YS−11
YSな日々 〜奇行ログ


一番下へ



2019/12/23(月)
TV点けたら「ファミリーヒストリー」阿川佐和子編やってて、なんと「あひるの学校」の映像が。驚きつつも、そうだよそうだよと見入っていたが、3姉妹が出てるシーンがちょっと、肝心の芦田伸介なし残念。

2019/12/20(金)
羽田にいる量産初号機 JA8610、分解作業が進んでるという報道が先月あったが、NHK によると昨日の日中、エンジンやプロペラなどが搬出された由。行く先は勿論、筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」、 外せた部位から順々に持って行って保管、ということらしい・・・・・胴体が行かないことには、組みようがないし。でその胴体と主翼は来春 3月とのことで、これは夜間に違いなく、 しかし事前情報が得られるアテもなく・・・・・鉄道車両の陸送のイメージであれば、日中トレーラーに載せて、夜中出発なのだろうけど、その日中の目撃談でも、捉まえられれば。

2019/12/8(日)
大河「いだてん」、聖火の那覇到着で、DC-6 の姿は認められたが、本土へは地図上を矢印が伸びるアニメーションでサクッと、終了。カスりもしねえ。色々端折られて源田実の影もないブルーも、 雨予報で隊員は呑みに入り、飛ばないという選択肢はないやろ、と慌てる前フリを仕込みつつ、いよいよ最終回〜ナウッ!

2019/12/6(木)
「鹿児島空港24時 〜開港35周年を迎えた空港スタッフの舞台裏〜」が届いて、早速特典映像から見る・・・・・早速試作2号機の鴨池着陸の模様、今はこの辺りすっかり街に呑まれてる様子なのだが、 パッと見案外広々してる。設備がないのか後部ドアから梯子のようなものでクルーが降りて来て、音はないがワイワイやってる風で、これが聖火空輸の布石であったことが窺えないでもないものの、 そういった説明は一切なく、また空輸本番の映像もない。 ◆続いて 737 が飛来してる映像には驚かされたが、桜島をバックにタキシングしてるから、間違いないのか・・・・・やがて現在の場所へ移転し、発足した JAC のドルニエなどが登場、 そして TDA カラーの YS-11 に、トライスターやらマリンジャンボやら、掘り出し映像を未加工で流しっぱなし、音声そのままでお楽しみください、というのがまた良い。 ダートの音もじっくり聴ける・・・・・そうこうするうち、ラストフライト、そしてフィリピンへのフェリーの模様。本編はあとで。

2019/12/2(月)
大河「いだてん」も密かに待っていたあたりまで進んで来て、昨夜は早くもブルーインパルスのメンバーが前振り的にチラッと登場。五輪を描くまでの経緯については色々端折ってある風だったが、 次週はいよいよ聖火が日本にやって来る、らしい。予告では前日の雨予報まで進む様子だったが、アレか、ブルーの二日酔い・・・・・エアラインで色々出てる昨今、やるかねソレ。 それはさておき、聖火とくればですよ、那覇からそれ空輸した飛行機は? そう、YS-11 試作 2号機ですがな。日航製から売り込むくだりや、鴨池時代の鹿児島空港に降りてみせるシーンなど、 面白そうではあるのだが、もう残り時間がない。サラッと当時の映像流して終わりだろうな。 ◆などと思いつつふと、「鴨池」と「YS-11」でググってみれば、「鹿児島空港24時 〜開港35周年を迎えた空港スタッフの舞台裏〜」なるタイトルの DVD が、ヒットした。そこに特典映像として、 聖火空輸前に行われた、鴨池への着陸テストの映像が収録されている由・・・・・なんと! さらに JAC の YS-11 のラストフライト、退役後のフィリピンへのフェリーフライトの模様も収録という。 発売元は南日本放送・・・・・あれれ、10年以上前に「ありがとう日本の翼 YS-11」や「南の空、愛してやまず 〜YS-11と人々〜」を、買ったところだ。その後ノーマークでいたが、 後者の同じ年に本作が出ていたらしい。そしてまだ売ってる・・・・・是非に及ばづ。(ぉ


2019/11/23(土)
航空雑誌をパラパラ。各誌入間航空祭の記事では、ブルーが不発だったせいか意外と YS-11FC の扱いが大きめ・・・・・と、「航空情報」だったか、今年が最後、と言い切ってる。 えーっ、来年度退役予定の 1151 は、11月以前にお役御免なのか? 他誌をあらためて見返すと、来年も飛んでくれるか、と不透明ながら含みを持たせてる中、「航空情報」だけそれはないと断定。ハテ? ハテハテ?

2019/11/15(金)
羽田の量産初号機の分解が進んでいるとの報道。最初伝えられたところでは、全くうろ覚えで印象程度のものとして、今位には搬出のようなつもりでいたのだったが、 全く勘違いであったか、調査などで時間がかかったのか、移転先の都合もあったのか、搬出は来春 3月頃という・・・・・見逃したのではと思っていたから、まだそうではないという安堵感と、 それは事前に知り得るのかという不安と。翼を外し、胴体だけになれば新幹線の車両くらいの大きさ、それなら鉄道車両の陸送の要領で行けそうだが、問題は日取りであって、毎晩張り込むわけにもいかづ。 恐らくは当日の日中、トレーラーに載せられエプロンに出てそうなものだが、その目撃談にアンテナ張るしか、ないか。

2019/11/3(日)
入間航空祭。晴れの特異日でありながら前日まで予報に傘マークがチラついていたためか、0800頃駅に着いて、そのまま臨時改札から割とスルスルと入れてしまい・・・・・毎度どうも勝手が違うのだが、 もう、アッチの門、コッチの門と巡らすまでもないか。踏切を過ぎ中へ進みつつ、まずはその途中にある記念切手のブース。残り 1機となった YS-11FC も来年度には退役の由なのだが、 入間での飛行展示となると、退役のタイミングによっては今回が最後になる可能性は、無いとは言えづ・・・・・というわけで、来年まで切手に載ってはいるかもしれないが、今年は押さえねばと。 いい具合に、隈取仕様の C-1 も一緒に載ってる。 ◆最初のミッションをクリアしたところで、エプロンへ向かってずんずん進む。その道すがら、第402飛行隊整備小隊のコーナーがあって、「この先注意 恋に落ちます」とある注意書きがまたなんとも、 自衛隊クウォリティーな味わいなのだったが、あれだないつものイケメン投票か何かだろう。それを過ぎてエプロン北側に出ると、お馴染みの C-1 に、でーんと目立ちまくりは美保の C-2、 そして 60周年記念マーク付きの、小牧の C-130。ここいらをパチパチ撮りながら南へ向かって舐めていくのだが、その先遠くから、ビィィィィィィン・・・・・耳覚えのある音。 えーっ、あれは RRダート!? 出番は初っ端でないからと思ってたら、もうエンジンかけてんのか・・・。 ◆あれか、と思った機体は、先に退役した 1160。もう現役でないからか、他の列線とは離れてフリーエリアの中にぽつんといる。C-1やらに遮られてか、音の主であろう 1151 が見えないが、 エンジンスタートは見逃しちゃったし、慌ててそこまで行っても入れ違いにタキシングで出て行かれそうだしと、そこは諦めて、1160 やら、見納めになりそうな RF-4 ファントムII やらを撮っていたら、 ダートの音が変わった。やはり出て行ったか・・・・・ならばと、ブルーの列線越しの上がりを狙ってポジションを決めて、いざ、いざ、と待ち構えていたが、肝心なところで全然ピントが合わず玉砕。 レンズの AF のスイッチがずれて、10m より手前しか合わなくなっていた。なんだよそれ(涙)。 ◆気を取り直し、エプロンを更に南へ進むと、いたいた、1162、YS-11EA! さっき電車からチラッと見えていたのだよ。手前に他の機体がいてクリアではないが、 うち 1機は限定レッドラッキープレーン(違)の T-4 で、これなら絡めるもよし。暫くあーでもないこーでもないと撮っていると、ミス航空祭のお姉さん方の車列が、その手前を過ぎった。 ををを、思わぬ絡めモノ。 ◆オープニングフライトを見上げ、いよいよ出番。曇り空で手応え的には今一つ・・・・・ではあったが、シルエットが雲に透けた薄日を隠す瞬間を捉える幸運。離陸までを逃した埋め合わせには、なったか。 着陸灯を点け最終アプローチでバンクする姿、タキシングしながら中で手を振ってるところ、など毎度な流れでパチリ、パチリ。お次は救難デモ、そして C-1 の展示飛行と続くのだが、 退役が進んでるからか災害対応で出払っているのか、4機のみとはちと寂しい。2機編隊のローパスも全然離れてて構図に収まらず、今回は往時の「入間インパルス」とは聊か遠く。 1160 と絡めて空挺デモを見上げる。 ◆昼休みを挟んで、ブルーの時間となったが、まだ薄日も差してた空模様はすっかり曇り。雨だけは降ってくれるなと、そこだけ祈るのだったが、折角いい位置に 1160 がいるので、 これを絡めてさくらとか、キューピッドとか・・・・・と組み立てつつ、まずは 1151 の鼻先と絡めて離陸を・・・・・編隊離陸止めてたのだなそういえば。 そして 1160 の鼻先越しに、着陸灯を点けてやってくる 6機編隊を、まずはパチリ。続いて・・・・・と魚眼を出して待っていると、二度三度と形は変えつつ編隊で航過、ばっかり。 っかしーなー、っかしーなー、と訝しんでるうちに「いよいよ最後の演目です」って、えーっ! アクロ無しかい。ハートも星もサクラも、1160 の鼻先越しのコークスクリューも、 ぜーんぶ無しかい! トホホ・・・・・まあ、雲底が低そうだったよなあ。 ◆となれば帰投に賭けるしかない。ブルーが戻る前から、ファントムII が支度にかかっていた。その様子を撮りながら、いよいよタキシングに入ったのでエプロンの後ろの方へ下がって、 離陸を鬼連写。アフターバーナーメラメラ。取って返してまたゴーっと行く。退役間近、今生の別れとばかりに繰り返し暇乞いをして、空へ帰って行った。続いて、F-15が、F-2が、 バリバリバリバリとアフターバーナーを噴いて上がって行く。生憎の空模様だったが、それ故の暗さのお陰で、炎が映えた。1160 の傍へ戻ると、C-2 が帰り支度を始めていて、 からめてパチリ。一昨年の美保以来の、YS-11 と C-2 のツーショット。最後に 1160 越しに C-2 の離陸を絡め、今年の入間を締めくくる。目当てのシーンは逃した一方で、 瓢箪から駒のようなシーンにも恵まれた今回。そんなこともあるから、止められない・・・・・とか言ってられるのも、いよいよ来年が最後。ひょっとしたら、今年が最後。


2019/10/9(水)
動態保存などを除いて「現役」と呼べる YS-11 は、最早空自の・・・・・エンジン換装のスーパーYS を除けば、FC の 2機を残すのみとなっていたが、うち 1機、12-1160 が昨日ラストフライトを行った由。1160 といえば
つい先月、横田で会ったばかり ・・・・・あれが最後だったか。あの時には「今年度」とは聞いたけれど、入間航空祭を待たずにとは、思わなんだ。自衛隊機が飛ぶのを見るのは専ら展示飛行ばかりだが、一度だけ、 本来の飛行点検任務で飛ぶ、「お仕事中」の姿に会ったことがあり、昨年のことだったが、それがこの 1160 だった。ともあれいよいよ、残すところ 1151 のただ 1機。

2019/10/1(火)
ヤフオクに出てて入札不調に終わった JASカラーの YS-11、その後買い手がついた由。ぽーんとゴセンマンエン・・・・・値切らず即決価格とは太っ腹・・・・・で話を付けたお大尽がいたらしく、 ヤフオク通してたら手数料だけでも、ちょっとしたクルマが買えるナーというのはさておき、伝わるところでは”著名な日本のビジネスマン”らしく、誰なんだろ。最近会社売った人?(笑) ・・・・・いずれは明らかになるだろうけども、自家用か、動態保存か、或いは・・・・・しかしこの一件を通じ世間的には、エアロラボの試みが全く、忘れ去られてるようなのだな。


2019/9/23(月)
休みの日は雨がらみか、晴れても丁度他の用事が被ったりで、なかなかバイクに乗る機会もなかったこの頃だったが、台風一過(?)なところでようやく機会が・・・・・もう2ヶ月ぶりだよ。 風吹き荒ぶ中東京湾を渡り圏央道を走って、はにわ道から・・・・・またまた成田(笑)。まずはリニューアルなったばかりの、航空科学博物館。今日は空の日イベントが予定されてたらしかったが、 この強風で中止らしい。2ヶ月前と同じく、正面に西洋朝顔は、やっぱりなし。3.11 後の節電が叫ばれた頃に見たのだったと思うが、あの頃だけだったかもしや。 ◆今日は入場無料、そうでなくても入る気ではいたのだったが、入ってまず、YS-11「なると」の輪切りが、なーい! えーなんだよそれー、とブーたれながら 2階の吹き抜けへ上がり、 窓越しに外の試作機を見ようとしたら、垂れ幕に阻まれ見えなーい! 垂れ幕はリニューアルを謳うような内容でもなく恐らく常設、日除けを兼ねているのだろう。ここからの眺めは、 朝顔が無いなら雨粒絡めでもと考えてたのだが、駄目か。もう駄目か。 ◆成田空港の展示があった場所は映像のパネルがある他はやたらスカスカな印象、新館が出来た分持て余してるのかと思えば、その新館は新館でシミュレータのコクピットが 2つ程、 NECのでっかいマルチコプターが置いてある他は、何の用途か小学校の講堂のような舞台があるくらいで、あとは屋上でヒコーキが見えますよ、という程度・・・・・フロアが増えた分以上に、 中身薄くなってないかこれ。全体的に、現物に宿る物語に耳を傾けるような如何にも博物館然とした展示より、子供を遊ばせておく施設、といった風へよりシフトした印象。尤も元々そっち方向だったケド。 ◆外の裏手の方でシートを被った怪しい物体が目に止まり、その大きさカタチからしてこれは、JA8711 の首と思われた。本館の図書コーナー近くの窓から窺うと、 果たして外板を剥がされ構造体露わの部分がチラリと、シートの下から覗いていた。これまた中で展示すればいいのに・・・・・だだっ広いフロアが有り余ってるのに、やらないんだよ。 もういいかなここは・・・・・今日は安定の南風、この先の季節徐々にその機会も減るであろう中、牛久大仏とホヌの絡みを、撮りに行くのだ(笑)。

2019/9/14(土)
横田基地の催し。ちょっとだけ覗いてから、参加してる今日が初日の写真展へ・・・・・と思っていたら、なんと入間の YS-11FC が飛来の由。4年前の美保の YS-11P 以来、恐らく 2度目。 YS-11FC も伝えられるところではいよいよ来年度で退役、EA/EB はあり得ないと考えると、残された間に全部来たとしても、最大で 2度しかない。予定は入れ替えだ。 ◆昼もとうに回ってから牛浜。地上展示とステージのプログラムは予め出ていたものの、飛行展示が全く不明なのだったが、向かってる間にどうやら、A-10 が飛んだらしい(涙)。 オスプレイも見たし他はさておき、A-10 かあ・・・・・それは忘れることにして、美味そうな匂いを振り払いながら会場をずんずん進んで行くと、いた。12-1160。 クルーの方が立ってらして、色々説明してる。1160 は今年度で退役らしい。もう 1機、は 52-1151 と思われるが、これも来年度の退役予定、来年の入間航空祭まで残っててくれますかねと訊くも、 そこまで明言するわけもなく。部品終わったらそれまで、とも言われた。 ◆4年前とは他の機種との並びも違えば、得られるアングルも違っていて、色々と算段していたのはほぼ空振り。C-1 や C-2、飛行展示のオスプレイなど撮りつつ、夕暮れに期待していたが、 地上展示エリアの追い出しは思いの外早くこれも駄目、シェパード連れた MP が横並びで押してくる。カタコトの日本語に穏やかな笑顔と、言うこと聞かないとアレだよ、という凄みのようなものを伴う感じは、 自衛隊でのそれとは一味違う。一方、犬カワイーとか言ってスマホを向けるお気楽日本人(笑)。そんな世界最強の軍隊を前に、せめてはとシェパードと YS-11 を絡めて、パチリパチリと撤退戦。 ◆あとは肉食ってビール飲んで、未練タラタラで暮れる YS-11 を、照明に浮かぶ YS-11 を、遠目にぱちり。月の出もチェックしていたが追い出されてしまうと方角が反対、生憎の雲から透けるまで焦れつつも、 ステージ前の C-130 と、どうにかパチリ。入間航空祭が毎度々々忙しないので、YS 来なくても、たまには良さそうで。

2019/9/13(金)
入札なしで終了、か。

2019/9/12(木)
ヤフオクの YS-11、有名な院長サンが応札する旨のニュースが。学校サボって、小牧まで初飛行を観に行ったらしい。一瞬 YS-11 がドバイの空を舞う姿が頭を過ったが(笑)、 ニュース記事によれば、落とす気満々のご様子・・・・・即決価格をぶっ込む気はないらしい・・・・・ながら、読み進むと、自衛隊に寄付をお考えとの由。えっ? ◆現役最後の空自所属機、飛行点検機の YS-11FC と電子情報収集機 YS-11EB については、後継機のスケジュールの報道もなされており、伝えられている感触ではあと 2,3年で退役と思われる。 今一つ不明なのは電子戦訓練機 YS-11EA だが、後回しの可能性もあるにせよ、退役が近いことには変わりないだろう。つまり空自としては、ここで老朽機を寄付されたところで、改造までして使う理由がない。 予定外の予算・・・・・税金である・・・・・もかかる。 ◆部品取りにしても、こればっかりはコンディション次第であり、そもそも先に退役した機体の発生品が、それなりに確保されてる筈だ。縁もゆかりもない機体を基地内に静態保存もあり得ないだろうし、 そんなこんなで、うっかり引き取ろうものなら、持て余すこと必定。繰り返すが取り扱いに税金が使われることになる。 ◆院長サンの動機は分からない。世間の気を引こうとか、面白半分に言ってみたとか、そんなことでは決してなく、本気で落札をお考えだったと信ずるものだが、愚考するに、どこまで周辺事情をご承知の上で、 応札の意思表示をなされたのか・・・・・空自の現役機が 2機だけでは ない こと、現役機も既に数年のうちの退役がスケジューリングされてること、一方でエアロラボのような保存活動があること、 教材ながら日本航空学園も 3機保有していること、国立科学博物館がついに動態保存を断念したこと・・・・・そんなことにはお構いなしの、お大尽ならではのフットワークの軽さ、なのか。 ◆などと巡らせているうちに、ご本人が「やめた」と。何か盲点に気付かれたのか、当の空自に寄付を断られたのか、邪推しても仕方がないが、やはりドバイを飛ばして欲しかった(笑)。

2019/9/10(水)
ヤフオクに出てる YS-11、ネットニュースであちこち後追いしてる様子なのだが、ふと今更に気付いたのが、「世界で自衛隊で2機運用されている以外当該1機しか実用機はありません」なる文言。 ここだけ独り歩きしているきらいがあるのだがナルホド、エアロラボ機は動態保存機であって、実用ではないだろう。だがちょっと待ってほしい。恐らくその 2機とは飛行点検機を指すのであろうが、 同じ入間基地所属の電子戦機、エンジン換装の「スーパーYS」を、お忘れじゃあ、ありませんかね。こちらの方が少しだけ、退役も先であるらしいのだが・・・・・ダートエンジンとも断ってないことであるし。 ときに「発送元:栃木県」て(笑)。

2019/9/7(土)
ヤフオクに YS-11 が出てる、という話が流れてて。どれどれと見てみると、フィリピンに渡った JAS 塗装の機体。見えた”RP-C2252”なるレジを頼りに検索してみると、元 JA8723、TDA からJAS、 1996年まで日本で飛んでいたらしい。それから 20余年、JAS 塗装のままフィリピンで飛んでいたことになるが、わざわざ他の色に塗り替えることはせず、補修で塗るくらいで、このまま通してきたのだろうか。 出品者によると専属パイロットも雇えるような風ではあったが、機体そのものは大体、日本の大都市郊外で建てる一戸建てくらい・・・・・かなり幅があるが・・・・・か、といった風で、 まああれだ、人生で一番大きな買い物、にはならない人向け、でしょうなあ。どこぞのお大尽の手で、日本に飛来したら、なんて・・・。


2019/8/29(木)
NHK が報じたところによれば、羽田にいる量産初号機 JA8610、茨城は筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」というところへ、移転する由。これまで科博が動態保存に努めてきた機体だったが、 科博所有のままではありそうな様子ながら、陸送にあたって分解・組み立てを経た後は生態保存になる由で、つまるところ動態保存自体に関しては、最早これまで、ということらしい。 往く先の「ザ・ヒロサワ・シティ」・・・・・これまで聞いたこともなかったが、製造業から、博物館や美術館、ゴルフやレジャーに宿泊施設、学校法人と、手広く展開している企業グループであるらしく、 創業家は地元の名士、なのかもしれない。鉄道車両の保存もしていることを今回知ったが、これも縁、訪ねないという選択肢はない。 ◆これまでの経緯を振り返るに、「科博が羽田で保存しているらしい」という情報自体はあったものの、長らく非公開のままだった。今の国際線ターミナル付近にあった JAL の格納庫に収まっていて、
その取り壊しで追われた のが 2004年の春、旧整備場地区の ANA の格納庫に移ったらしいのだったが、そのすぐ前で行われていた「空の日」イベントにも、顔を出すことはなかった。 ◆風向きが変わったのが、 2010年の事業仕分け で、この時俎上に乗せられた科博の取り組みの中で、広く国民に見せて活用を、という話になり、同年の夏には 見学ツアー が、続いて開業目前の国際線ターミナル前のエプロンを解放しての 空の日イベント で、初の本格的なお披露目と相成る。 翌年には ANA の格納庫も取り壊されしまい、最古のカマボコ形格納庫に落ち着いて、以来旧整備場地区での空の日イベントでは毎年、会うことが出来たのだったが、 それも長くは続かず、2016年には旧整備場地区の空の日イベント自体が、なくなってしまう。更に翌 2017年にはそのカマボコ格納庫も取り壊され、中にいた筈の JA8610 の行方は、 杳として知れづ・・・・・そんなところへ、今回の報せなのだった。 ◆羽田の敷地内を巡る、生存を賭けた旅とも言えた。かつては同じ敷地内に現役の仲間がいて、やがて去り、最後の 1機となった。HASM(羽田航空宇宙科学館推進会議)が、 ここに博物館をと運動を展開していたが、成就の暁には、JA8610 が収まった可能性もあった。しかしながら現実には周辺の再開発にあたってはそのような施設の余地はなくなり、 旧整備場地区の整理もあって、早晩、居場所を失うことが明白になった。HASM のメンバーには相模原市議がいて、 返還される米軍用地への誘致 を模索、市長選にも出馬するも、これは叶わなかった。刻々とデッドエンドが迫る中、動態という学術的な意義を半ば放棄してでも、託す先に選んだのが、「ザ・ヒロサワ・シティ」ということなのだろう。 勿体ないと言うのは簡単だが、この社会の産業遺産への無関心、を前にしての選択であることは、重い。

2019/8/20(火)
1年程前静岡限定版で出てた、デアゴの「JAL旅客機コレクション」、全国販売の由。YS-11 の 2機セットの号だけは、なにげに静岡版で押さえてたりなのだが、さてどうする・・・・・DC-6 とか DC-8 とか、いいよな。

2019/8/12(月)
コミケ。ブースを離れちょいと周囲・・・・・専らメカミリ系・・・・・を見て回ると、ヒコーキなあたりで、よくある「REMOVE BEFORE FLIGHT」のヒラヒラキーホルダーを並べてるところがあって、 真っ先に目が止まったのが飛行点検隊をあしらったソレ。なんと。あれこれ 10種類以上あったように思うが、飛行点検隊と YS-11 試作機の「YS-11 PROP-JET」、飛鳥なんてのもある。 なんでも業者に特注で作ってるらしく、相応のクオリティーの刺繍。うううたまらん・・・・・ひとまずは、YS試作機と飛鳥所望。サークル名控えるの忘れた。


2019/7/27(土)
長い梅雨・・・・・というか週末ばかり雨模様なところで、ようやく晴れ間に恵まれ、ホヌでも撮ってみよかと午後から成田へヒコツー。午後の到着便をこなして、折角だから夜の出発も、と欲を出し、 間の暇潰しがてら、リニューアル中の航空科学博物館を偵察。入館時刻を過ぎてしまっていたが、屋外展示は大体そのまま、気になっていたのは建物正面の様子で、南向きのそこには以前、日除けの西洋朝顔が植えられ、 建物中の吹き抜けの上からは外の YS-11 がその弦越しに見えてたので、それをまた狙おうかと、ちょっと考えたのだったが・・・・・どうやら植わってない様子。


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