ともかく天気も良いしで走りがてらで出掛ける。 駐輪場で身支度していると、P−3Cのエンジン始動の音が聞こえて来たので、まずはそちらとイソイソと・・・・・滑走路の向う遠くに、 スカイツリーが見えてるのには今更気付いたが、それを絡めて見送る。 ◆式典があったり空挺デモがあったり、間の空いたところでエプロンの隅やハンガー内を見て回ったが、その姿はやはり、無く。部品取りの海保機も勿論いない。 昼食に食堂へ・・・・・ニュースでやたら見て食いたくなったカツカレー・・・・・お値段は1/6くらい・・・・・行った往復でも、やはり見づ。 ここで保存の線も消えたか・・・・・所沢のジャンク市へでもどんどん流れて行ったのだろか。関係無いけど今年はお店が少ない? ◆昼食後売店覘いて資料展示を覘くと、トムボーイの旗が広げられてて。第205教育航空隊・・・・・震災の大仕事の後、YS共々廃止になった部隊。 傍らには小さいテーブルに、最終フライトで飛んだ機の操縦桿が・・・。振り向けばYSのプロペラが1翔ゴトリと置かれてて、第205教育航空隊廃止と、 改編されて誕生した第203整備補給隊のセレモニーのパネル写真が並んでて・・・・・ややっ、第203整備補給隊のこの、モニュメントわ!? ◆エプロンの方へ戻り、その写真の背後に見えたハンガーと思しき丸屋根と、その色合いを求めて目を皿のようにしていると・・・・・あっ、あれか。 しかしその前の通りが封鎖されていて近寄れづ・・・・・仕方なく望遠で狙っていると、警備の隊員さんが、あれ撮るの?、いいよどぞどぞ、と入れてくれた。 感謝々々・・・・・現役時代の塗装のYSのプロペラが4枚、地面から斜めに突き出していて、水平に寝かされた金ピカの1枚を支えている。 金ピカの方には「第203整備補給隊」の文字。YS部隊の系譜はこの先も続いていく・・・・・そんな象徴のように見える。 ◆体験搭乗が始まったところで会場を後にして、ここまで来たら、と成田まで足を伸ばす。航空科学博物館の西洋朝顔は・・・・・言っとくけどオレ、しつこいぜ。(ぉ  でま着いてみると蔓はまだまだ健在で、おお、ポツポツ蕾付けてら。まだまだ花盛りとは恐るべし・・・・・尤も葉っぱが大分落ちてしまって、 蕾ばかりでは絵面的には微妙、か。また再来という気力はさすがに無く、やっぱり来年だなもう。

2012/9/22(土)
羽田の空の日イベント。天空橋で降りて開場ちょい前に旧整備場地区の会場現着。科博のYSは今年も公開、かの事業仕分けの「成果」のひとつだが、 3年目の今年は、DC−8「ふじ」の姿は無いなど、微妙に縮小ぽい風情が無くも無く・・・・・YSも尻尾から鼻先まで、ロープが張られて右舷側には回り込めづ。 昨年は2階通路から見下ろすことも出来たが、それも叶わづ。一期一会・・・・・昨年アレコレ撮っといてヨカッタ。 ◆鼻先の横では風洞模型やらが置かれ、JA8610のペーパークラフト・・・・・たしか昨年も頂いた紙ヒコーキタイプ・・・・・を配っていたので所望すると、 お友達にも分けてくださいなと5枚もくれた。余ってんのかな。さらに端の方ではHASM(羽田航空宇宙科学館推進会議)が控え目にPR中・・・・・パネル1枚・・・・・ かつては毎年テーマを決めてミニ博物館を開いていたものだったが、斎藤茂太さんが亡くなってからこっち、やや萎み気味に見えるのが気にかかる・・・。 ◆今や年代物のハンガー構造物をからめてJA8610をパチパチやりつつ、外ではJCAB機と海保のわかわし、民間機は無し。JA8709はというと、 環八の方遠くでこちらに尻を向けてる。除雪車のお話し等聞きながら大方見たところで、こちらは終了。色々と面影を探しながら国際線ターミナルまで歩いてみたり。 そういやうみまるは出てきてたが、他のゆるキャラ達とはその後も会えず仕舞いで。 ◆国際線ターミナルでは催しステージ前で場所取りする一団がおり、JALの歴代制服ファッションショーであると知り合点しつつ、バス乗って2タミ、 ソラシドからソラマメ貰ったりしつつ、ANAは相変わらず食器やらばーっかで一瞥にしてスルー、1タミへ移るとJALのところが妙にやる気満々な風情、 いざという時上から落っこちてくる酸素マスクなんぞが売られてて。これのお出ましなシチュエーションを思うと複雑なものも無いではなかったが、思わず所望。 ◆タービンブレードなんてのもあって、コンプレッサーの、大分後の方らしく小さな羽根が並んでて、¥300と書いてあったのがちょっと目を離した間に¥200になってて。 どこぞのジャンク市とはえらい違いだが(ぉ、チタンの良い具合に青く焼けたヤツと、ニッケルのを所望。以前百里かどっかでF15のそれを求めたことがあって、 アレは炙って色を付けた由だったが、こちらは断熱圧縮による天然モノだそうな。 ◆そんなこんなで、あとは展望デッキでタラタラ撮ってりして、終了。科博のYS以外はテキトーに流すつもりではあったが、たまにはこういう、 丸々一日「追われない」日(苦笑)も悪くなく。

2012/9/9(日)
やっと都合のいい週末に晴れた・・・・・というか降水確率の低い日・・・・・かぁぁぁ、というわけでどこか走りに行こうかと。 先日成田で寄った東峰神社即ち元「航空神社」の謂れを辿ると伊藤音次郎なる人物に行き当たる。日本における民間の黎明期の飛行家で、航空界を引退後は成田へ移住、 自ら建立していた「飛行神社」をその際一緒に移し東峰神社と改めた由だが、その後空港建設の計画が持ち上がると、航空界への思いからか進んで最初に農地を明け渡したという。 一方神社の方はその後反対運動の象徴となる・・・。 ◆その伊藤音次郎が師と仰いだのが、かの奈良原三次。活動拠点だった千葉は稲毛海岸には「稲毛民間航空記念館」があり、ちょいとこれを押さえておこうかと。早く着いたついでに、 ちょっと離れた場所の「民間航空発祥乃地」碑・・・・・笹川良一筆・・・・・やらキティホークの松やらちっこいCタンクやらを見て、まだ余ったので海岸を散策した後、 開いたところで鳳号をはじめとする展示を眺めて回る。鳳号はフライヤブルでそれが空を舞う映像も流れていたが、さてその鳳号の後に、なーんか見覚えのある、シマシマなプロペラが4翔。 スピナーのカバーなし状態ででっかい×印を成す。「平成5年3月 協力 全日本空輸株式会社」とあり・・・・・ANAでのYSはいつまで飛んでたんだっけか。 ◆ここまで来たら、と航空科学博物館へ足を伸ばし。なんだ今日はジャンク市やってたんかい・・・・・どれといっても困ったが、シートベルトのグッズが普段より安かったので ・・・・・それでもベルトにしてはそこそこするが・・・・・これを所望。吹き抜けの窓の外の朝顔、前回よーく見たら西洋朝顔の方のようだったので、今頃花つけてるかもなー、 と淡い期待もあったりしてたのだが、ををやっぱ結構付けてんじゃん。しかし内側から見てみればこれがまた、窓の外のYS試作機と絡めようとするところは全然、花が無く・・・・・いや1輪だけ。 ピークはまだかもう過ぎたのか、うーむまた来年、か・・・・・いっそヘチマにでもしてくれまいか(笑)。さーてあとは、スカイライナーと成田エクスプレスでも撮って・・・。

2012/9/8(土)
NHKで「負けて、勝つ」やってて。「バターン号」が厚木に降りるシーンで、音が何故かタービンエンジン、しかもダートのそれっぽく・・・・・うーむここでもかい。


2012/8/30(木)
その朝は霧が出ていたという。やがてそれも晴れ、その時を待ち侘びた試作初号機は、拍車を入れ、ついに地面を切った。恐る恐る風を掴み、空気の道を踏み外すまいと、 ただ真っ直ぐに、ゆっくり、ゆっくりと空を手繰り寄せて行く・・・・・ぶーん・・・・・あれから半世紀。 ◆そんな日なわけでどこか取り上げてないかとカチカチ見て回れば、昨日付の神奈川新聞「カナロコ」、ラクダさんの添乗レポが出ている。「MAMOR」の記事とほぼ重なる内容ながら、 くぅぅ動画がたまらん。飾り気無く淡々としているのがまたいい。下総では「部品取りに使われている退役機」のテロップとともに格納庫内のトムボーイが登場。 プロペラの無いエンジンナセルと、その下に置かれたオイルパンが生々しい・・・。 ◆ときに何かやるだろうと思ったエアライン誌、ここもスルーか・・・・・あの頃の盛り上げぶりは・・・。

2012/8/29(水)
別件でヨドバシのサイトを覘いてたらいつの間にかヒコーキの模型なんぞも扱ってて、音沙汰無しな全日空商事の諸々・・・・・1/200のANK丘珠とANA仙台のラストフライトに、 1/72のANAモヒカンが、9月下旬発売、と出てる。おーしやっと来るか・・・・・試作機初飛行のが見当たらないが多分、予約受付終了なのか・・・・・だよな? だよな?  それともこの3つは結局ちょっと遅れただけで、長らくお待たせな試作機は相変わらずだったりとか・・・・・ともあれ、うーむHOのEF63が出たそばから波状攻撃。

2012/8/23(木)
鉄雑誌のついでに、初飛行50周年だし何か出てるのではあるまいか、とパラパラ航空雑誌を物色するもどうもスルーな感じで、やれやれと諦めつつ目に止まった「MAMOR」。 自衛隊の広報誌のようなアレだが、表紙の隅に「YS−11、健在なり!」とある。 ◆YSの特集、というわけではなく現場紹介シリーズのようで、今回は海自の第61航空隊、あのラクダさんの部隊の紹介というわけで。 「日本の技術力の誇りである名機YS−11に、愛と魂を載せて日々飛んでいる」云々と出だしから熱いのだが、「日本の、いや世界の航空史に名を残す名機」とまで持ち上げるに至っては、 なんだか置いてきぼり感が・・・・・使い易さと国産の安心感から選ばれた的な話も、前間本でのそれとは大分異なる。(ぉ そのあたりはさておき、隊員のインタビューを交えながら、 部隊の仕事ぶりとYSへの労りを紹介する。残った3機で回す運用は結構カツカツらしい。 ◆都内のビルを眼下に厚木から下総への添乗、遊覧飛行並の高度でなんとも羨ましく。ラクダさんの去就については、
ほぼ1年前のニュース で、中古のC−130導入が決まり先行きの短いことが明らかになって・・・・・そういえばその後その予算は結局、通ったのだろか・・・・・いたが、今度の記事ではそのあたりは全く、 触れられておらづ。実際のところあとどれ程、その活躍が拝めるだろう・・・。

2012/8/20(月)
テレ東の「未来世紀ジパング」て番組でMRJの話やっていて。話の端折り方にツッコミどころが無いではないがというのは毎度のこととして、 やはりお約束の「YS−11以来の」な文脈で、冒頭に成田の試作1号機JA8611が登場。YSといえばこれまたお約束の、新婚旅行で乗りましたみたいなインタビューがあって。 ◆そんな前フリの後、前間孝則氏が登場。トリトンブルーのYSの前でエアろくろを回す紹介写真には佐賀新聞のクレジット、 すると佐賀のJA8733・・・・・と思ったがよくよく見れば所沢のJA8732ぽい・・・・・はさておき、そういや氏は佐賀出身だったか、てのもさておき、 「YS−11 国産旅客機を創った男たち」以来、その顛末と、日本の航空機産業界への憂いと希望を綴って来た前間氏。MRJをモノ造りの文脈で語るには、この人かやはり。 ◆以前求めた氏の本に載ってる山男然とした顔写真と、今画面に映っている姿の間の年月に想いつつ、TV向けといえばTV向けな感じながら、 MRJの意義を説く前間氏・・・・・しかし名古屋をシアトルとトゥールーズと並べて三大航空拠点とか、こらまた随分大きく出ましたな。

2012/8/19(日)
ふらりと羽田・・・・・徒歩にて。溶けるような暑さをもう一夏浴びておこうかと出てみれば、吹く風が意外や涼しくやや肩透かし、積雲系の雲がモクモクな空もどこか秋の気配。 そのモクモクと34から上がる飛行機をコンデジで無理矢理撮ったりしつつ、さて天空橋のJA8709もコメントのしようも無い程に相変わらずで、 ひょっとしたら奥に収まるJA8610の部品取りに温存か、と随分とまた今更なコトを考えつつ、付替わった環八を初めて歩く。コンデジなら隙間から意外とイケるな。 ◆道草食い過ぎて国際線ターミナルでデッキに上がるのはやめ、コンビニでアイス買ってバス乗って2タミへ。 ANAのお店は模型や玩具のスペースがさらに削られた感があって、ワゴンに積まれた787就航記念クッキーなるものが目に止まったが、 値段がどこにもなくなんか面倒臭いのでスルー。 ◆しかし全日空商事、音沙汰無しだな・・・・・というわけで模型もチェックしてみるも、試作機は相変わらず発売日未定。 8/30には初飛行50周年を迎えるというに、こりゃそれにも間に合いそうにないな・・・・・とか言ってると出たりして、などと逆説的期待というか未練というか。

2012/8/7(火)
10月の「国際航空宇宙展」でB−787やYS−11の実機展示するというニュースが日刊工業新聞サイトに。今動けるYSといえば、空自か、 海自か・・・・・海自はそろそろC−130へ置き換えが始まりそうで微妙な気もするが、あれはまだだったかな。空自であればPあたりが妥当だろか。 しかし名古屋、かあ。久しく行ってないがその間に、中部空港やら、リニモやらと・・・・・うーむ。


2012/7/28(土)
近場を走りに出かけることにして、ならば成田にしようかと。その道すがら海自下総基地を覗いてみる・・・・・先週催しがあったようなのだが、 行きそびれた・・・・・と、エプロンにはP−3Cがズラズラ〜っと並ぶばかりで、ここのトムボーイに、部品取りの海保機も片付けられてしまった様子。 昨年11月に事故機収容の訓練で吊られたりしていたが、あれが本当に最後のお務め、だったのか・・・・・格納庫内の様子までは判らなかったが、 広い敷地内に1機くらいは・・・・・難しいかねえ。 ◆さらに走って、当てずっぽうに鉄なロケハンなどしつつ、ルフトハンザのA380の離陸など撮ったりしつつ、航空科学博物館へ。広場は整備されて、 JA8611の周りが新たにコンクリート舗装され、機体を支えるステンレスの脚のようなものが追加されてる。その鼻先には、 トーイングトラクターが綺麗に塗り直さた様子で繋がれていて・・・・・これが前からずっといたかどうだったか、記憶が曖昧だったりしつつ。 ◆入ってすぐのミュージアムショップの辺りはすっかりリニューアルされてて、入場口も搭乗ゲートというか金属探知ゲートというか、とにかくそんな風で。 2階へ直行すると、吹き抜けの向うの窓の外では朝顔の蔓が伸びていて、さらにその向こうでJA8611が顔を覗かせる。蔓モノは昨年も見た記憶があるが、 「節電の夏」以来であるのか、それ以前からあったのかはよく判らない。 ◆そしていよいよ「戦後国産機のあゆみ」展会場。外皮が剥がれヒリヒリな頭とも、5年ぶりの対面。今回はMU−2のノーズと並べられて・・・・・JA8767「早風」、 元朝日新聞機。後で調べると交通博物館からやって来たらしい・・・・・ああ、そういやいたいた! で、前と変わったところもないのだったが、 カメラも代わったことだしと、ぱちりぱちりとしばし。壁側には戦後国産機の写真パネルや、YSの開発物語の紹介もあって、後者は前にも出てたものですな多分。 ◆逆順で常設展示のコーナーへ返してみると、747の首のオマケなのか、動体の輪切りが追加されて、貨物の積載される様子を見せているのだが、 何故かそこには初代NSXのプロトタイプがあったりと、何がどうなってるんだか小ネタをかましてくる。さらには映画「ハッピーフライト」で使われた、 セットのコクピット・・・・・あれセットだったのか・・・・・もお目見えで。出演者のサイン入ってんじゃんあれま。 ◆展望室で涼んで空港の方を見ていると、エールフランスのA380がお出まし。それっとさくらの丘へダッシュするも、カメラを出す前に目の前を上がって行った・・・・・あああ。 流石に甘く見過ぎたか。博物館でまだ少し見てから、知る人ぞ知る東峰神社を覗いてみたり。よくよく見ると「航空神社」と書いてあったのを消した跡が。 ほお、とこれを写真に収めたりしていると、取り囲む塀の外から何やら声がして、様子を伺うと警備員がどこかと話してる。 服装がどうのこうの・・・・・ってそれオレかい(汗)。いるだけで意味の生じる場所であることを再認識しつつ・・・・・後で知るには、 元々航空に由来した神社が空港問題の象徴になる皮肉・・・・・ともあれ、また当てずっぽうなロケーションで田んぼとスカイライナー撮って、退散。 ◆しかし全日空商事・・・・・もういいか。

2012/7/27(金)
「秘密結社鷹の爪」がNHKで流れるというのも驚きだったが案の定やや毒が抜けていたりでそのあたりはさておき、ジェット機の音がまた、ダート・サウンドなのだな。 ◆しかし全日空商事、音沙汰無しだな。

2012/7/18(水)
成田というか芝山の航空科学博物館で、先月から企画展「戦後国産機のあゆみ」というのが催されていて、そこではYSの頭が展示されてたようで。外皮が剥がれて見るからにヒリヒリと痛むような、アレ。 最初の公開は5年前のことだったが、その後これまでにもあったかどうだったか・・・・・747の頭の公開が始まってからはまだ訪れてなかったが、うーむ来週末までかあ。 ◆しかし全日空商事、音沙汰無しだな。

2012/7/5(木)
あら、所沢航空発祥記念館で部品即売会、またやってんですか、9月一杯まで・・・・・しかもYS全面、前の「ジャンク市」とも微妙にニュアンスが違ってるような気もするが、 ふーむまだあるのか・・・・・というか後から出てきてるのか、捌けずにあるのか。 ◆しかし全日空商事、音沙汰無しだな。


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