YS−11

YSな日々 〜奇行ログ


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2022/5/15(日)
「ザ・ヒロサワ・シティ」の乗り物コレクションコーナー、公募していた名称が「ユメノバ」に決まったとのニュース。年内のリニューアル・オープンを目指してる、との由。 量産初号機が羽田を後にしてから 2年あまり、当初は年内公開とアナウンスされてた気がするが年明け、春、また年内、直近には今頃だったように思うが、 その間には「科博廣澤航空博物館」に発展、更には周囲の既存の乗り物コレクションを併せて、千葉の消防自動車博物館・・・・・何度か訪ねたがとうとう「じぷた」に会えず・・・・・も移転、 一帯をまるっとリニューアル、というところまで膨らんでのオープンであるから、待った甲斐はあったと言うべきか。


2022/4/20(水)
一昨日、有明海に小型機が不時着して亡くなった人がいる、昨日、海底の機体を発見・・・・・というニュースは認識していたが、今日になって出て来た、 亡くなった”本村栄一さん”の名・・・・・あーっ! 元 JAC の機長ではないか。そのラストフライトで沖永良部を発つ際に、エプロンで機体を大回りさせて挨拶していた、あの方だ。
2001年に一時的に松本に就航した、その初便 の機長も務めておいでであった・・・・・というかその時何故か、遠目に窺えたその貫禄が印象に残り、その後メディアへの露出を見るうち、なるほどと思えてきて、 先に触れたラストフライトは、ああやっぱり、となったのだった。 ◆YS-11 の退役後、まだそれが飛んでいたフィリピンにパイロットの職を求めた、というような話も伝えられていたと思う。図らずも、その後ずっと飛行機に携わってらしたことは判ったが、 まさかこういう形で、またお名前を目にすることに、なろうとは・・・。

2022/4/19(火)
「科博廣澤航空博物館」、最後に接した情報では来月にグランドオープン、だったと思ったが、その前月に迫ってなお、音沙汰がない。羽田にいた量産初号機 JA8610 が彼の地へ移ってから、 丸2年。再び組み上がったのが一昨年の暮頃、翌年即ち昨年の年初か春頃には公開する話のつもりでいたら、昨年春に「科博廣澤航空博物館」発足の報道、 コレクションも増えたようで、年内には公開というようなことになっていた。ついでの用で
昨夏様子を見に行くと どうも、ザ・ヒロサワ・シティ内の他ののりものコレクションと併せてリニューアルへと、話がスケールアップしてる様子だったが、オープンが年内から今年の 1月、 そして 5月に、その 5月を前に、開く気配がない。こりゃまた延びるか。

2022/4/11(月)
MRJ もといナントカジェットの3号機、JA23MJ が登録抹消らしい。ANAカラーでパリ航空ショー・・・・・もう 5年前だ・・・・・へ飛び、その塗分けはANAへの「強い気持ちの表れ」 とのことで、アレですかね YS-11 の時のように逃げないでぇ〜、てことですかいなどとイジワルなコト言ったのも今は昔、あの時の塗色の JA23MJ、買っちゃったんだよなあ、1/100 のヤツ。 後々いい記念になると思ってサ・・・・・まあ語り草にはなってるが(苦笑)。


2022/3/23(水)
NHK「たけしのその時カメラは回っていた」、突発ニュースで 1週間延びたが、今回の「大空への挑戦!」、最終回の由。で、 予告で示されてた「開発予算を獲得するために開発陣がとった前代未聞の秘策とは?」は、まあ「Yokohama Sugita で 11日に会いましょう」のアレに違いないのだろうが、 内容的にプロX 以上のものは、多分ないな・・・・・と実際視てみると、当時の記録フィルム等々交えて、意外と中身が詰まってる。他は「レッドバロン」だとか、 そしてベル X-1! 当時の記録映像から逆に、「ライトスタッフ」の完コピぶり・・・・・しかも色付き・・・・・を再確認した心地。意外やお腹一杯。

2022/3/21(月)
「JWings」誌は国産自衛隊機の特集だったが、その前に YS-11FC、52-1151、自衛隊納入初号機の記事。ポスターも付いてる。スバラシイ。まずは YS-11 にまつわる歴史のおさらいと共に、 52-1151 のディテールを紹介。その結びでは、解体の危機が訴えられていて、これが正直、意外だった。美保では C-1 と並べて保存され、そこへファントムも加わった。 入間だってその程度の場所くらいはあるだろう、とぼんやり認識していたのだったが、どうもそうではないらしい。 ◆次へ捲ると、「鳥養鶴雄 YS-11 の思い出」。その 52-1151 の傍らに氏が佇んでらっしゃる。かの「プロジェクトX」に出演されていた際に、 初飛行を見送りながら「はぁ飛んだよね、はぁ飛んだよね」と言い合ったというようなお話をされていたのを記憶するが、今回のインタビュー記事、日航製関係者の肉声は、今や貴重。 初期型が ANA からダメ出しを食らったこと、FAA のチェックを受ける中でフェールセーフを叩き込まれたこと・・・・・ことにフェールセーフについては、 年々新たな知見で更新されるものであってまた旅客機を飛ばすつもりなら伝承が必要、というようなことを仰っていて。 これはもう、まさにそこで躓いた MRJ もといナントカジェットの体たらくを、念頭に置いてらしたに違いなく。


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